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本 無名

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本-無名
著者: 沢木耕太郎 (著)
定価 ¥575(税込)
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商品情報

出版社名
幻冬舎
シリーズ名
幻冬舎文庫 さ-18-1
発行年月
2006年 08月
ISBNコード
9784344408289
版型
--
ページ数
309P
平均評価
(5)
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ブクレポ
1件

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沢木耕太郎 OFF

内容紹介

一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。
そんな父が、ある夏の終わりに脳の出血のため入院した。
混濁してゆく意識、肺炎の併発、抗生物質の投与、そして在宅看護。
病床の父を見守りながら、息子は無数の記憶を掘り起こし、その無名の人生の軌跡を辿る―。
生きて死ぬことの厳粛な営みを、静謐な筆致で描ききった沢木作品の到達点。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

著者情報

沢木 耕太郎
1947年東京都生まれ。横浜国立大学卒。独自の手法と文体で数々の作品を生み出し、ノンフィクションの世界を広げたといわれる。大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『テロルの決算』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: これみつ 投稿日:2010/08/25

「少し、長く生きすぎてしまった…

「少し、長く生きすぎてしまったかもしれないな」
その一言にドキッとした。胸にわけもなく不安がこみ上げてきた。

人はいつか必ず死ぬ。それは避けられない。
運命などという言葉を安易に使いたくはないが、
早いか、遅いか、それは確かに運命に委ねざるをえないのかもしれない。
しかし、長く生きすぎてしまったなんて、そんなことは決してない、
そう信じたかった。

『無名』は、死期の近づいた父親と家族(とりわけ息子)との心のふれあい
を、繊細かつ静謐な筆致で綴った物語である。
「無名の人の無名の人生。だが、その無名性の中にどれほど確かな
ものがあったろう……」

この物語を読んで、ふいにおもった。
自分は父親とどれくらい話をしてきただろうか?
……正直、ほとんど話をした覚えはない。
しかし、それもごく普通のことだろう、そんな風にも思う。

それでも、父親が普段から何を考え、どんなことに興味があって、若い頃に
どんな青春を過ごしてきたのか……、そんなことを何も知らない自分に気付
かされて、なんともいえない思いに胸が疼いた。

この小説の主人公は父親の死に際して、こんなことを言っている。
「もし後悔があるとするなら、中耳炎などになってしまい、看護につく
回数が減ってしまったことだ。損をしたなと思った。
父と一緒にいられる夜を、一夜か二夜、私は失ってしまったのだ」

人はいつか必ず死ぬ。
それが今日なのか、明日なのか、一年後なのか、それは誰にもわからない。
死は常に身近に存在している。
ニュースや新聞を見れば、毎日のように人が死んでいる。
しかし、私たちはそれらにどれだけのリアリティを感じているだろうか?
自分の身近な人が、もしかしたら明日……、決してありえない話ではない。

後悔はしたくない。だから、父親と少し話をしてみようと思った。

コレ、みーつけた!
http://fanblogs.jp/koremitsu/archive/32/0
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