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電子書籍 ピアノの森 (8)

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電子書籍-ピアノの森 (8)
著者: 一色まこと
定価 ¥540(税込)
BOOKFANポイント: 30 pt
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商品情報

出版社名
講談社
eBookJapan発売日
2007年09月14日
対応デバイス
Windows  /  Mac  /  iPhone  /  iPad  /  Android  /  ブラウザ楽読み
電子書籍のタイプ
画像型
ファイルサイズ
36.8MB
ページ数
224ページ
連載誌・レーベル
モーニング
関連タグ
ベストセラー  /  長編コミック  /  青年コミック  /  ファンタジー  /  人情  /  学園  /  モーニング
平均評価
(4.5)
: 3件
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ブクレポ
2件

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ピアノの森 OFF
一色まこと OFF

内容紹介

オーストリアから5年ぶりに帰国した修平。
彼は留学先でスランプに陥り、“ピエロの悪夢”に悩まされていた。
その原因こそ、ほかでもない海(カイ)のピアノであり、修平は直接会うためにカイの居場所を突き止めようとするが……!?

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: ムーミン2号 投稿日:2017/09/24

クラシックは崇高か?

「ピアノの森」第8巻


ここでいきなり時間は5年という年月を飛び越え、カイは修平は高校2年生になっている。
留学先でも悩みは消えない修平。ピアノ教師は一人ひとり人間が違うように、ピアニストの数だけピアノはある、と何度も口をすっぱくして修平に伝えようとする。そして見せてしまったのが事故を起こす前の阿字野先生のコンサート映像だった。
それから修平のピアノは、今度はピアノ教師がどれだけ人マネが出来てもそれはあなたのピアノではない、と怒るほどになってしまう。
実は修平が一番影響を受けたのは、阿字野先生のピアノではなく、ピエロに扮した演奏家たちの路上パフォーマンスを写した映像だった。
ピエロの格好でピアノを弾くのは、修平にはそれがすぐにカイだとわかる。
それを聴いた(見た)時から、修平の指はピアノを拒否してしまう。
彼は長い休みを利用して日本に帰って来た。


カイは地元でもトップクラスの高校へ進学し、しかもそこで特待生となっている。後見人は大学の教員に転職した阿字野先生であるが、特待生を維持するには常にトップクラスの成績でなければならない。
同時に、彼は学校で禁止されているアルバイトに励んでいる。路上ライブもそうだが、彼に会いたいと探しまわった修平が、カイならここにいるよと教えられたストリップ劇場でも働いている。ただし、女の子=マリアとして、そこでピアノを弾いているのだ。
修平はマリアが弾くピアノですぐにマリア=カイと分かる。
それから二人は、カイが住んでいる壊される予定の元・ジャズバー/Praty Clubで旧交を温めるが、翌朝はカイは学校に行かなきゃいけないと早くに出発する。カイのいない部屋で朝食を作ろうとした修平は、壁にも床にもびっしり書かれている楽譜や勉強のあとを発見し、カイがいかに努力を重ねているのかをまざまざと見せつけられる。


修平が今のように機械のように正確だが個性がないピアノを弾く人間になってしまった、その原因の一端がこの巻では記されているように思う。
それは母親だ。
ピアノ・コンクールで一位をとった我が息子が、予選落ちしたカイにとても太刀打ちできないと考えた、と父親(母親にはダンナ)が告げるが、その時まで留学した本当の原因さえわかっていない。カイがバイクの後ろに修平を乗せていく姿に、父親は今はいろんな経験が必要なんだと諭しても、命にかかわるような経験なんて必要ないと言う。
この母親は海外に行っていたのだが、修平が帰国すると聞いて慌てて帰って来る。
その帰国の連絡もないのをなじるが、修平が連絡しない意図が分かっていない。
成田から自宅へ戻る中で、父親が何度も噛んで含めるように“子離れ”を言ったようだが、その言葉の真意もわかっていない。今のあのコは普通じゃないから、私(=母親)が必要とばかりの訴えに、ついに父親は大きな声で「だからです! だから放っておくように言ってるんです!! 修平は日本に自分を探しにきているのだから…」と告げるが、その言葉はどれだけ母親に響いているだろうか?
マンガではカイの背後に阿字野先生の影を見て、怯えて修平を留学させたと父親に告白させているが、そのことで自分の音が見つけられないわけではないと思う。


マリアのピアノに魅了され尽くしているのは、コンクールの審査委員でもあった佐賀という男(この時37歳)。彼女のピアノにぞっこんなのだが、それがカイとは分かっていない。
一方、マリア=カイはストリップ時のピアノでバッハのイギリス組曲を弾く。
修平はそれに怒りを覚える。この曲はこんなコトのために創られたんじゃないんだ、クラシックの長く、深い、崇高な歴史を汚さないでくれ…と。
16歳の修平が、カイの生活が自由でいいな、と羨む修平が考える音楽、クラシックというものの限界が示されているように思う。
カイはとっくにそんな線は越えてしまっているのではないか。
修平の苦悩はまだまだ続きそうだ。

ニックネーム: 3ki 投稿日:2013/09/08

再会と再開

幼き日に出会った二人の物語が動き出すのは五年後、16歳の時。
レポは、10巻半ばの第2部までを含みます。


オーストリアに留学した雨宮は、壁に当たっていた。
5年前に逃げた壁。”カイ”が再び目の前にちらついたとき、雨宮はピアノが弾けなくなっていた。
ぐるりと回って再び向き合おうとしたカイは、どこにも見当たらない。
「森の端」から姿を消し、すべての会う人がカイについて口を閉ざす。
カイは、世界を変えた日から、別の生き方を選んでいた。

とうとう会うことができたカイは、努力の末に咲き誇る、大輪の薔薇へと成長していた。そのピアノを多くの人が求め、心を捉えて放さない艶やかさを備えて。
しかし、本当のカイを見るにつれ、雨宮は、自分を取り戻していく。
そして、今度は自分がカイに実力を見せる番だと悟っていった。
もう、雨宮は、逃げない。


一方、カイは、切ない恋をする。
騙していることの後ろめたさを素直になりながら、邪魔する周囲。
しかし、カイはどこまでもまっすぐだ。
開けっぴろげで、大切なものに対して偽りではなく、まごころを示していく。
そんなカイだから、かけがえのないものを手にしていく。
次に向かうのは、飛躍しかない。
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