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本 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

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本-嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
著者: 岸見一郎 (著)
古賀史健 (著)
定価 ¥1,620(税込)
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商品情報

出版社名
ダイヤモンド社
発行年月
2013年 12月
ISBNコード
9784478025819
版型
--
ページ数
294P
平均評価
(5)
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ブクレポ
3件

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岸見一郎 OFF
古賀史健 OFF

この商品について

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。

内容紹介

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。
欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。
この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。
さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

第1夜 トラウマを否定せよ(知られざる「第三の巨頭」/なぜ「人は変われる」なのか ほか)/第2夜 すべての悩みは対人関係(なぜ自分のことが嫌いなのか/すべての悩みは「対人関係の悩み」である ほか)/第3夜 他者の課題を切り捨てる(承認欲求を否定する/「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ほか)/第4夜 世界の中心はどこにあるか(個人心理学と全体論/対人関係のゴールは「共同体感覚」 ほか)/第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる(過剰な自意識が、自分にブレーキをかける/自己肯定ではなく、自己受容 ほか)

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: ほそきち 投稿日:2015/07/05

今を精一杯生きること

ニックネーム: 高橋です! 投稿日:2014/11/02

人は変われる、誰でも幸せになれる、人生観が180度変わります

この本は、アドラー心理学者について、青年と哲学者の対話という物語形式で解説された本です。
この本に出てくる青年のような迷えるわが息子が薦めてくれたものですが、難解な心理学関係の本にもかかわらず、面白く一気に読めました。
アドラーは内容紹介にもあるようにフロイト、ユングと並ぶ3大巨頭と呼ばれているらしいのですが、はっきり言ってまったく知りませんでした。
「今の自分は嫌いだ。変わりたい。」「自分に自信がなく、対人関係がうまくいかない」など私を含め多くの人が1度や2度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
変わりたいのに何も変われなくて、自己嫌悪や劣等感に苛まれながら流されてしまった理由がわかった気がしました。
アドラーによれば、人は変われないのではなく、
変わらないと不断の決心をしている
のです。
「えっ」という驚きの1節です。
変わりたいと思いながらも、変わらないほうが楽だから、安心だからその目的のためにその行動を自ら決定する。
たとえば、いわゆる「ひきこもり」は、過去のつらい経験がそうさせるのではなく、「外に出ない」という目的のために不安や恐怖を作り出している。自宅にひきこもっていれば親の注目を一身に集め丁重に扱ってくれる。他方、家から出てしまうとその他大勢になってしまい誰も大切に扱ってくれなくなると考えてします。
「ひきこもり」の現在進行形の方が読んだら激怒しそうな内容です。
しかし、苦難な状況が過去に縛られたものでなく、自分自身の目的によって選んでそうしているのだとすれば、再び選びなおせばいいだけのことです。
ここに、誰でも人は変われるというアドラーの肝があります。
続いて、アドラーは「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と断じています。
そして、その解決方法は
他者の課題に介入せず、自分の課題に他者を介入させない
ことであるとしています。
自分ではどうすることもできない他者の課題には手を出さない。たとえば進路に悩む子供に対して励ましたり、環境を整えてやることは親としてできる自分の課題だが、進路の決断をし実行に移すのは子ども自身の課題であり、親といえども介入すべきではない。
これを、課題を分離して自力での解決を援助する、「勇気づけ」というそうです。
もし、相手が理不尽に自分の課題に介入してくれば、「嫌われる勇気」を持って対応すべきとしています。
最後に、アドれー心理学のゴールは「共同体感覚」となります。
これは、「他者を仲間とみなし、そこに自分の居場所があると感じられること」です。


アドラー心理学による新しい人間関係論というか、自己啓発論というか、教育論というか
、とにかく今までの自分の価値観を大きく揺さぶられました。
もっと、アドラー心理学の本を読んでみたくなりました。


ニックネーム: 705番目の宇宙 投稿日:2014/05/16

十七歳の私へ

十七歳の私へ、タイムマシンがあったら送りつけて読ませたい本です。
なぜ、私はあんなことをしてしまったのか?なぜ、私はこんなにも苦しいのか?
その正体がやっとわかりました。これに気付くまで20年近くかかりました。
でも、正体がわかってよかったです。だって、正体なんてないと思っていたから。

私はある高校に通っていました。その高校はギリギリ進学校って呼べるレベルの学校で、「中の上」な学校でした。
そこの生徒たちは、「中の上」らしく、ヤンキーはいなくて、おとなしい性格の生徒ばかりがいる学校でした。
私も成績は小学生のころから「中の上」で、性格もおとなしいのでその学校に通うことに決めました。、
そこで、待っていたのは同じくらいの成績の生徒ばかりで固まった没個性な集団であり、息苦しいことこの上なしの学校でした。
中学生なら、上は秀才から下は不良まで層があるので、何もしなくとも自分の立ち位置が自然と決まるものですが、高校では自分と似たような人間ばかりなので、自分と言う個性が見つけられず、というか自分と言う個性をうまく表現できず、狭い満員電車に無理やり乗っけられたような感じでした。
そのクラスの中で、やっぱり彼もうまく自分が見つけられず、学校に適応できなくてやけっぱちなことばかり言う少年がいました。
まるでおとなしいばかりの羊の群れに紛れ込まれた一匹の狼のような。
しかし、彼は夏休みが終わるころ、バイクで事故って死んでしまいました。

おとなしい羊の群れのクラスメイト達は彼の両親が来てもうるさいままで話も聞かず、ただたまたま前の席だった私は彼の両親の顔を見て、泣きそうになり、その両親たちも私の反応を見て、納得したらしく、帰って行きました。

二学期になり、文化祭のシーズンになりました。文化祭でなにをやるのかということが当然決めなくていけません。その中である男子が言いました。「○○が死んだのがショックで文化祭なんてやりたくない」と。

私はそこで猛烈な怒りを感じました。「ねぇ、本当に○○くんが死んだのがショックなら、○○くんを追悼するようなことをすればいいのに、そういくことは思い浮かばないの!!」って。

そんなの嘘だ。自分がただやる気がないだけでそれを○○くんの死をその理由に使うなんて、なんて嫌らしい人間なんだ。「かったるいからやりたくない」って言われた方がまだ潔くてましだ。
そうやって自分を誤魔化すクラスメイトに激しい嫌悪感を感じました。

それをきっかけに私はそのクラスメイト全員に興味が無くなりました。
どうぞ、私を仲間外れにしてください。私がいないところで皆さん楽しんでください。私は絶対にあなたたちの仲間に入りませんから。

そのクラスのまま卒業式まで過ごすことになります。本当に地獄みたいな日々でした。私が周りを拒絶しても、向こうから干渉してきますし、何かと面倒なことを私に押しつけようとしたりしました。私はまたそれをさらに無下に払いのけてましたけど。

卒業式の日私は顔が自然とニヤケて仕方ありませんでした。やっとここに来なくて済むと思ったからでしょうか。ニヤケてしまう自分の反応を自覚して本当にこの学校が嫌だったんだなと確認しました。

クラスメイトの誰かが「絶対このクラスのやつって卒業したら二度と会わなくねぇ」って言っていましたがその通りで私は卒業してからそのクラスメイトの誰一人とも会ったことがありません。

嫌いなんだよ。○○のせいで☓☓ができないって、自分にいい訳する奴が。死ぬほど嫌いなんだよ。

アドラーはそのあたりの心理を見事に説明してくれます。

ただ、今振り返ると私はあのとき「○○くんの魂が鎮魂するような、○○くんが何を考えて生きてきて、これからなにをやりたかったんだろうとかそういう○○くんの死を見送るようなことを文化祭でやればいいじゃない。」って言えばよかったんだろうか?
いや、そんな覚悟があのとき無かった。
いい訳はしない。
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