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本 魔獣狩り 新装版

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本-魔獣狩り 新装版
著者: 夢枕獏 (著)
定価 ¥1,728(税込)
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商品情報

出版社名
祥伝社
シリーズ名
ノン・ノベル
発行年月
2004年 07月
ISBNコード
9784396207816
版型
--
ページ数
731P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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夢枕獏 OFF

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: tsubasa 投稿日:2011/05/09

急にこの本についてなんか書い…

急にこの本についてなんか書いてみたくなったのでレビューしよう。多分暑くなってきたからだろうな。

そう、暑苦しくてむさ苦しい小説なのだ。よく著者の夢枕獏は「スープが溶けたように濃密な空気であった」というような表現をするが、本書は、というか魔獣狩りシリーズ(サイコダイバー・シリーズとも呼ばれる)は終始濃厚スープである。どう読んでもくどい。でもこってり豚骨スープだって好きなもんは好きなのである。

夢枕獏は必ずしもハードボイルド向きの筆致ではないように思う。実際『陰陽師』やその変奏とも言える『沙門空海』(なぜ変奏かというと博雅と晴明の関係と橘逸勢と空海の関係が全く同じだからだ)はどちらかというと典雅ともとれる文章でもある。

それがこれだけセックスとバイオレンスを描いて尚、評価が高い作家でいられるのは、アウトドアで培われた感性のような気がする。山の中を走っているときの描写や特に樹の描写は調べて描いたそれではなくて、所謂「手ぐせ」で書ける範囲なのだろう。「自然」がこの作家には太く貫いている。だからこそセックスとバイオレンスをこれでもかと描きながらも溺れていかないのだろう。

とはいえ魔獣狩りは兎に角セックスとバイオレンスである。セックスの描写はポルノ小説と変わらないのではないか(読んだことないためわからない)。強い男と妖しい女のオンパレードである。

一応、「サイコダイビング」という、他者の意識の中に入っていける、というSF装置が中心とはなっている。ダイビング中の様子はかなり描写に工夫が凝らしてある。が、私はなんか同調しにくい。そこらへんは個人差がかなりあるだろう。

本書『魔獣狩り』は発刊当初は3分冊だったものを合本したもの。一気に話の最後まで読める。登場人物などは『新・魔獣狩り』に続いていくが、事件としては本書一冊でちゃんと終わる。

魔獣狩りシリーズを読んでいるとエロとかグロとかそういうものに鈍感になる。脳の奥がずんずんと重い痺れをきたす。気持ち悪くもなる。でも、やめられない。

なんだろう、この感じは。きっとなにか変な脳内物質が出ているに違いない。ということは読んでいるだけでサイコダイブされているということか。毒島にだけは這入ってきてほしくないなぁ・・・。あ、本書ではまだ毒島は名前だけだっけか。
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