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本 アイネクライネナハトムジーク

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本-アイネクライネナハトムジーク
著者: 伊坂幸太郎 (著)
定価 ¥1,512(税込)
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商品情報

出版社名
幻冬舎
発行年月
2014年 09月
ISBNコード
9784344026292
版型
--
ページ数
285P
平均評価
(4.5)
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ブクレポ
1件

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伊坂幸太郎 OFF

この商品について

2015年本屋大賞ノミネート作品!!

内容紹介

ここにヒーローはいない。
さあ、君の出番だ。
奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。
情けないけど、愛おしい。
そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: まーち 投稿日:2014/10/04

さまざまな“出会い”の話が、伊坂幸太郎作品だとこうなるのか。

あとがきで著者自身が書いているが、伊坂作品を読んできた方にとっては、ちょっと意外な作品かもしれない。泥棒や強盗、殺し屋や超能力、恐ろしい犯人、特徴的な人物や奇妙な設定、そういったものがほとんど出てこないのだ。しかも、大半が恋愛にまつわる話になっている。伊坂作品を初めて読む方にとっては、読みやすい作品かもしれない。

この作品の最初の二編の執筆のきっかけは、ミュージシャンの斉藤和義さん絡みなのだそうだ。そこから話を膨らませたというだけあって、連作短編集というよりは、最初の「アイネクライネ」という作品をベースに、話が広がっていくような印象だった。


『アイネクライネ』 は、マーケットリサーチの会社で働く、佐藤という男性の、奇跡のような再会の話。


『ライトヘビー』 は、美容師の美奈子が、常連客の板橋香澄の紹介で、彼女の弟と、メル友ならぬ、電友(電話のみで、会ったことはない)になる話。最後で明らかになる、弟の職業がびっくりである。


『ドクメンタ』 は、「アイネクライネ」で登場した、佐藤の上司・藤間が、免許の書き換えの際に出会った女性と、その後の2回の書き換えで再会する話。ちなみに、「ドクメンタ」とは、ドイツで、5年に一度開催される現代美術の展覧会らしい。


『ルックスライク』 この話は、今回の作品の中で、ちょっとスタイルが違う。しかし、一番伊坂さんぽい話かもしれない。この話には、高校生の男女(女の子は、「アイネクライネ」で登場する、佐藤の友人・織田の娘・美緒)と、若い男女の話が、交互に描かれていく。全く関係のなさそうな二組が、時空を超えてつながっていくという、伊坂さんお得意のパターンかもしれない。


『メイクアップ』 は、化粧品会社に勤める結衣が、高校時代にいじめられていた相手・小久保亜季と、仕事がらみで再会する話。


そして最後の、『ナハトムジーク』 という話では、「ライトヘビー」で登場した、板橋香澄の弟の話を中心に、それまでの話に登場した、ほとんどの人物が登場し、時空を超えて、意外なつながりを見せていく。伊坂作品の王道的結末である。中学生だった少年が、成長して、板橋香澄の弟と、劇的な再会を果たす場面はよかったなぁ。


いつもながら、すっきりした文章の中に、すごく印象的な言葉が散りばめられているのが、読んでいて非常に心地いい。人物だけでなく、話の中に出てくる要素までつながっているというのが、さすがである。今回の作品も、非常に楽しむことができた。


一つだけ気になったのは、織田美緒の親友・藤間亜美子の母親の旧姓である。「亜美子」の前に繋がると、バランスが変に感じると書かれていたのだが、最後までわからなかった。私が見落としたのだろうか。
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