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本 理念をめぐるカントの思惟

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本-理念をめぐるカントの思惟
著者: 森禎徳 (著)
定価 ¥3,780(税込)
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出版社名 文理閣
発行年月 2001年 10月
ISBNコード 9784892593901
版型 --
ページ数 222P
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森禎徳 OFF

内容紹介

本書は、「先験的弁証論」の考察である。
著者はまず前半において「先験的弁証論」がカントが前批判期から一貫して追求し続けてきた形而上学の「学としての」確実性というテーマに合致しているばかりでなく、後に『実践理性批判』『判断力批判』へと結実すべき重要な契機がすでに現れていることを明らかにし、「学としての形而上学」という課題にカントがどのような答えを以て臨んだかを洞察する。
その上で後半においては、カントが「先験的弁証論」において提出した「学としての形而上学」の可能性をめぐる帰結が、果たして「先験的分析論」における認識批判的見地を十分に踏まえ、「理性の自己吟味と自己正当化」という「理性批判」の要件を満たすことができているかを考察することによって、カントの“為そうとしたこと”と“為したこと”との間に存するある種の落差の所在を確認し、「先験的弁証論」に託されたカントの意図を見誤ることもなく、またカントの意図を重視するあまり「先験的弁証論」の現実を見誤ることもなく、その重要性と限界とを見極める。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

第1部 カント理念論の本質(『懸賞論文』における形而上学の方法/「学としての形而上学」の構想/「純粋理性概念」の本質/理念をめぐる仮象の解決/いかにして理念は可能か)/第2部 カント理念論の問題(「限界概念」としての理念/「究極意図」節の問題/「先験的自由」の問題/理念をめぐるカントの思惟)

著者情報

森 禎徳
1969年2月生まれ。1991年3月早稲田大学第一文学部卒業。2000年3月早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。現在、国士舘大学・東邦大学・国際短期大学非常勤講師

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