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本 舟を編む

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本-舟を編む
著者: 三浦しをん (著)
定価 ¥1,620(税込)
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商品情報

出版社名
光文社
発行年月
2011年 09月
ISBNコード
9784334927769
版型
--
ページ数
259P
平均評価
(4.5)
: 12件
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: 0件
ブクレポ
19件

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三浦しをん OFF

この商品について

2012年本屋大賞 受賞作!
馬締は、辞書の編集=日本語という大海原を渡るための舟を編みはじめる。著者の、日本語への敬意と愛に満ちた長編小説。

内容紹介

玄武書房に勤める馬締光也。
営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。
新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。
定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのか―。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: マーブル 投稿日:2016/12/04

ずっとすすめられていたのに

先日塾の講師の方と話す機会があった。
塾講師の教え方と生徒の受け止め方について。

講師が優秀かどうかもあるが、説明の仕方が生徒とマッチするかどうかも大きい、と言う話。
ある生徒が分かり易い、と言っている講師は、決して他より特別に優秀な訳ではなく、理数系らしい論理的な説明がその生徒にとって受け入れやすいという事で、その説明パターンが苦手な生徒もいる、という話だった。
確かにひとつの理屈だと思う。


実際、社会に出てみると、話の分かりやすい人、分かりにくい人がいて、その要因の中に話の展開の仕方、説明の仕方、は大きく関わっている、と感じる。
自分でも論理の筋道を外して話されるのはイライラする方だが、とある方面からはそれが「理屈っぽく」思えるようだ。


大学で哲学を学んでいた事もあり、言葉の使い方が気になる事が多い。
とは言え、それを生業にしているわけでもなく、気になる程度で、徹底しているとは思えないのだが、人によって捉え方が複数存在する言葉を定義もせずに無思慮に使われると確認したくなる。あまりやると上げ足を取っている、と思われたり、枝葉末節に囚われて議論が進まない、と言われたりするが。


そんな私にとって、辞書を作る世界はとても楽しく読む事ができた。
このブクレポサイトの「あなたにおすすめの本」のトップにずっと何年も掲載されていたが、どんな本か想像もつかず、作家も知らずに放っておいていた作品。たまたま家族が見ていたアニメのタイトルが聞いた事があると尋ねてみると映画化もされていたとか。遅ればせながら手に入れて読んだみた。


学生時代の辞書との思い出が蘇る。
大人になった自分の仕事との距離を考える。
こんなにも情熱を持って仕事に打ち込んでいるだろうか。
それを今から変えるのは困難な事だろうが、せめて思いを正確に伝えられるよう、言葉の使い方をもう一度気にしよう。
そして、思いと時間のこもった辞書を大切に使おう。


軽く読めるけれど、色々と考えさせられる作品です。
参考文献にある、辞書を作る裏側の本も読んでみたくなりました。

ニックネーム: 705番目の宇宙 投稿日:2015/08/16

深みがあるチャラ男

この物語はまじめくんや、辞書作りに命をかける人々だけが描かれていたら、そんなに面白いお話にならなかったでしょう。何事にも(仕事も恋愛も)チャラーい先輩が周りに感化されて次第に辞書作りに思い入れを持つようになり、異動で辞書作りから外されて悔し涙を流すシーンがわたくしは好きです。
誰だって誇りを持って仕事をしている。それは、悔しいこともありますが幸せなことだと思います。このチャラ男の先輩の存在ががこの物語に深みを与えているとわたくしは思います。

ニックネーム: ねこ太郎 投稿日:2014/04/30

まじめなまじめの物語

辞書編纂に懸ける熱きオタクたち。膨大な手間をかけ人生を駆けてゆく者たち。会社の信用を賭けて出版する一大事業。今、モノづくりに携わるすべての人の夢が翔る。


不器用でスタイリッシュでもない。でも何かに一生懸命な人には輝きのようなオーラがある。そのオーラに魅了されてた人々。月の姫もその一人か。


虎は死して皮残す。人は死して名を残す。 果てしない言葉の海に漕ぎ出す者たち。人生の大半を注ぎ込んだ航海は後悔なきものとなるのか。


本の装丁にまで趣向を凝らした愛蔵書となる一冊です。

ニックネーム: ヨチズ 投稿日:2014/03/27

地味だけど熱いチームワーク

映画化されたということで読むことにしました。


こんなに読後に気持ちいいと感じた作品は久しぶりかもしれません。
辞書に携わる人々の熱い気持ちが素直に心に入ってくるのが心地よかったです。

辞書が作られる15年に起こる主人公をはじめとした登場人物の人生の移り変わり、
そして辞書に寄せられる心の変化も楽しいです。
またその人生に常に寄り添っている言葉の力を改めて考えさせてくれる作品でした。


こどものとき辞書ってどうやってつくっているんだろうと思い、いろいろ想像していました。
人がしゃべっていることをテープに録音して、単語を拾っていくのか。
いろんな本から単語を拾っていくのか。
意味はどのように調べるのか。
もっと簡単な方法で作っているのか。
あるのであれば、それはどんな方法か。

これらの疑問や予想の正解を求めることは当時できなかったのですが、この話を読んで気の遠くなるようなことをやっていたのだと思いました。
しかもそれは私の想像を遥かに超えた大変な仕事でありました。


いまやインターネットや電子辞書で辞書がなくてもいい時代になりましたが、私は今一度辞書を購入し、それを作った人々の熱意に思いを馳せたい気持ちに駆られました。

ニックネーム: 高橋です! 投稿日:2013/09/30

日常の喧騒にお疲れの方に一服の清涼剤としていかがでしょうか。


とにかくおもしろい!!!
設定が、「日本語辞書づくりに情熱を燃やす」というのが新鮮!
タイトルは、「大渡海」という新しい国語辞典を言葉の大海原に漕ぎ出す舟に見立てたもので、ちょっと地味な表紙とあいまってこんな素敵な物語とは思いませんでした。(うれしい誤算)

私も学生のころ、複数の辞書で「男」とか「女」とか「恋」とか調べた記憶があります。
ものすごく古い辞書には明らかに男尊女卑の思想が露骨に書いてあり、時代を感じたことがあります。
言葉は生物。時代とともに辞書もどんどん変わっていかないと言葉の大海原の中で行くあてもわからず海の底に沈んでしまう。
辞書を作るこんなにも大変で、いろんな人の情熱が結集したものなのか。
自宅にある数十年前に買ってもらってほとんど見ることのなかった広辞苑に思わずあたまをさげてしまいました(^^;;

同じ下宿に住む娘に15枚にもわたる恋文を渡すという不器用な主人公の馬締(まじめ)君を中心に辞書つくりに情熱を燃やす人たちが生き生きと魅力的に描かれており、とても気持ちのいい読後感でした。


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