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電子書籍 ピアノの森 (3)  2018/01/25まで無料!

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電子書籍-ピアノの森 (3)
著者: 一色まこと
会員価格 ¥0(税込)
OFF ¥540
定価 ¥540(税込)

商品情報

出版社名
講談社
eBookJapan発売日
2007年07月20日
対応デバイス
Windows  /  Mac  /  iPhone  /  iPad  /  Android  /  ブラウザ楽読み
電子書籍のタイプ
画像型
ファイルサイズ
26.3MB
ページ数
224ページ
連載誌・レーベル
モーニング
関連タグ
ベストセラー  /  長編コミック  /  青年コミック  /  ファンタジー  /  人情  /  学園  /  モーニング
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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一色まこと OFF

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内容紹介

音楽室のピアノで阿字野が弾いて聞かせたモーツァルト、メンデルスゾーン、ベートーベン、そしてショパン……。
海(カイ)は「普通のピアノで弾いてみないか」という阿字野の勧めを断り、覚えた曲をさっそく森のピアノで弾いてみるが、なぜかショパンの『小犬のワルツ』だけはうまく弾けない……!?

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: ムーミン2号 投稿日:2017/06/25

手を守る

『ピアノの森』第3巻


「1巻ずつゆっくり読んでいこう」とうそぶいたのはもう3年半も前で、2巻までのレポで止まってしまっていた。単なるズボラ。


さて、3巻ではカイがショパンを弾こうと思っても、森のピアノでは弾けないので阿字野(あじの)先生に教えてくれ、と頼むストーリーだ。


阿字野先生はなぜカイが森のピアノではショパンが弾けないのかをちゃんと見抜いている。
その答えが出そうなところでカイは「オレはピアノなら教わるつもりはないんだ」と言ってしまう。
先生が「ピアノの詩人と呼ばれたショパンの曲は 筋力だけでは弾けないんだ。つまり 彼の開発したピアノ技法は」と言われたところで、カイは上のように言ってしまう。
けど、どうやってもショパンは弾けないので、カイは自分の決心を曲げて阿字野先生に教えを乞うのだが、ちゃんと取り引きをしようと持ち掛ける。
もちろん、金がかからずカイにできることで先生の得になること、という約束でカイは先生が課した練習曲を先生がOKを出すまで練習をすることに同意する。
が、それはとてもつらいこと。先生は自分の一番好きな場所や好きな風景などを思い出してみろよ、とアドバイスしてくれるのだが、それをカイが得るまでには少~し、時間がかかった。
練習室の明り取りの窓から注ぐ月の光を見たとき、自分が弾いてきた森のピアノの情景と重ねることができたのだ。あ、ちなみに先生は森のピアノを弾くことを禁止している。


しかし、ピアノのレッスンは受けない、と雨宮くんに言っていたのに、ちょうど阿字野先生にカイがレッスンを頼むところに雨宮くんは居合わせてしまう。
ついでにクラスのガキ大将とカイがケンカしていると、雨宮くんは「手を守れ」と注意までしてくれるのだが、カイは「お前の手じゃないだろう」と拒否ってしまう。
そんなことがあって、雨宮くんは「全日本学生ピアノコンクール」で必ず一位を取る! と決意して、それからは練習にも目標と意義を見出し、人が変わったようになる。


雨宮くんとカイのお互いが影響し合うその萌芽が既にこのあたりから現れている。


「手を守る」と言えば、知り合いのピアノ教授は、机を動かしたり何か手を使って作業するときは必ず軍手をしている。最初はどうしてかなぁ? と思っていたけど、ピアニストにとってはちょっとしたケガも避けなければ、ピアノ・タッチも狂ってしまうんだろう。


そして、阿字野先生が出した取り引きとは、雨宮くんが必ず一位を取る、と決心している「全学生ピアノコンクール」に出場すること、だった。
二人は早くも火花を散らすようになるのか? それは第4巻以降のお楽しみ・・・かな?