pagetop

本 先生の夢十夜

ほしい!に追加 twitter
本-先生の夢十夜
著者: 芳川泰久 (著)
定価 ¥1,620(税込)
BOOKFANポイント: 75 pt
or
Tポイント: 45 pt (Yahoo!ウォレット決済利用時)

商品情報

出版社名
河出書房新社
発行年月
2017年 02月
ISBNコード
9784309025353
版型
127×188mm
ページ数
227P
平均評価
(4)
: 0件
: 1件
: 0件
: 0件
: 0件
ブクレポ
1件

新刊お知らせ登録一覧へ »

芳川泰久 OFF

内容紹介

夢枕に立ったのは、なんとあの漱石先生だった。
夫を捨て、代助に走った『それから』のヒロイン三千代の“それから”は?道ならぬ恋の続きに迫る、漱石三部作・完結篇!

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: まーち 投稿日:2017/04/04

作中人物たちの“それから”

「漱石三部作」の完結編。「坊っちゃんのそれから(http://bookrepo.com/book/show/3130771)」「吾輩のそれから(http://bookrepo.com/book/show/3145362)」とのつながり方が絶妙である。
ちなみに、「坊っちゃんのそれから」で、坊ちゃんは、刑事になったと書かれていたが、この作品の中でも、優秀な刑事として、重要な役割を果たすことになる。
それにしても、あの『坊ちゃん』の変わりようにはびっくりである。


「こんな夢を見た」という、予想通りの一文で始まるこの作品。
夢を見るのは、あの『吾輩』、そして、夢枕に立ったのは、夏目漱石である。


『吾輩』の夢枕に立った漱石は、『吾輩』に、ある調査を依頼する。
というのも、「吾輩のそれから」という作品の中で、『吾輩』は、探偵のようなことをしており、さらに、走馬灯のような映像を、脳裡に呼び出せる能力があることがわかっているのだ。


漱石によると、彼がこしらえた作中人物たちが、小説が終わっても、それぞれの生き方をしているらしい。
その中でも、特に気になっているのが、「それから」で、道ならぬ恋に走った三千代の“それから”であるという。


この作品は、その三千代の“それから”についての『吾輩』の調査の様子と結果が、十夜に分けて語られていく。


この作品では、漱石の、さまざまな作品の作中人物や猫(『吾輩』ではない)が次々と登場し、三千代と絡みつつ、それぞれの“それから”が語られていく。
この作品の中の漱石は、かなり傲慢で勝手な人物で、自分がこしらえた作中人物が、自分の意に反したことをやっているのが許せないようである。
その中でも、彼の逆鱗に触れた人物がいて、なんと、その人物を殺害してしまうのだ。(自分が作り出した人物なのに)
そして、知らぬうちに、その片棒を担がされてしまったのが『吾輩』なのである。
『吾輩』は、自分が、間接的に人を殺してしまったことにショックを受ける。
そして、漱石に対し、意外な方法で、復讐を試みるのだった。


この作品、最後は、予想外の、非常に切ない結末となる。


漱石の作品に登場する作中人物たちの“それから”を、「夢」という形で描いていくという、非常に面白い作品だった。
この作品を読んで、漱石の作品を読み返したら、違った面白さがありそうだ。
うれしい全品送料無料♪全商品5%ポイント還元!<a href="index.php?module=ecrlist&action=plist&it=BK"target="_parent">▼新刊・予約はコチラ!</a>
ご注意!ラッピング、お届け日の指定は承れません!
大量一括注文窓口はこちら!
出版社共同企画!もれなく100ptプレゼント!
BOOKFANのツイッターをフォローする♪
BOOKFANキャラクター大集合!LINEクリエイターズスタンプ配信中☆
コミック全巻セットはこちら★
特集一覧へ
ジャンルランキング

小説・エッセイのランキング

コーヒーが冷めないうちに

川口俊和(著)


マスカレード・ナイト

東野圭吾(著)


陸王

池井戸潤(著)


ランキング一覧へ