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電子書籍 ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

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電子書籍-ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~
著者: 三上延
定価 ¥615(税込)
BOOKFANポイント: 34 pt
or
Tポイント: 28 pt (Yahoo!ウォレット決済利用時)
出版社名 KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
eBookJapan発売日 2015年03月03日
対応デバイス Windows  /  Mac  /  iPhone  /  iPad  /  Android  /  ブラウザ楽読み
電子書籍のタイプ リフロー型
ファイルサイズ 1.7MB
連載誌・レーベル メディアワークス文庫
関連タグ 小説・文芸  /  小説・文芸 ミステリー  /  小説・文芸 推理  /  小説・文芸 サスペンス  /  メディアワークス文庫  /  KADOKAWA  /  KADOKAWA / 書籍
平均評価
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ブクレポ 6件

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ビブリア古書堂の事件手帖 OFF
三上延 OFF

内容紹介

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。
ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。
今度は依頼者として。
違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。
署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。
本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。
四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。
それには二人の祖父母が関わっていたのだ。
過去と現在、まるで再現されるかのような奇妙な巡り合わせに、薄気味悪さを感じる二人。
それは偶然か必然か? 深い謎の先にある真実とは?

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

書籍一覧 > ビブリア古書堂の事件手帖

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: りえこ 投稿日:2015/11/14

一巻と全く逆の構図

重傷を負って入院中の五浦大輔と、付き添う栞子。一巻と全く逆の構図。
どうしてこんなことになったのか。


それは、六月に入ったころのこと。ビブリア古書堂に投げ込まれた一通の手紙から始まる・・・。


栞子が大怪我を追ったあの事件は、さらに昔の、太宰の古書にまつわる五十年も前の事件を引き寄せ。
そこには、彼女の祖父の痕跡まで見え隠れし。
五浦もまた、絡まりあった因縁と無関係ではいられず。。。




母親だけではなく、お祖父さんまで似たようなことやってたんだなあ。
なんか、4巻あたりから感じていた、栞子さんの血脈に関わる因縁というか、業というか、そういったテイストがますます濃くなってきたような気がする。
呪われた血を引く姫君、みたいなの。
この後は、そういった古い血を断ち切り、五浦と新しい道を歩んでゆく、みたいな話になるんだろうか。

ニックネーム: ねこ太郎 投稿日:2015/08/10

過去からの宿縁のなせる業か

縁は異なもの味なもの。
狭い世界では時折、人間関係が複雑に絡み合うことがある。


「知識が豊富で、美人。多少欠点もあるがそれさえ受け止めてくれる恋人もできたらしい。」
どうして人は嫉妬の炎を燃やすのか。その先には破滅しかないことがわかっていても紅蓮の炎を消すことができない。
鳥も動物も美しさのゆえに、貴重なるがゆえに獲られ危難に遭う。人もまた然り。


執着。それは欲望?それとも生きる活力?釈尊は万物は流転し諸行無情なるがゆえに、執着を捨てよと説いた。と同時に煩悩を活力に転換する方策も説いているという。
この物語に登場する人物たちは皆、常人よりちからがある。その源はあくなき執着か。悪しき面が暴走するか善の面が秀でるか紙一重の差なのかもしれない。

ニックネーム: アーミー 投稿日:2015/03/10

奇妙な巡り会わせは、最初から?

北鎌倉の古書堂を舞台に、古書をめぐっておこる
さまざまな事件とミステリーに挑む、店主栞子さんと店員五浦くん。
このシリーズの第6弾目です。
もうすでに、こたろうさん、3kiさん、まーちさんといった
ブクレポのお仲間の巨匠たちが
それぞれの想いがつまったレポを書かれています。

何を今さらレポなんて・・・と思ったのですが、
読んだ本の記録を残したいという思いから、レポを書くことにしました。

今までの作品とちがって、
今回は太宰治の作品オンリーで成り立っていました。
『走れメロス』『駈込み訴へ』『晩年』
有名作品の稀有な限定版をめぐっての事件が
立て続けにおこります。
ひもといていけば、事件の根源は、
栞子さんと五浦くんの祖父母の時代にまで遡っていたのです。
第1作目の栞子さんが暴漢に襲われて怪我をした事件も
ここから端を発していたとわかり、
奇妙な巡り合わせに、びっくりします。

古書にまつわる小さな事件をこれまでに解決してきて、
この作品で今までとはスタイルを変えて
一挙に主人公2人の深い因縁が明らかになりました。

確かにこの展開は、個人的に好き嫌いがあると思いますが、
この2人の先祖にまで遡る謎は
いつかはこのシリーズに出てくるだろうなと思っていましたので、
それなりに楽しめました。

昔の本はハードカバーなんかじゃなく、
糸で綴られた和本がほとんどとか。
そしてこの和本が今回重要な役割をしていました。
古書のことはあまりわかりませんので
その知識を得られるビブリアシリーズは、お気に入りです。
まだもう少しシリーズは続くようですので、
最後までビブリア古書堂を見守っていきたいと思います。

ニックネーム: まーち 投稿日:2015/02/03

後味のいい話じゃないけど・・・

すでに、こたろうさんと3kiさんがレポを書かれていて、イマイチの評価だったため、期待しないで読んだのが逆によかったのか、個人的には、結構面白かった。といっても、「ビブリア古書堂」のシリーズとしてどうかと言えば、最初の頃の路線とはかなり変わってしまい、そこで好みが分かれるのだと思う。この作品、けっして、後味のいい話ではないのだが、もともとミステリが好きな人間なので、こういう、二転三転して、意外な人物につながっていく系の話が嫌いではないのである。

この作品、一言で言えば、一巻の解決編的な印象だった。一巻で、栞子さんに重傷を負わせた田中という男が、再び登場する。その田中が、一巻で登場した、太宰治の「晩年」の稀覯本とは別の稀覯本を探してほしいと、栞子さんに依頼したことから話が始まる。その稀覯本は、もともとは田中の祖父が所有していたらしい。


「晩年」の稀覯本について調べていくと、同じく太宰の「駆込み訴へ」の限定版の盗難事件とつながってくる。つながるといえば、この作品では、栞子さんの祖父や、大輔の祖母をはじめ、これでもかとうほど沢山の、古書関係者たちがつながってくる。そして、二冊の稀覯本をめぐる謎が解き明かされたとき、最後につながってきたのは、やはりあの人。栞子さんの母親である。


この作品を読んで、一巻で曖昧になっていたいくつかのことがわかり、スッキリした。
まず、『ビブリア古書堂』という店名の由来。「ビブリア」には、ラテン語で「聖書」という意味があるそうだ。実は、栞子さんの祖父は、聖職者になりたかったそうで、店の名前を「ビブリア」にしたそうである。
そして、「晩年」の稀覯本を、栞子さんが所有するまでの経緯、田中が、栞子さんを襲うきっかけなどもわかった。


そして、この作品では、作品の中で出てくる本の内容と、登場人物たちが重なるような展開も興味深かった。


「栞子さんと巡るさだめ」というサブタイトル通りの内容である。そして、どうでもいいことだが、私は、一巻を読んでからずっと、「巨乳という件が、この作品に必要なのか」という疑問を抱いていたのだが、今回の作品では、その件が消えたことがうれしかった。


太宰治の意外な一面を知ることができる作品でもあった。このシリーズ、終わりも近いようだが、どんな結末になるのか楽しみである。それにしても、マニアの欲望は恐ろしい。

ニックネーム: 3ki 投稿日:2015/01/17

分からない気持ち

地元なんです。舞台のかなりが。
生活圏で、散歩先だったり、買い物先だったり、そういう場所が舞台になった話なので、何となく、通常より身近に感じるところがあります。
大人になって、いわゆる古本屋は利用しなくなったし、稀覯本などというものにも興味が無いので、通おうということもありません。
小さい頃から通い続けている新刊書店に行って、買い求めてくる本ですら読み切れていないのですし。


本は、内容がすべてでは無いでしょうか。
極論を言ってしまえば、初版だろうが、紙の本だろうが、電子ペーパーだろうが、内容が命です。物質そのものでしかわかり得ないものなんて、本の別の価値でしか無い、そんな風に考えてしまうので、どうにも登場人物の古書マニアぶりがいまいち共感できないでいます。
人に怪我をさせたり、盗んだり、汚い手を使って陥れたり、といった手段で欲しい本を手に入れようという人物が多すぎる。これでは悪徳コレクターであって、よき、読書人とはいえないのです。
本とは人生を豊かにするものであり、豊かな人生は、自らの中に、どれだけ他人を持てるか、というのがわたしの考えで、人を思いやると同時に、あの人だったらどうするだろうかと、他者の視点を持てることが重要です。
読書は人を育てるのです。自分のためだけに稀覯本を囲い込むのは、本によって育てられてもいなければ、価値を知ってもいないのです。
アンカットの稀覯本の「晩年」だろうが、現代の数十版を重ねた文庫の「晩年」だろうが、読み取れるものが同じならば、その本の価値とは同じものなのです。


そんな風に、登場人物の行動に違和感を覚えるので、個人的には、以前の、本のトリビア的な短編ミステリの方がよかったな、と思います。
入院している栞子さんから始まったものビブリアの物語は、6巻を迎えて、語り手の五浦くんの入院からその理由が語られます。
二人がつきあい始めて、のろけ場面てんこ盛りの展開も、ストーリーの中の背を向けたくなるような悪意に不安ばかりが垂れ込めます。


最近、今まで集めた本を現在整理しているところで、いい加減処分しないと、床が抜けそうな分量です。ビブリアで引き取って貰うなら、ワゴンセールで捌かれるようなものばかりでしょう。
でも、本たちにはどれも、ありがとう、と思います。そして、読み終えたら、少し素敵になれるような読書をしたいと思っています。
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