pagetop

本 バッタを倒しにアフリカへ

ほしい!に追加 twitter
本-バッタを倒しにアフリカへ
著者: 前野ウルド浩太郎 (著)
定価 ¥993(税込)
BOOKFANポイント: 9 pt
or
Tポイント: 9 pt (Yahoo!ウォレット決済利用時)

商品情報

出版社名
光文社
シリーズ名
光文社新書 883
発行年月
2017年 05月
ISBNコード
9784334039899
版型
新書
ページ数
378P
平均評価
(5)
: 1件
: 0件
: 0件
: 0件
: 0件
ブクレポ
1件

新刊お知らせ登録一覧へ »

前野ウルド浩太郎 OFF

内容紹介

バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。
それが、修羅への道とも知らずに…。
『孤独なバッダが群れるとき』の著者が贈る、科学冒険就職ノンフィクション!

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

第1章 サハラに青春を賭ける/第2章 アフリカに染まる/第3章 旅立ちを前に/第4章 裏切りの大干ばつ/第5章 聖地でのあがき/第6章 地雷の海を越えて/第7章 彷徨える博士/第8章 「神の罰」に挑む/第9章 我、サハラに死せず

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: sasha 投稿日:2017/05/29

バッタ博士の熱過ぎる情熱

おかしいだろう、このタイトルにこの表紙。これを買わずに、読まずに
いられようか。そう思ったので衝動買いして読んだのだ。

子供の頃に読んだ『ファーブル昆虫記』に感銘を受ける。これは分か
る。将来はファーブルのような昆虫学者になるんだ。これも分かる。

外国で大発生したバッタを見学していた女性観光客が、バッタの大群
に巻き込まれて緑色の服をバッタに食べられたことを科学雑誌で知る。
あぁ、羨ましい。自分もバッタに貪り食われたいっ!となると理解不能。

常人には理解不能の熱過ぎる情熱を持ってこそ、何かしらの研究に
打ち込むことができるのではなかろうか。まぁ、いくら私がシャチ好き
でもシャチに貪り食われたいとは思わないんだが。

そんなバッタ博士である著者がサバクトビバッタの甚大な被害に悩まさ
れているモーリタニアのサバクトビバッタ研究所を舞台にフィールドワーク
を行った際の研究エッセイだ。

しかも日本国内ではフィールドワークをしたことのない著者が、初めての
フィールドワークに出るのがモーリタニアって…。バッタ研究に賭ける著者
の情熱は半端じゃないモーリタニアの公用語であるフランス語も話せない
のに…だ。

当然のようにドタバタ劇が繰り広げられるのだが、本書はタイトルと表紙
から受ける「おかしいだろう、これ」との印象だけではない。博士号を取得
しても、研究を続ける為の資金を獲得する苦労も記されている。

思い至らなかったが、研究者って大変なんだな。恒久的に収入を得ながら
好きな研究を続けられるのって、著者の言葉ではないがほんの一握りど
ころか、一つまみなんだね。

そんな苦労を潜り抜けて、モーリタニアでバッタ研究を続けるのだが肝心
のバッタの大群がなかなか姿を見せてくれない。こればかりはタイミングも
あるのだろうね。

そうして念願のバッタの大群出現。当然やりましたとも。子供の頃の夢を
叶えることを。緑色の前線タイツに身を包み、バッタの大群の中に飛び込ん
で行く。

「さぁ、貪り食うがよい」

命がけの秘技ではあったがバッタに素通りされるバッタ博士。トホホ。

たくさんの人たちに応援され、アフリカのバッタ被害を食い止める野望を
抱き、バッタ博士はサハラ砂漠を駆け巡った。相棒であり、専属運転手の
ティジャニとの連携は抜群。サバクトビバッタ研究所のババ所長との心温
まる絆にはホロリとさせられるところもある。

ジャケ買いだったけれど買って、読んで損はなし。こんな尋常ではない情熱
を持ったバッタ博士がいるのなら、いつかきっと、蝗害の根本的な解決策が
発見されるかもしれない。

尚、私は仕事先から帰宅して、なんか頭がかゆいな…と思って頭に手をやっ
たらバッタが載っていたことがあった。バッタ博士のように「貪り食われたい」
とは思わなかったので、すぐに近くの木の根元に置いて来ましたけどね。
うれしい全品送料無料♪全商品1%ポイント還元!
ご注意!ラッピング、お届け日の指定は承れません!
出版社共同企画!もれなく100ptプレゼント!
BOOKFANのツイッターをフォローする♪
BOOKFANキャラクター大集合!LINEクリエイターズスタンプ配信中☆
電子書籍に自分だけのサインがもらえる!eBookサイン会情報はこちら!
特集一覧へ