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本 ピスタチオ

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本-ピスタチオ
著者: 梨木香歩 (著)
定価 ¥1,728(税込)
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商品情報

出版社名
筑摩書房
発行年月
2010年 10月
ISBNコード
9784480804280
版型
--
ページ数
290P
平均評価
(3.5)
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ブクレポ
1件

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梨木香歩 OFF

内容紹介

なにものかに導かれてやってきた、アフリカ。
棚は、すでに動きはじめたこの流れにのるしかない、と覚悟をきめた…。
待望の最新長篇小説。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: こたろう 投稿日:2013/01/19

独特の雰囲気、香り、すべてが梨木さんです。

なぜ題名が「ピスタチオ」なのか? わからないままに読み進めることになります。
フリーライターの棚(筆名)は飼い犬のマースが子宮に何やら得体のしれない物体を宿したことに気づきつてを頼って大学病院で見てもらい、結局手術することになります。その時の執刀がどうやら獣医学科の学生の手によってなされたらしく、痛ましい姿で帰ってきます。
古本屋でみつけた本がきっかけで、ナイロビで以前あったことのある片山海里を思い出します。そして今もアフリカにいる男友達、三原のことも。片山はアフリカで呪術を調べていたらしく、おびただしい数の資料がまだ整理されないまま、棚のもとに届きます。片山は呪術師の修行も受けていたらしく生々しい資料にいつか棚は引き込まれます。
ダバが体に入るとか、アフリカの精霊ジンナジュのことなど。
そんな時に雑誌のっ取材の仕事が来て、ウガンダに行くことになった棚、どうやらアフリカで亡くなったらしい片山のことを調べようと思います。

うーん、ストーリーを説明するだけでは伝わりにくい小説です。特に導入部が悪く言えばモタモタした感があって、梨木さんの醸し出す雰囲気に慣れている人以外は、ひょっとしたら辛いかもしれません。けれど淡々とした日常生活の描写の中にも梨木さんの世界観というか、生き物、特に鳥や植物を愛おしむ感覚が伝わってきて、ストーリー以前で楽しめてしまいます。
アフリカにわたってからはスピード感が出てきて読みすすめやすくなります。アフリカで出会った双子の妹を探している女性に出会ってからは、ああこれが書きたかったのかと、それまでの部分が全てつながるのが分かって、ようやくモヤモヤとした霧がうっすら晴れてくる気にもなりました。
現代人が感知できない精神世界があって、それと交信する物語です。静謐な文体がよく合っています。読後周りを見回してみると、それまでよりも木々や水辺に佇む渡り鳥が新鮮でより近く感じられるような深い物語です。
「死者には、それを抱いて眠るための物語が必要。その言葉が棚の中のどこかを稼働させようとしている」という記述が終章近く出てきますが。この物語をよく表している一文だと思いました。
実は二年以上前に読んで登録もしていたのですが、きちんと印象をまとめられなくて書かずにいた一冊でした。今回もわかりにくい書き方になりましたが、雰囲気だけでもわかっていただけたらと思い書きました。うーん、ブクレポって難しいです。
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