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本 神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと

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本-神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと
著者: パール・バック (著)
小林政子 (訳)
定価 ¥2,484(税込)
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商品情報

出版社名
径書房
発行年月
2007年 07月
ISBNコード
9784770501974
版型
--
ページ数
412P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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パール・バック OFF
小林政子 OFF

内容紹介

恋愛・苦悩・スパイ・夫婦の確執…原爆を作った人々の愛と葛藤を描いた問題小説。
被爆国に生きる我々は、この小説をどう読むのか。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

著者情報

パール・バック
1892~1973。米国のウェスト・バージニアで生まれるが、生後3ヶ月で両親の伝道先である中国大陸に渡り、その半生を過ごす。米国のランドルフ・メイコン女子大学を卒業後まもなく、中国で農業経済学を教えるロッシング・バック氏と結婚。長女キャロルを産むが、キャロルが重度の知的障害であったことから、結婚は遂に破綻に終わる。娘を米国の施設に預け、生涯面倒をみてもらうために必要な費用を自ら稼ぐ目的で執筆を始め、中国貧民の生活を描いた小説『大地』(1931年)を米国で発表。不朽の名作となる。小説は数年後に映画化され、1938年には、ノーベル文学賞を米国女性として初めて受賞。南京で教鞭をとっていたパール・バックは、日本軍による南京大虐殺(1937年)の直前に米国に帰国。以後ペンシルバニア州の郊外にある農場に永住して作家生活を続け、80以上の文学作品を発表する。執筆のかたわら、「東西文化の橋渡し」の役を果たすと共に、黒人、婦人、混血児など、当時「虐げられた人々」と呼ばれていた階層の代弁者として、社会改革運動に献身する。戦後、日本をはじめアジア諸国に溢れた米軍将兵と現地のアジア女性との間に生まれた「アメラジアン」(米亜)混血孤児たちを救済するため、私財を投じて「ウエルカム・ハウス」や「パールバック財団」を創設したのは、その有名な一例。1960年には、日本を舞台にした児童向け短編小説『THE BIG WAVE(大津波)』(邦題『つなみ』径書房刊)の日米合作映画のために来日。戦前の疎開先だった長崎雲仙地方でのロケに参加した
小林 政子
1972年、明治学院大学英文科を中退し外務省に勤務。リスボン大学で2年間語学研修。主に本省では中近東アフリカ局、国連局原子力課など。在外ではブラジル、カナダに勤務。1998年に外務省を辞職し翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: hi2515 投稿日:2015/02/10

それぞれの胸に宿る神の火

今年は原爆が投下されえ70年を迎えようとしていますね。 灼熱の未曾有の惨事の中を生き抜いて生存していらっしゃる方々も少なくなっているのでしょう(黙祷)

この作品は、あの恐ろしい原爆を作ったアメリカの科学者達のお話です。
もともと遅読とは言え、当初は専門用語が多く罰ゲームでも受けている世界でしたが、パールバック女史がその他の本でも科学者との付き合いの中から書かれた小編を読み興味があったのと、アメリカサイドからの製作者の真実を是非読んでおきたいと思ったのです。

全ては、戦争と言う狂気が生んだ産物で、ヒトラー率いるドイツがその開発に着手し、進行している事に対する抑止力として始まった出来事です。

抑止力だったものが、日本の限りない抵抗に恐れをなし終戦を迎える為に兵器として使う事になる過程には戦慄を覚えます。日本と言うたぐいまれなる国民は、本当に最後の最後まで戦う事を諦めず、両国の戦死者は甚大なものでした。

国同士の威信にかけて、行われたそれは一種の競争でもあり知力を尽くした科学者達の産物となるのですが、核エネルギーは燃料革命を起こし、それは決して兵器として使ってはならないものでした。ではどうやったら終戦を迎える事が出来たのでしょう?

唯一の被爆国として、日本はこれからも声を大にして『核兵器反対!』と世界に発信してゆかねばならない責務を担っていると思います。

アメリカでは、国策として極秘裏のうちに、精鋭の科学者達が招集されます。そしてその内容は家族にすら話せない事ばかりで数年という期間で家族の絆すら危うい状況に追い詰められてゆきます。日本でも戦艦大和の製作に携わった人々や兵器の開発に関与した方々はみーんな極秘裏の事でした。

戦争と言う狂気の中で、知力を誇る科学者ですら上部命令に反する事は出来ません。自分の中の道徳心との葛藤、ぎりぎりの中での激務は彼らの身体や心までも蝕み、被爆して亡くなるという悲劇も起こります。

実際にあった史実を元に書かれた作品ですが、このメンバーには実は女性は含まれていません。

しかし、女史はそこに女性の科学者を登場させ、科学者達の奥さんと言う女性らの視点からも問題を提起します。専門的な話ばかりでない、人々の心の葛藤や日本となじみの深い彼女は色んな視点から幅の広い物語に仕立て上げています。

これほどの年月が過ぎ、今や両国は友好関係を維持し、米軍基地は各地に点在しその力を頼みの綱としているのも事実です。過ぎ去った事実は重いものながら、私達はそこから学び犠牲者の方々の死を決して無駄にしてはいけないでしょう。

読み終わってみるとやはり読んで良かったと思える一冊でした。
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