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本 毒殺協奏曲

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本-毒殺協奏曲
著者: アミの会(仮) (編)
有栖川有栖 (著)
小林泰三 (著)
定価 ¥1,944(税込)
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商品情報

出版社名
原書房
発行年月
2016年 06月
ISBNコード
9784562053346
版型
127×188mm
ページ数
373P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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内容紹介

致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然…サスペンスから本格まで、一冊に閉じ込めたバラエティ豊かな毒物語集。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: まーち 投稿日:2016/07/15

“毒を盛って読を制する”・・・<毒殺>がテーマのアンソロジー

「アミの会(仮)」というのは、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりすることを目的に結成された、女性作家の集まりだそうで、今回の作品は、「アンソロジー 捨てる(http://bookrepo.com/book/show/3029141?u=31605)」に続く、第2弾である。
あとがきに書かれていたのだが、同じ顔ぶればかりでは飽きるだろうということで、個人的なコネを使って、2名の男性作家さんにも参加してもらったということである。
8人の、豪華な作家陣による書き下ろしという贅沢なこの作品。さて、どんな作品が収録されているのだろうか。


『伴奏者』(永嶋恵美) 文化祭のステージ発表のための楽屋代わりに使っていた用具室で、合唱部の顧問である音楽教師が倒れていた。一命はとりとめたものの、どうやら、毒殺未遂だったらしい。部員たちは、犯人捜しを始めたのだが、事件の真相は、意外なものだった。


『猫は毒殺に関与しない』(柴田よしき) 友人の作家が、同じ業界の人間から、ネットに、中傷の書き込みをされていると相談された、同じく作家の女性。犯人候補をしぼったというその作家は、犯人を捜し出すために、鍋パーティーを開くことにしたのだが・・・


『罪を認めてください』(新津きよみ) 職場の不正を正そうとしたことが裏目に出て、2度も職を失うことになった直美は、空き家となっていた実家に戻っていたのだが、庭で、猫が死んでいるのを発見する。どうやら、毒入りの食べ物を食べたらしい。首輪に書かれていた名前や電話番号から、飼い主に連絡をした直美。ところが、飼い主の女性の犯人捜しに協力させられることになってしまい・・・


『劇的な幕切れ』(有栖川有栖) ネットのサイトで知り合い、一緒に服毒自殺をすることになった男女。死に場所にたどり着き、自殺(というか、見た目は心中)決行の時間を待っていた二人だったのだが、突然、大きな地震が発生する。すると女性は、自殺どころではないと言い出し・・・
──この作品、途中から、ちょっと騙されてしまう。


『ナザル』(松村比呂美) 希江は、図書館で、PTAの役員仲間でもある瞳が、「毒」関係の本を借りているのを目撃してしまう。瞳の家には、アル中の叔父が同居しているのだが、希江が目撃したひと月半後に、その叔父が食中毒で亡くなり、瞳一家が、高級住宅地に引っ越すことになったという連絡が回ってくる。希江は、瞳が毒殺したのではないかと疑うのだが・・・
──「ナザル」というのは、インドの風習で、子どもの顔に醜いつけぼくろを描いたり、痣を描いたりして、妬みや嫉妬を受けないようにするというものらしい。


『吹雪の朝』(小林泰三) 台風を異常なまでに畏れる登美子は、絶対に台風がこない所に実家があるという男性と結婚した。しかしそこは、台風はこないものの、台風を上回るような、爆弾低気圧による冬の嵐に襲われる土地だったのである。そんな、豪雪地帯にある彼女の家に、夫の元カノたちが、温泉に行こうとしたら、チェーンが切れたと言って押しかけてくる。そして翌朝、夫が、心肺停止状態で発見され・・・


『完璧な蒐集』(篠田真由美) 『毒』に関係するものを集めている叔父が、若い女性と結婚する。それからしばらくして、叔父が自殺したという連絡がくる。甥の青年は、叔父の死に不審をいだくのだが、残されたコレクションに隠された、彼の死の真相を見つけ出し・・・


『三人の女の物語』(光原百合) クレオパトラと白雪姫にまつわる、全く新しい視点での物語と、夫が自分を殺そうとしていることに気付いてしまった主婦の話。


「毒殺」の話ばかりということで、読んでいて、暗く重い気分になったら嫌だなと思いながら読んだのだが、全くそんなことはなかった。タイプの違う話ばかりで、「毒殺」といっても、いろいろな形の作品を書くことができるのだと、感心してしまった。


次作では、『アミの会』に、なぜ、(仮)がついているのかを教えてもらえるようなので、作品とともに、そちらも楽しみである。
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