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本 向こうがわの蜂

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本-向こうがわの蜂
著者: 池永陽 (著)
定価 ¥2,268(税込)
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商品情報

出版社名
PHP研究所
発行年月
2017年 02月
ISBNコード
9784569831305
版型
127×188mm
ページ数
556P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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池永陽 OFF

内容紹介

信じられないかもしれないけど、この東京の地の底には、ひとつの大きな町がすっぽりと納まっているの。
突然の歯の痛みに飛び込んだ歯医者で、小柳薫は「蜜蜂がこの世からいなくなると人類は滅亡する」という不思議な予言を受ける。
その日から、小柳薫の身に次々と不思議な出来事が巻き起こり、多田野黄昏という美女とともに昭和40年代の東京に迷い込むのだが…。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: まーち 投稿日:2017/03/10

時空を超えた愛が、世界を救う?!

派遣先の家電工場をリストラされた小柳薫(25歳)は、突然の歯痛に悩まされていた。我慢できずに飛び込んだ歯医者で、魅力的な女医に治療してもらった薫。
ところが、治療のあと、女医は、彼に、奇妙なニュースの映像を見せたのである。
それは、全国の蜜蜂が、大量に逃げ出しているというものだった。
そして彼は、「蜂がいなくなると、人類は4年で滅亡する」という、アインシュタインの言葉を思い出すのだった。
その後彼は、女医に、名前を訪ねたのだが、なぜか彼女は教えてくれず、彼女の提案で、「ジョイ」と呼ぶことになった。
彼女の正体は、終盤で明らかになる。


そして翌日、彼の大学時代からの友人・植松健吾が、薫の部屋を訪ねてくる。
植松は、自らすすんでホームレスになることを選んだという変人なのである。
その植松から、薫は、ホームレスが次々と姿を消しているという話を聞かされる。
そして、消えたホームレスたちは、消える前に、必ず、歯の痛みを訴えていたというのだ。


治療費を払いに行った薫だが、歯科医院は、昨日は休診日で、しかも、女医はいないと言われてしまう。
状況が受け入れられない薫の前に、歯科衛生士だという、多田野黄昏(25歳)という女性が現れる。
そして彼女から、信じられない話を聞かされたのである。


ある目的のために、黄昏が住む、「斜陽館」と言う名前の古い西洋館のアパートで、一緒に暮らすことになった二人。
しかし薫は、プラトニックな関係を求められていた。
それには、『節理』という、見えない力の意志が関係しているらしい。


薫が引っ越してきて二日後、山川という男性が、部屋を訪ねてくる。
「JAの回し者」だという彼は、蜜蜂の失踪事件を追っているという。
そして、たどり着いたのが、この、斜陽館だというのだ。
彼も、このアパートに入居し、調査を続けているらしい。
そしてわかったのが、太平洋戦争のさなか、ここで、戦争に関わる研究をしていたらしいということだった。
さらに、このアパートには、「自衛隊の回し者」である、米倉という男も住んでいるという。
山川によると、東京の地の底には、大きな町がすっぽりと納まっていて、そこに、人類にとって途方もなく大切な物が隠されているというのだ。
「斜陽館」が戦争の研究施設だったことから、その「大切なもの」は、軍事利用できるものだと考えた自衛隊と、世のために利用しようとするJAで、争奪戦が繰り広げられているというのだ。
しかし、地底の町への入り口が、どんなに探しても見つからないという。
ところが、薫のちょっとした行動がきっかけで、地底への入り口の扉が開き・・・


500ページを超える大作なので、内容を書き始めたらキリがなくなってしまう。


このあと、黄昏と薫、そして山川は、昭和40年代の東京に迷いこむ。
しかしそれは、タイムスリップではなく、一つの世界がスライスされたかのように、時間の進み方が異なる、二つの世界が存在しているというものなのである。
その世界で彼らは、「算盤クイーン」と呼ばれる、響という仲間とともに、米倉と、彼の部下の斎藤、そして、彼らの仲間となった健吾たちと、敵対したり協力したりしながら、「大切な物」が隠されたトンネルの入り口を探すのだった。
そしてついに発見された「大切な物」とは・・・?


実は黄昏は、『節理』によって、昭和40年代から送り込まれた女性で、薫と男女の関係になってしまうと、大変なことが起きてしまうらしい。
二人はやがて、愛し合うようになったのだが、最後の一線を越えることができない。
愛を貫くべきか、「大切な物」を探しあてて世界を救ったほうがいいのか。
二人は思い悩む。
そんな二人の選択とは・・・?


最初は、SF的な話なのかと思ったのだが、読み終わってみると、時空を超えた愛の話だった。
どんな結末になるのかと思ったのだが、これ以上はないというような、文句なしの終わり方だった。


テンポがよく、展開が気になって、どんどん読み進んでしまった。
登場人物にはそれぞれ、「役割」があり、さまざまな「物」にも、きちんと意味があるというのがうまいと思った。


単なるパラレルワールドの話ではない、ハラハラドキドキ、そして切なさもある、とても面白い作品だった。
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