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本 蜜と唾

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本-蜜と唾
著者: 盛田隆二 (著)
定価 ¥1,404(税込)
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商品情報

出版社名
光文社
発行年月
2016年 08月
ISBNコード
9784334911157
版型
127×188mm
ページ数
308P
平均評価
(3)
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ブクレポ
1件

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盛田隆二 OFF

内容紹介

梶亮平、27歳。
ブラック企業体験記が、初めて月刊誌に掲載された。
それを見たという美帆子から四年ぶりに電話が入る。
学生時代、家庭教師をしていた少年の母親だ。
中学受験を前に少年は交通事故で亡くなった。
後に刑事の事情聴取に応じた際、亮平は思い知る。
あの一本の電話から事件に巻き込まれることになったのだと。
リアリズムの名手、初の犯罪ミステリー。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: まーち 投稿日:2016/11/29

本当に怖いのは、こういう女性なのか?

27歳の梶亮平の運命を狂わせることになったのは、一本の電話だった。4年ぶりに電話をかけてきた相手は、亮平が、学生時代に家庭教師をしていた小学生(当時)の母親・美帆子だった。彼女は、月刊誌に初めて掲載された亮平の体験記を読んだのだという。そして、お祝いをしたいので、彼女の店である、バー「雪ノ華」に来てほしいと。


そこからは、40歳とは思えない美貌とスタイルの持ち主である美帆子をめぐる、男と女の物語が描かれていく。
美帆子の息子は、小学校6年生の時に、交通事故で亡くなっている。ある理由から、亮平は、そのことに対し、ず~っと負い目を感じていたのである。
そして、美帆子と離婚した元夫。離婚の原因は、DVだと聞かされていたのだが、のちに、真相が明かされる。
次に、美帆子につきまとう、銀行員の奈良橋。彼が、離婚した美帆子に、店のオーナーを紹介したというのだが、彼とも関係があったことが明らかになっていく。
さらに、店の常連客の波多野。彼は、美帆子を狙う常連客たちの中から、自分だけが選ばれて、ご満悦だったようだが、変な欲を出したことによって、破滅への道を歩むことになり・・・


男性たちだけではなく、店の店員である早紀まで、波多野の仕事の相手である金持ちの老人と、おかしな関係になっていく。


そして、美帆子の再婚した夫が不審死したことにより、美帆子と早紀、そして彼女たちを取り巻く男たちの運命が決定づけられることになり・・・


この作品、内容的には微妙なのである。現在の話が描かれるとともに、登場人物それぞれの過去についても語られていくことによって、さまざまな秘密が少しずつ明らかになっていくのだが、全てがはっきりするわけではなく、多くの謎が残ったままなのだ。
しかし、文章がうまいのか、自然と読まされてしまうのである。でも、読み終わってみると、結局なんだったのだろうという感じなのだ。


美帆子という女性、どこまでが意図的なのかわからない。男たちは、彼女に惹かれ、助けてあげたくなってしまうようだが、彼女と関わることによって、自分の運命が狂わされていくことに気付かないらしい。もしかしたら、本当に怖いのは、美帆子のような女性なのかもしれない。


ミステリというには、微妙な感じだが、人間の欲望や弱さ、そして恐ろしさが、ジワジワ感じられる作品だった。
それにしても、一番の被害者は、美帆子の息子としか言いようがない。
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