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本 洞窟の女王

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本-洞窟の女王
著者: H.R.ハガード (著)
大久保康雄 (訳)
定価 ¥864(税込)
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商品情報

出版社名
東京創元社
シリーズ名
創元推理文庫 518‐2
発行年月
1981年
ISBNコード
9784488518028
版型
--
ページ数
403P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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H.R.ハガード OFF
大久保康雄 OFF

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: ランピアン 投稿日:2011/11/03

もはや書かれることのない小説

現代ではほぼ完全に死滅してしまった小説のジャンルに「秘境探検小説」がある。主人公が未知の世界に迷い込む、という筋立ては現代の小説にもあるにはあるが、殆どが寓意小説やSFであり、「秘境」(その代表はアフリカだろう)での冒険それ自体を主題にした小説は絶滅状態であろう。その理由は無論、地球上から「秘境」が消滅してしまったせいだが、刺激的なストーリーに慣れた現代の読者には退屈なのだろうし、秘境の原住民との接触等を描くと勢い「差別」の問題が出てきてしまうという理由もあろう。私はこの手の話が大好きなのだが。

本作は現在でも入手可能な数少ない秘境探検小説であり、大家ライダー・ハガードの代表作の一つである。英国生まれの美青年レオ・ヴィンシイは、亡き父が遺した古代ギリシャ語の古文書に誘われ、アフリカの人跡未踏の地を目指す。そこには古代文明の遺跡に住み、周辺の原住民たちに君臨する謎の美女「洞窟の女王」がいた。彼女はかつて喪った恋人との再会を信じて、数千年の時を超えて生き続けているというのだが・・・・。

「洞窟の女王」アッシャの語るその性悪説的かつ独善的な世界観がなかなか面白く、これは品行方正を旨としたヴィクトリア朝文化のネガだろうか。

なるほど「数千年の恋」なんて大時代的な話は今時流行らないだろうし、私のような物好きを除き、現代の読者には面白くないかもしれない。ただ、偉大な原型的物語として、読書好きなら押さえておいたほうがよい作品の一つではあろう。

巻末の生田耕作の解説もいい。生田は本作をこう称揚している。「近代のすさんだ魂が、情熱の感覚を、御伽噺の嗜好を失って以来、絶えて書かれなくなった種類の物語」。
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