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本 円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦

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本-円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦
著者: 鳴海風 (作)
伊野孝行 (画)
定価 ¥1,620(税込)
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商品情報

出版社名
くもん出版
発行年月
2016年 11月
ISBNコード
9784774325521
版型
127×188mm
ページ数
205P
平均評価
(4)
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ブクレポ
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内容紹介

現代ではあたりまえの円周率“三・一四”が、まだ使われていなかった江戸時代。
円に魅せられ、その謎を解こうとした数学者がいた。
かれの名は、関孝和。
日本独自の数学・和算を、世界に通じるレベルまで高め、死後、算聖とよばれた数学者の生涯を、かれを支えた人々とのつながりの中で描く。
子どもと大人が共有できる新しい児童文学。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

第1章 さむらいの子の勉強/第2章 円との出会い/第3章 円の謎/第4章 円周率をさがす旅/第5章 御用第一に/第6章 世界に通じる数学者

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: まーち 投稿日:2016/12/10

やっぱり、円周率を「3」にしてしまってはいけない! <おまけレポ>

15歳の内山孝和(のちに、関家の婿養子となり、「関孝和」となる)の楽しみは、毎月5のつく日に、「柴村塾」に通うことだった。「柴村塾」は、江戸城の勘定役を務め、数学者としても有名だった、柴村盛之が教えている数学の塾である。孝和は、両親が亡くなり、父代わりとなった長兄から、この塾で数学を学ぶように言われたのだが、儒学と剣術を習うだけでも大変だったため、最初は気が進まなかったのだ。ところが、通い始めてみたら、孝和は、数学に夢中になってしまったのである。

彼が柴村塾に通う、もう一つの楽しみは、柴村の娘である香奈と会えることだった。18歳の彼女も、父親から数学を学んでいたため、彼女と一緒に問題を解いたり、数学の話をするのが楽しくてしかたなかったようだ。


その香奈から、孝和は、目黒のお不動さまに奉納されている算額を見に行こうと誘われたのである。そして、お不動さまに着いた彼らは、そこで、佐賀藩の沢村一之という侍と出会ったのだ。大坂の蔵屋敷で御用を務めているという彼は、橋本正数先生のもとで、数学を学んでいるという。その沢村から、孝和は、衝撃的な言葉を聞いてしまったのである。


「ほんとうの円周率は、三一六よりも小さい」


孝和が「塵劫記(じんこうき)」で学んだ円周率は、「三一六」だった。「竪亥録(じゅがいろく)」では、「三一六二」と書かれていた。しかし、どの書物にも、どうしてその数字になるかの説明は、書かれていなかったのである。柴村に聞いても、やはりわからなかった。孝和の頭の中は、円周率の謎を解くことでいっぱいになってしまったのである。


この作品では、沢山の人々と出会い、さまざまな努力のすえ、12桁までの正しい円周率を求めた孝和という人物について描かれていたが、今では、世界でも有名な数学者として知られる関孝和については、謎だらけなのだそうである。というのも、関家が断絶してしまったため、孝和が残した資料もすべてなくなってしまったらしいのだ。
孝和の研究のすごさが評価されたのは、彼の死後、弟子や孫弟子たちによって、彼の研究したものが整理体系化され、書物として出版されてからだったそうだ。彼の研究は、西洋の数学よりも先をいっていたというのは、驚くべきことだった。


ゆとり教育の時代には、円周率は「3」として計算するように教えられていた。この本を読んで、関孝和という人物の偉大さを知ることができたとともに、こんなに苦労して求めた円周率を「3」にしてしまってはいけないと、改めて思った。
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