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本 誘拐捜査

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本-誘拐捜査
著者: 緒川怜 (著)
定価 ¥1,620(税込)
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商品情報

出版社名
光文社
発行年月
2017年 02月
ISBNコード
9784334911485
版型
127×188mm
ページ数
325P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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緒川怜 OFF

内容紹介

わたしが少女を救い出す!過去と現在の三つの誘拐事件が、心に傷を持つ刑事の前に立ちはだかる。
警察小説に独自の世界を拓く著者渾身の書下ろし傑作長編。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: まーち 投稿日:2017/04/15

複雑に絡む、過去と現在の事件

八王子で、小学生の女の子の誘拐事件が発生する。その後、犯人から、女の子の携帯を使ってメールが届き、その中で、衝撃的な告白をしたのである。
それは、14年前に栃木県で発生した、小学生の姉妹の誘拐・殺害事件に関するものだった。
メールの中で、犯人は、唯一発見されていなかった、妹の頭部の在りかを記していたのだ。


その現場を掘り返してみると、そこから、ホルマリン漬けになった、女の子の頭部が発見され、DNA鑑定の結果、14年前に殺害された妹のものだということが判明する。
しかし、14年前の事件は、矢部という男が、犯人として逮捕され、すでに死刑が確定しているのである。
では、矢部は冤罪で、真犯人は、今回の誘拐事件の犯人なのか?
ところが、その直後、矢部の死刑が執行されてしまったのである。
世間では、冤罪だと騒がれはじめ・・・


一方、警視庁捜査一課の刑事である楢橋は、20年前に、自分がかかわった事件のことを引きずっていた。
その事件というのは、楢橋が目を離したすきに、彼の8歳の姪・桜子が行方不明となり、いまだに、消息不明となっているというものだった。
そのことがあり、楢橋は、今回誘拐された少女を、なんとかして無事に発見したかったのである。
しかし彼は、何者かに拳銃で撃たれ、入院中の身だった。
そこに、見舞いに訪れたのが、彼の姪で、通信社の新米記者・文(あや・桜子の妹)である。
彼女は、叔父が撃たれたのには理由があると考えていたのだが、楢橋に、うまくごまかされてしまう。
そして楢橋は、病院を抜け出し、強引に捜査に加わったのである。


その後彼女は、警察に、何かネタがないか照会したのだが、そこで、ちょっと気になる話を聞かされる。
それは、吉沢という刑務官の自殺だった。
吉沢の経歴から推測し、調べていくと、彼は、死刑囚の矢部を担当していたことがわかる。
吉沢は、本当に自殺だったのか?
独自に調べていった文は、吉沢が、生前、ある男と接点があったことを発見し・・・


あ~、この作品、過去と現在の複数の事件が複雑に絡み合っていて、書き始めたらキリがない。
簡単にまとめると、
①20年前の、楢橋の姪の行方不明事件
②14年前の、小学生姉妹の誘拐・殺害事件
③八王子で発生した、小学生の女の子の誘拐事件
④楢橋の襲撃事件
⑤楢橋が、過去に犯した、ある取引き。
⑥暴力団事務所からの、1億円強奪事件と、その金の横取り事件。
⑦刑務官の自殺
⑧ある刑事と交際していた女性の事故死。
これらが、全てつながることになるのだ。


実在の事件をモデルにしている部分もあり、かなり複雑ではあるものの、なかなか面白い作品だったのだが、目撃者の証言など、あまりにもうまく行き過ぎな場面が多く、いまひとつ盛り上がりに欠けてしまった感じがする。
そもそも、これだけの要素を盛り込んだ作品を、この分量でまとめるには、無理があったのではないだろうか。
事件の話のみならず、死刑制度や冤罪の問題、さらに、子どもの虐待問題まで盛り込んでいるのだから。


作者が、力を込めて書いたというのは、充分伝わってくるのだが、ちょっと要素を盛り込み過ぎたのではないかという印象である。
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