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本 木を植えた人

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本-木を植えた人
著者: ジャン・ジオノ (著)
原みち子 (訳)
定価 ¥918(税込)
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商品情報

出版社名
こぐま社
発行年月
1989年 10月
ISBNコード
9784772190060
版型
--
ページ数
52P
平均評価
(5)
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ブクレポ
3件

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ジャン・ジオノ OFF
原みち子 OFF

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: ムーミン2号 投稿日:2016/11/27

物語の豊かさは自らの深さから

この本の日本での発行は1989年。原作は1953年には発行されている。
だから、フレデリック・バックが短編アニメとして制作し、発表したのが1987年であっても何ら不思議はない。
日本ではどちらが先に話題になったのだったろうか? アニメか? 小説か?


まぁ、それはどちらでもいいにして、ワタシでもアニメも観た記憶(全部かどうかは怪しい)もあれば、この本だって多分20世紀の内には購入していたのだから、気にはなっていたのだろうし、読んだ記憶もあるような、ないような…。
つまり、読んだとしても、その当時には内容を自分なりに捉えることができていなかったのだろうと思う。


ストーリーは言わずもがなのもので、55歳の羊飼いエルゼアール・ブフィエが、人知れず、荒野に団栗を植え続けるところに出会った作者(?)が、その地が再生させれていくのを追っていく物語である。
それだけなのだ。それだけ、と思ってしまうと、それだけで終わってしまう短編なのだ。


それだけなのに、何かいろいろと考えさせられ、果ては自分の生き方まで考えさせられてしまうのはどうしてだろうか?
と考えざるをえなくなるのは、この「木を植えた人」=ブフィエの生き方や行為だけではなく、彼が自然の中の一人であるためかも知れない。


木が育ち、やがて群となってくるにしたがい、それまでは枯れていた小川に水が流れ始める。
かつてはそこは豊かな森であったのだろう。荒れ地となっていた時代の土の下にはその要素は枯れずにいたのだ。復活が始まると、思い出したように豊かさが取り戻されてくる。
そこまでもが描かれているから、物語は簡素ながら豊かになる。


あるいは、寡黙で、倦まず弛まず毎年毎年、団栗などを植え続ける地道な作業を厭わず、質素に生きるその生き方が、何かを感じさせてくれるのかもしれない。
訳者が長目の「あとがき」で「ほんとうに世を変えるのは、権力や富ではなく、また、数と力を頼む行動や声高な主張でもなく、静かな持続する意志に支えられた、力まず、目立たず、おのれを頼まず、速効を求めず、ねばり強く、無私な行為です」と書いている。


ブフィエが木を植え続けた30年の間に、世界は二度の世界大戦を経験したことが記されているけども、それには全く影響を受けずにいたということに、何らかの意味を見出すことだってできるだろう。


簡潔な物語に流れる様々な豊かさを汲み取るには、読む人それぞれの深さが関与するのかも知れない(深度についてはもちろん問わないが)。

ニックネーム: アーミー 投稿日:2012/05/03

ただ木を植えるのみ

50ページ足らずの薄いこの本にどんな秘密があるというのでしょう。
小学校・中学校の夏休みの宿題に感想文があれば推薦本の中に、必ずといっていいほどこの本がありました。たんなる課題図書かと思ったのですが、そうではありませんでした。

本自体は薄い児童書のような感じで、
表題どおり内容は「木を植えた人」の話です。
一人息子と妻を失った55歳の男性が荒れ地をなんとかしようと決意し、30年以上もの長い間、無人の土地で木を植え続け、やがてひとつの森と町を作るという物語です。

ただただひたすら、木を植えるだけ。
この行為が長い時間を経て、大きな実績へと繋がります。
荒れ地に緑のオアシスができ、やがて森になって、町ができたのです。
それも55歳から。

小・中学生が読めば、「努力し続けることの大切さ」を学ぶでしょう。
55歳という熟年層の方が読めば・・・
「あきらめないで続けることの意義」を見出すでしょう。

何歳になっても何かしら新しい発見がある本だなとあらためて再確認。
努力あっての結果。続けることの大切さ。
考えれば考えるほど奥が深い本です。
人生において、無言で叱咤激励をしてくれるような一冊だと思います。

ニックネーム: Aoki 投稿日:2010/04/05

無駄に思える小さな事々も地道に…

無駄に思える小さな事々も地道にし続けることによって何かが変わる。砂漠が林に森に変わっていくように。静かに大切な事を教えてくれる。
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