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本 二の悲劇

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本-二の悲劇
著者: 法月綸太郎 (著)
定価 ¥750(税込)
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商品情報

出版社名
祥伝社
シリーズ名
ノン・ポシェット
発行年月
1997年 07月
ISBNコード
9784396325794
版型
--
ページ数
430P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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法月綸太郎 OFF

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: まーち 投稿日:2013/01/26

ユーミンの「卒業写真」の世界が招いた悲劇

法月綸太郎シリーズの作品です。ちなみに、以前レポを書いた「一の悲劇」の続編ではありません。

都内のマンションで、清原奈津美という、若い女性の死体が発見されます。遺体は、ガスコンロで顔を焼かれた状態でした。一つだけ謎だったのが、遺体の胃袋から、鍵が見つかったことでした。どうやら、殺される寸前に自ら飲み込んだようなのです。推理の結果、日記帳の鍵ではないかと思われました。しかし、日記帳はどこにも見つかりません。

同居していた高校の同級生の女性、葛見(かつみ)百合子が、事件直後から行方不明になっていたため、彼女が犯人ではないかと思われました。ところが、彼女も、京都で死体となって発見されたのです。はたして、事件の真相とは・・・?

奈津美は、出張先の京都で、高校時代にあこがれていた二宮と、偶然再会し、遠距離での交際が始まります。ただ、二宮は、彼女のことを、百合子と勘違いしていたのでした。実は百合子も、彼にあこがれていたのです。いつ、自分の本当の名前を告げようか。本当のことを知ったら、もう、つきあってもらえなくなるのではないだろうか。奈津美は苦しみます。その思いを、彼女は日記に書き残していたのでした。

一方百合子は、奈津美に紹介された男性と交際していたのですが、どうやら、その男性の気持ちが、奈津美に向き始めてしまったようなのです。東京と京都で、二重に繰り広げられた三角関係が、事件の鍵となります。

この作品は、二つの視点で描かれた話が、交互に語られるという形で展開していきます。一つは、捜査に加わった、綸太郎の視点。そして、もうひとつは、京都でのできごとを語っているのですが、作品の終盤まで、誰が語っているのかわかりません。そして、誰が語っていたのかがわかった時、事件は解決に導かれるのです。

奈津美と百合子は、高校の卒業アルバムで、業者のミスで、名前が逆になって印刷されていました。そのアルバムも、重要なポイントです。

この作品、各章の冒頭に、ユーミンの「卒業写真」の歌詞が、少しずつ書かれています。まさに、この曲の世界が招いた悲劇といえるでしょう。

やはり、青春時代の思い出は、きれいな思い出のままで心にとどめておいた方がいいようです。
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