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本 せつない動物図鑑

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本-せつない動物図鑑
著者: ブルック・バーカー (著)
服部京子 (訳)
定価 ¥1,080(税込)
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商品情報

出版社名
ダイヤモンド社
発行年月
2017年 07月
ISBNコード
9784478102138
版型
127×188mm
ページ数
183P
平均評価
(5)
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ブクレポ
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内容紹介

112の生き物のクスッと笑えるびみょうな真実。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

1 ちょっとした、せつない告白。/2 できなくて、せつない。/3 恋は、せつない。/4 そのこだわりが、せつない。/5 へんてこで、せつない。/6 すごいけど、せつない。/7 おとなになるのは、せつない。/8 さみしくて、せつない。/9 子育てだって、せつない。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: 3ki 投稿日:2017/08/06

動物哲学

最近は色々な角度から見た動物図鑑がたくさんあって、楽しい。「しくじっている」だとか「失敗している」とかそんな失礼な方向から見ているものがなかなか面白いんだけれども、これは「せつない」と言う方向から見ている。


著者は、特に生物学者というわけではなく、元々は司書だった。図書館で司書として働いている頃紙の裏に動物の絵を描いて、その後、一緒に動物について調べたことを書いているうちに、「様々な動物のこと書いて」と頼まれるようになってそれがまとまったものらしい。だから、挿絵に使われている絵は、正確に生き物を表していると言うよりも、かなりデフォルメされた可愛らしい生き物になっている。


切ないという観点だからちょっと笑えるような悲しいような複雑な感じのする性質が色々と集められている。
例えば、カンガルーは喧嘩に負けると咳をする、ワニの脳はオレオより軽い、エミューは後ろ向きに歩けない、アライグマは小銭を盗めるくらい手が器用、オオバン(鳥)の両親はめちゃくちゃ子どもを依怙贔屓する。


読んで行くと、なんだか生き物のあり方というのは本当に多様で、これが正解とか正義とかそういったものなんて容易く決められるものではないと強く思う。もしかしたら、人の生き方としてはものすごく不道徳なものもあって、そういった生き物に説教たれても仕方がないんだよな、なんて思うのは、これが切ないと言う観点から考えられているからなのだろう。
例えば、蛸には友達がいない、と言うのがあるけれどそれでタコは寂しく思うのだろうか。
狐は、一生朝から晩までずっと一人ぼっちで過ごす、というのだって、孤独を感じるのだろうか。
タテゴトアザラシの子供は氷の上に置いてきぼりにされて体重を半分に減らしてしまうらしい。生後2週間から8週目まで、歩くことも、呼ぶことも、ご飯を食べることもできない赤ちゃんは、餓死することや、ホッキョクグマの恐怖に耐えなくてはならないらしい。


生命のあり方は、善悪では計り知れない厳しい現実と、迫り来る容赦のない環境の変化それぞれに耐えた者だけが生き残れると言う現実が反映されているに過ぎない。そこにセンチメンタルなものを映す人間こそがずれているのだろう。
もしも、人間が人道的な見地をそこに持ち込んだところで、できることはおおいに限られているに違いない。そして、人が原因にならない生物の絶滅は、単に生存戦略の不手際として片付けるよりほかないのだと思う。


植物は、雑草を抜いても抜いても新たなものが生えてくる。いつも別のものが待機していて、いなくなったスペースに自分の体をねじ込めるように待ち構えているのだ。そうして自らと自らの子孫の繁栄だけを目論む。それと同様に、動物も、それぞれが、それぞれの未来に向けてただひたすらに生きること試みている。
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