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本 賢治と鉱物 文系のための鉱物学入門

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本-賢治と鉱物 文系のための鉱物学入門
著者: 加藤碵一 (著)
青木正博 (著)
定価 ¥3,456(税込)
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商品情報

出版社名
工作舎
発行年月
2011年 07月
ISBNコード
9784875024385
版型
--
ページ数
269P
平均評価
(5)
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ブクレポ
1件

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内容紹介

宮澤賢治の作品には鉱物が数多く登場し、魅力の一つとなっています。
賢治が愛した鉱物たちを色ごとに紹介し、美しい写真と詳細な解説がつきました。
珠玉の言葉からひもとく鉱物の世界へ。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

第1章 青い鉱物/第2章 緑の鉱物/第3章 黄色い鉱物/第4章 赤い鉱物/第5章 白い鉱物/第6章 黒い鉱物

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: とらのゆめ 投稿日:2012/03/08

思考する言葉 と 語りだす石たち

小生の好きな詩なのか作文なのか、に

『わたくしといふ現象は假定された有機交流電燈のひとつの青い照明です…』

がある。宮沢賢治さんの有名な「春と修羅」の序文である。

稀有な詩人でありメルヘン作家である宮澤賢治さんのあまり知らない一面で重要な事実が鉱物にも造詣が深いということを教えられた。その本が今回紹介する本である。
この本は、賢治さんの詩集では、無いし、詩集を解説している本でもない。
幅広い分野で基礎的な研究を行っている日本最大の公的研究機関 産業技術総合研究所の地質調査総合センター代表と地質標本館名誉館長の二人が、共同で執筆した地質学が好きだった宮沢賢治さんの作品を読むのに如何に石をしらないと言葉を読み解くことが出来ないかを教えてくれる本である。
著者の一人 加藤 碵一さんのあとがきに「鉱物を通して賢治作品を読み解き、同時に専門外の読者の方々に鉱物の基礎知識を伝える…」
もう一人の著者 青木正博さん「石っ子賢さんが、鉱物学者になっていたら… 写真を撮影し解説を書きながらその問いへの答えをさがしていました。
とあるように、鉱物を中心にした辞典のような本である。
そこに賢治さんの詩がそっと中心に入り込んでいる。

鮮やかな総天然色の鉱物の写真が、宮沢賢治さんが見た、或いは読者に伝えたかった色彩を教えてくれる。この言葉には、こんな色が滲んでいたんだと教えてくれる。

ページを追うごとに二人の賢治さんの募る思いが深くなるように、詩の密度が増すようだ。写真の鉱物が宮沢賢治を語りだすようだ。

どの石が、綺麗だとかじゃなくこの本に紹介されている全ての石を知ることによって賢治が少しみじかになる気がする。

賢治を語る人たちがいる、でも本当に宮沢賢治が見てきた心象風景ってどんなものだったろう…
「三陸地震津波」の2箇月後に生を受けた宮沢賢治が、見てきた世界は、どのようなものだったのだろう…

震災後、賢治の
『 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ… サウイフモノニ
ワタシハナリタイ 』
が、流行ったという。
こんなに近くにいる宮沢賢治をこの本がもっと近くに寄せてくれる。


今年が閏年だったから366日あるけど、本当は明日が「東日本大震災」が発生して1年、今宵ぐらいは、その1日前の少し幸せだった事を思い出してもいいかなぁ… そんな、マジックナイトがあってもいいよね。

ごめんね明日は、
蝋燭を灯に行くからね。



震災で亡くなった方を偲び、宮澤賢治が見た心象風景とこれからの世界に想いを馳せながら聴きたい曲は…

Louis Armstrong 「What a Wonderful World」

「あぁ!なんて世界ワンダフルなんだ!!」
そう彼等に言えるように…
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