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本 なかなか暮れない夏の夕暮れ

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本-なかなか暮れない夏の夕暮れ
著者: 江國香織 (著)
定価 ¥1,728(税込)
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商品情報

出版社名
角川春樹事務所
発行年月
2017年 02月
ISBNコード
9784758413008
版型
--
ページ数
334P
平均評価
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ブクレポ
1件

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江國香織 OFF

内容紹介

本ばかり読んでいる稔、姉の雀、元恋人の渚、娘の波十、友だちの大竹と淳子…。
切実で愛しい小さな冒険の日々と頁をめくる官能を描き切る、待望の長篇小説。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: こたろう 投稿日:2017/06/08

小説内小説のほうがリアリティがあったように思います。

「小説内小説が出てくる作品にしたかったんです。本を読む楽しさと不思議さは、どこかへ出かけていくことと似ている。それをそのまま小説にしたい、と」江國さんは語っています。


たしかに冒頭は北欧が舞台で姿を消した恋人を探す初老の男性が出てきます。そういうお話?と思っていたらいきなり「現実」に引き戻されて、こちらは親の資産、アパートなどで働かないで暮らす、その分優しさのある稔、五十歳が北欧を舞台にした本を読んでいたのだとわかります。
そしてたびたび、登場人物が変わって稔に認知してもらった(そのような関係はなかったにもかかわらず)子供を産んで育て今は別の男性と暮らしている女性や家賃を溜めがちな稔のアパートに入っている女性たち。そして経営してるジェラート屋に勤める若い女性とその友達。稔と久しぶりに知り合った同級生の淳子。顧問税理士をしている一見愛妻家に見え、本人もそう自覚しているにもかかわらず後半でその妻が家を出て行ってしまう大竹など、ざっと登場人物をあげただけこれだけになります。


おっと忘れていました。稔の姉で共同経営者のドイツに住んでいるカメラマンの雀ちゃん(途中で帰国し又不意に帰っていきます)と稔が認知していてよく遊びに来る(あずけられる)波十ちゃんもいます。
その他には小説内小説として北欧を舞台に追跡劇が繰り広げられ、突然首を掻っ切られて死んでしまう男が居たり、ゾーヤとかラースというカタカナの名前が並びます。


簡単に伝えるとそんな登場人物たちの、なんてことのない日常をたんたんと起伏無くえがいた作品で、稔は次の小説にとりかかり、淳子は稔との情事から覚め、大竹は離婚を決意しと変化はあるのですが、誰もどこへも行かないストーリーがまったりと続いていく印象です。
それはおそらく作者の意図のとうりなので、つまりはそんなお話が書いてみたかったという訳でしょう。


「私もミステリーが好きでよく読むんです。早く続きが読みたい、先が知りたいというあの気持ちを、読者にも稔と共有してほしくて、いつもの作風とは違う、緊迫感が出るジャンルを選びました」と小説内小説について楽し気に語っているようですが、読み手としては感情移入できる主人公が見当たらず、年の割に老けていない(苦労していない?)稔が五十歳と言われて違和感もあり、読み進めるのにだいぶ苦労しました。


この手の小説が好きな人には、まったりとしていて、小説内小説がどうなるのか、次は何処で出てくるのかとワクワクして読めるのかなと、想像してみたりします。
残念ながラ私には無理でしたが。
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