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本 一鬼夜行

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本-一鬼夜行
著者: 小松エメル (著)
定価 ¥669(税込)
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商品情報

出版社名
ポプラ社
シリーズ名
ポプラ文庫ピュアフル Pこ-3-1
発行年月
2010年 07月
ISBNコード
9784591119723
版型
--
ページ数
317P
平均評価
(3.5)
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ブクレポ
2件

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小松エメル OFF

内容紹介

江戸幕府が瓦解して五年。
強面で人間嫌い、周囲からも恐れられている若商人・喜蔵の家の庭に、ある夜、不思議な力を持つ小生意気な少年・小春が落ちてきた。
自らを「百鬼夜行からはぐれた鬼だ」と主張する小春といやいや同居する羽目になった喜蔵は、次々と起こる妖怪沙汰に悩まされることに―。
あさのあつこ、後藤竜二両選考委員の高評価を得たジャイブ小説大賞受賞作、文庫オリジナルで登場。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: 3ki 投稿日:2013/02/07

子どものようにかわいらしい大妖怪の小春と、醜悪な容貌をした青年喜蔵の二人夜行

他人を変えるより、自分を変える方が楽なものである。どうしても関わりを持たねばならぬのなら、相手の思うところを察して動いた方が、余計な軋轢を生まず、よほどうまく事は運ぶ。他人は他人なりの思いを持っているものだから。カイカカイカと世間はなろうとも、未だ世の闇は深い真夜中の百鬼夜行から転げ落ちた鬼一人。自らを大妖怪と名乗る小春は、堕ちた庭先の主、喜蔵の家に無理矢理上がり込み、大飯喰らいの居候となってしまう。売れない小間物屋だが腕はよく、喰えるほどには客の絶えない小間物屋をしている喜蔵の慎ましい、人目を避けるような暮らしは、物事に拘らず、おもしろがって世間を渡る小春によって、少しずつ変化をしていく。袂を分かった親友で優男の彦次や牛鍋屋の店員をしている娘の深雪、河童の弥々子、美貌の未亡人の綾子、果ては天狗までと、登場するのは多彩だ。そして、それぞれがなにがしかを読者に隠している。いや、抱えているといった方が正しいだろうか。鬼の小春がたまに「ひっ」となるほどの悪相をした喜蔵は、人となるべく関わろうとせずに生きてきた。周りもその面構えに怖じ気づき、関わろうとしないのが日常。それでよかったはずがなにがしか、喜蔵に関わろうとするものが増えていく毎日。この時代の小間物、古いものを修繕して売っているものも多く、売り物にも付喪神やら妖怪やら、うようよいるので、小春が来てからというもの、人も妖怪も騒がしい。そうした中でほどかれていく死んだ祖父のこと、自分を捨てた両親のこと、小春の過去、河童の弥々子が尻子玉を抜いたり人を拐かして殺したりしない訳。バラバラに見えたことが繋がっていたり、絡まっていると思われていたことが、実はすっきりときれいな結び目だったり、物語は紡がれて糸になっていく。より合わせたその先に、喜蔵の頑なな思いの糸は、小春の悩む思いの糸は、どこへとつながれていくのか。互いの言葉にはっとさせられ、何かすっきりとした面持ちになっていく様が調子よく感じられる。さらにそれらを彩る妖怪たち。小物も何も、人と交わる、情を動かす、珍しい妖怪とは言われるけれど、何だかとても人より人らしい。強情っぱりの喜蔵と小春だから、人情譚に見えて、でも素直じゃなくて、つんつんしながら掛け合うのがいい仲にも見える。人は存外自分を変えるのは難しい。自分でも気づかぬ姿をもっているからだ。「こう決めた」と自分ではしたつもりでも、向いていないこともある。鏡に映るのが自分ではない。むしろ正反対と心得て、決して自分を見ることはかなわぬものと、見当違いを肝に銘じて、他人を鏡にもしつつ、他人に見えている自分を受け入れることから始めるのもよいかと思う。

ニックネーム: p*m 投稿日:2012/08/29

おはぎ食べたい。

これだけ「顔が怖い」「顔が怖い」と連呼される主人公も珍しいかもしれませんねえ。表紙のイラストではそこまで(『鬼より怖い』って程まで)じゃない感じですが(笑)。

喜蔵、と言うこの主人公はハタチそこそこの癖に人生に夢もなく人間不信で相手選ばず無愛想(と見せ掛けて実はツンデレ?)。一方小春はこういう位置づけのキャラとしてはある意味有りがちでわかりやすいタイプかと。その他個性ある脇役たち(人間妖怪問わず)も面白かったけど、全体として何故か若干読みにくい印象が…文章との相性、とかかも。

とは言え根がアヤカシ系好きなので、結局続編に進んじゃうかも知れません。
って言うか結構キレイに終わってるのにここからどう続編に繋がっていくのかな。
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