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本 狐武者 傑作奇譚集

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本-狐武者 傑作奇譚集
著者: 岡本綺堂 (著)
定価 ¥734(税込)
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商品情報

出版社名
光文社
シリーズ名
光文社文庫 お6-30 光文社時代小説文庫
発行年月
2016年 08月
ISBNコード
9784334773427
版型
文庫
ページ数
329P
平均評価
(3)
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ブクレポ
1件

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岡本綺堂 OFF

内容紹介

多くの昔話や稲荷信仰にたとえられるように、狐は古くから人に親しくも、とても神秘的な動物だった。
そんな超自然の力を持つ狐に守護された若き武士が、激動の乱世を生き抜いていく不思議な物語「狐武者」をはじめ、深窓の女子学生失踪事件をめぐる男女の愛憎劇をサスペンス溢れる筆致で綴った中編「うす雪」など、七編すべてが文庫初収録となる幻の傑作集!

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: マーブル 投稿日:2017/10/15

まずは半七から

現在活躍している作家より、過去の作家を読む事が多い。それらは千年の時を越えても鑑賞に耐えうるとも言えるし、現代では古びてしまったと言うことも可能なものもある。昔の機械や工芸品が、そのからくりの緻密さや手を惜しまずに作った職人の技術、そして今ではかえって目新しいデザインなどで楽しませてくれるのと表裏一体に、性能や耐久性などで比較しては見劣りするのと似ている。

だから、書かれた当時はどんな風に受け止められたのか想像する事がある。
どこで、誰に向けて書かれたのか。社会はどんな様子だったのか。
その作家の評価はどうだったのか。
その作品は期待どおりだったのか。予想外のものだったのか。
古きものの粗を探すのではなく、より楽しむために。




『うす雪』
有名な女性教育者に預けられ、寮生活のように日々を送る女学生。教育を受けられる女性はごく一部だった時代。新時代と旧時代の考え方の違いから起こる愛憎劇。
この設定をどう受け止めるか。捕物帖や怪談ものにばかり慣れていたので、予備知識なしに読み始め、ちょっと戸惑う。乱歩ばりのミステリなのか?


冒頭で降る雪。
「いくらも積もるまいな」と兄。
姿を消した女学生雪子。
眉に光るひと片光る雪を払おうともしない男。

ことあるごとに出てくる雪の描写に込められた作者の想いは。




その他女性雑誌が初出の二編は、異なる形の愛憎劇をミステリ仕立てで。
戦国時代を描いても、河童や狸、狐の加護を受ける武士の話となる。



文庫初収録の作品を集めたと言う事で、紹介では傑作揃いとあるが、意地悪く考えれば「売れない」作品群とも言えるかもしれない。岡本綺堂が好きな私でも、筋立てや、季節や自然の描写にもっと期待をしたくなる。
綺堂を読むならやはり『半七』をお先にどうぞ。
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