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本 カレル・チャペック童話全集

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本-カレル・チャペック童話全集
著者: カレル・チャペック (著)
田才益夫 (訳)
定価 ¥2,376(税込)
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商品情報

出版社名
青土社
発行年月
2005年 06月
ISBNコード
9784791761906
版型
--
ページ数
395P
平均評価
(5)
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ブクレポ
1件

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カレル・チャペック OFF
田才益夫 OFF

内容紹介

すべての永遠の子供たちへ―郵便配達のコルババさん、ソリマーンのお姫さまが、名探偵シドニー・ホールが、王女さまの猫ユーラが、魔法使いマギアーシュが、そして小犬のボジーシェクと、魅力たっぷりの主人公たちが、原作チェコ語から直接ダイナミックに蘇った―。
モダンそして爽快な感性で綴られた、チャペック・ファンタジーの魅力の結晶を全1巻に集大成。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

第1部 九編の童話とヨゼフ・チャペックのおまけのもう一編(とってもながーい猫ちゃんの童話/お犬さんの童話/小鳥ちゃんの童話/ヨゼフ・チャペックのおまけの一編(第一の盗賊の童話) 大肥満のひいお祖父さんと盗賊の話/水男の童話/第二の盗賊の童話(礼儀正しい盗賊の話) ほか)/第2部 チャペック童話の追加(魔法にかかった宿なしトラークさんの話/しあわせなお百姓さんの話)

著者情報

カレル・チャペック
チェコの国民的作家(1890‐1938)。プラハのカレル大学などに学ぶ。1921年、リドヴェー・ノヴィニ(民衆新聞)社に入社し、ジャーナリストとして活躍する。画家である兄ヨゼフとともに、戯曲や童話などにおいても多くのすぐれた作品を残した
田才 益夫
1933年生まれ。演出家・翻訳家。九州大学卒業

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: ムーミン2号 投稿日:2017/07/17

とってもあったかーいお話

岩波書店の岩波少年文庫にチャペックさんの『長い長いお医者さんのはなし』というのがある。かつてはハードカバーでも出版されていたもので、訳は中野好夫さん。
ご存知の方は「アレ?」と思われるだろう。英米文学者・英米文学翻訳者として広くその名は知られているが、なぜ中野さんがチャペックさんを訳したの? ということになる。
つまりは、チェコ語 → 英訳本 を日本語に訳したのであって、こちらの青土社版田才訳がチェコ語からの直接翻訳であるのとはちょっと異なっている。
中野訳を読んでいないので、どう違うかは分からないけど、英語からの翻訳でも紹介したいくらいに、この「童話集」はおもしろい、と中野さんが判断したのではなかろうか。


・とってもながーい猫ちゃんの童話
・お犬さんの童話
・小鳥ちゃんの童話
・(ヨゼフ・チャペックのおまけの一編)大肥満のひいお祖父さんと盗賊の話
・水男(カッパ)の童話
・第二の盗賊の童話(礼儀正しい盗賊の話)
・正直なトラークさんの童話
・とってもながーいお巡りさんの童話
・郵便屋さんの童話
・とってもながーいお医者さんの童話
・魔法にかかった宿なしトラークさんの話
・しあわせなお百姓さんの話


以上が収められている。
最後の二編をのぞいたものがチャペックさんが最初に編んだ童話集で、後に奥さんの提案によりその二編が追加されたらしい。従って全て収めたものなので「童話全集」と銘打っている。


それぞれはほわっとした温かいお話に、人間の悪い面はちゃんと懲らしめられたり、改心させられたりというものになっているのだけど、まぁ、とにかく言葉が面白い。
チェコ語では悪口が豊富なようで、郵便屋さんの童話では、「あわてもんの、うろたえもんの、あほんだらの、ゆめうつつの、のーたりんの、とんま・まぬけの・とうへんぼくの、あほう・のろまで・とんちんかんの、ださい・ぶざまな・ひょうろくだまの、うすのろ・うすばか・うっかりもんの、こんちき・とんちき・すっとことんの、うかれぼうずの・はやがってんの、つかれもんの、うかつもんの、そこつもんの、ぶこつもんの、やまだしの、のーてんきの、おもいちがいもはなはだしい、ひとりよがりの・がっかりもんの、おっちょこちょいの、はやっとちりの」と33からの悪口が飛び出す。これをその数だけ訳出するのも大変だろうと思うが、うまくはまったときには楽しかろう。
この「郵便屋さんの童話」は、郵便局に届けられた宛名も差出人もなければ切手も貼っていない手紙を、郵便局にいるスクジーテク(男の妖精)の助けを得て、誰が、誰にどんな手紙を書いているかを教えてもらい、その宛先を1年と1日探しまわって、やっと見つけるというお話。
郵便局員のコルババさんは、その手紙に暖かいものを感じ、スクジーテクの協力が得られるかも、と局長さんに話す。すると局長さんは、じゃぁやってみてくれ、ということになっての展開になる物語。最後はハッピーエンドだよ、とだけお伝えすればいいでしょうけど、今の世の中、何でも規則だ、規程だで縛り尽くし、こんな余裕のあるお仕事できないなぁ、そんな判断をする上司なんかいないなぁ、なんて別のことが頭をよぎってしまった。


楽しくも温かいお話の連続なので、心はホッコリ。
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