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本 晩秋の陰画(ネガフィルム)

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本-晩秋の陰画(ネガフィルム)
著者: 山本一力 (著)
定価 ¥1,728(税込)
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商品情報

出版社名
祥伝社
発行年月
2016年 06月
ISBNコード
9784396635008
版型
127×188mm
ページ数
299P
平均評価
(3)
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ブクレポ
1件

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山本一力 OFF

内容紹介

予期せぬ事態が心の奥底に潜んでいた思いを炙り出す。
時代小説の名手が、不可思議な心のさまを描き切った、この上なく豊潤な作品集。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: まーち 投稿日:2016/07/21

著者初の現代ミステリー

この作品は、4編の作品が収録されている。著者初の現代ミステリーらしいのだが、いかにもミステリというのは、最初の作品だけのような気がする。

『晩秋の陰画(ネガフィルム)』 俊介の自宅に、見知らぬ女性から荷物が届く。中から出てきたのは、交通事故死した叔父の日記帳だった。読んでみると、内容は、叔父が、友人の恋人と関係を持ってしまったということが書かれていたのである。叔父は、そのことに悩み、自殺したのではないかと思われた。友人との関係の修復を望んでいた叔父に代わって、謝罪しようとした俊介。しかし、友人から聞かされたのは、予想外の話で・・・


『秒読み』 飛行機恐怖症が克服できず、10年勤めた旅行会社を辞めた野川。そんな彼は、香港旅行で、緒形という男性と知り合う。彼の勧めで、香港の鍼治療を受けることにした野川。治療の効果は抜群で、飛行機が揺れても、全く怖くなくなった。ところが彼は、その後、その治療には、とんでもない「副作用」があることを聞かされ・・・


『冒険者たち』 父親が、1967年に観た映画の影響を受け、「伴忠(ばんちゅう)」と名付けられた、利野。苗字は、「としの」なのだが、「リノ」とも読めるということで、「冒険者たち」という映画で、アラン・ドロンとともに主演した、「リノ・バンチュラ」にかけて名付けられたのである。10歳の時、その映画(リバイバル)を観た伴忠は、フランスに興味を持ち、のちに、フランスで暮らしたりもする。そんな彼は、その映画が縁で、運命の女性たちと出会うことになり・・・


『内なる響き』 音楽評論社オーナーである前田賢治は、10歳年下の米田玄賽(げんさい)を頼りにしていた。その玄賽、1998年に、出張で、アメリカのアルバカーキに行った際、耳に激痛を感じた。現地のコーディネーターである野本に相談したところ、セレブ専門の耳鼻科名医がいると言われ、旅行保険が使えると言うのだ。その医師の手術を受けたところ、以前にもまして、音の聞き分けが鋭敏になったのである。しかし、定期的に手術を受けないと、聴力を失うことになるというのだ。15年後、再び手術を受けた玄賽。しかし、次は2年後、その次は半年後と、次第に手術の間隔が短くなるとともに、値段が高くなっていくことを知らされる。それを知った彼の決断とは・・・?


タイプの違う4作品を楽しむことができた。「晩秋の陰画」というのは、うまいタイトルである。「秒読み」は、「世にも奇妙な物語」になりそうな話だった。「冒険者」たちは、映画を観ていないのが悔やまれた。


山本さんというと、時代小説のイメージだが、新境地を開拓という感じの作品だった。
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