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電子書籍 ピアノの森 (11)

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電子書籍-ピアノの森 (11)
著者: 一色まこと
定価 ¥540(税込)
BOOKFANポイント: 30 pt
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商品情報

出版社名
講談社
eBookJapan発売日
2008年11月28日
対応デバイス
Windows  /  Mac  /  iPhone  /  iPad  /  Android  /  ブラウザ楽読み
電子書籍のタイプ
画像型
ファイルサイズ
35.7MB
ページ数
215ページ
連載誌・レーベル
モーニング
関連タグ
ベストセラー  /  長編コミック  /  青年コミック  /  ファンタジー  /  人情  /  学園  /  モーニング
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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ピアノの森 OFF
一色まこと OFF

内容紹介

「一番“森っぽい所”にいると思うよ」――海(カイ)に逢うため必死でピアノを続けてきた誉子。
悩みを抱える彼女をカイに逢わせるため奔走するピアノ教師・司馬(しば)は、ふとしたことから「一ノ瀬海」の名前を目にする。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: ムーミン2号 投稿日:2017/10/01

ぜひもう一度聴いてみたい

「ピアノの森」第11巻


今回はレポ・タイトルにしたい言葉がいくつかあった。


第一案「とうとう見つけた」


第二案「おまえは・・・森のピアノを弾け」


そして第三案がタイトルになった。ただこれは、時系列で出てきた案、つまり、読み進んでいくうちに「これ!」というのが次々に変わったというだけの話。


では、それぞれの種明かしを。


「とうとう見つけた」は、佐賀先生同様、司馬先生もカイの6年前の演奏が印象的すぎて忘れられないでいた。彼はもうピアノを辞めたんだろうか? 森の端で生まれ育ったのなら、ピアノを続けることは環境的にもそして経済的にも困難を極めるだろう。


佐賀はマリアを探す内に阿字野先生が大学教授になっていることを発見する、と前巻のレポで書いたが、その資料を持って司馬先生のところを訪れる。


阿字野先生がかつてカイがいた森脇小学校の音楽教師をしていた、という履歴があったからだ。


一方、誉子はショパン・コンクール予備選で見事なピアノを披露するのだが、その左手はもう限界に達していた。腱鞘炎。司馬にずっと隠しながら演奏していたのは再びカイに会うことを夢見ていたからだ。


司馬先生のピアノ教室は子どもばかりなのだが、彼がそうするのは、一般のピアノ教師が子ども達が音楽やピアノの音を楽しむ前にどうしても決まりやテクニックを教えてしまうので、それでは個性が育たない、という理由からだ。(ここで、さて修平は? と思ってしまう)


そしてとうとう見つける。一ノ瀬海が出場するJAPANソリスト・コンクールを。


佐賀は駆けつけるという。


司馬は・・・誉子に理由を言わず、一緒に大分へ飛ばせる。


空港まで誉子は急用と呼び出され、走って駆け付ける。着いた空港からも二人は会場へと走る。


まるで早くカイに会いたい、カイのピアノが聴きたいという前のめりな気持ちが表出されるように。


そこで、誉子はついにカイをみつけ、カイのピアノを聴く。佐賀も司馬も聴く。


ステージに送り出すときの阿字野先生の内なることばが「おまえは・・・森のピアノを弾け」だ。


このコンクールはM響という交響楽団のソリストを選ぶもので、楽団員も指揮を担当する外国人もコンクールの様子は見ている。


カイが弾いた曲はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調の「月光」。3楽章は激しい音楽だが、カイはそこでピアノの弦を2本も切ってしまう。阿字野先生は「だから言わんこっちゃない。強い曲に気持ちを入れるとどうしても指に力が入りすぎるクセがある。演奏前に指の力を抜いてくるように言ったはずだが。」・・・ああ、それでカイは会場近くの公園で逆立ちしてたんだね。


しかし、カイは切れた弦を補うアレンジを瞬時にしてしまい、楽団員を唖然とさせる。指揮者は「なるほどこれは、難しそうだが面白い。壮介(アジノ先生のこと)の弟子が、ベートーヴェンにケンカを売っておる」とひとりごちている。


そして誉子は、カイのピアノは粗削りで大胆だけど、切なく愛おしいと感じ、手を治してカイと同じ舞台に立ちたいとさえ思う。


そう、ピアノを楽譜どおり正確に弾いただけでは、他の人にそんなことを思わせることはできないのだ。


演奏後、カイに会うことができた誉子。腱鞘炎を「音がおかしい、ピアノがおかしい・・それって全部がピアノの声だよ」というカイ。つまり、ピアノはその時々の自分を表すもので、一心同体だということだ。それを既に体得しているカイのピアノを、佐賀も司馬も「ぜひもう一度聴いてみたい」と思うのだった。
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