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本 恋の華・白蓮事件

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本-恋の華・白蓮事件
著者: 永畑道子 (著)
定価 ¥540(税込)
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商品情報

出版社名
文藝春秋
シリーズ名
文春文庫
発行年月
1990年 04月
ISBNコード
9784167524012
版型
--
ページ数
270P
平均評価
(5)
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ブクレポ
1件

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永畑道子 OFF

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: クロニスタ 投稿日:2014/09/05

蓮さまは恋の駆け引き上手

花子とアンで仲間由紀恵が演じている白蓮、朝ドラはフィクションの部分も多いので、実際の”蓮さま”はどんな女性だったのか、知りたくて読んだ。
ドラマでは、蓮子と夫の龍一が知らぬところで、龍一の友人が絶縁状を新聞社に売ったことになっているが、実際は両人とも積極的に絡んでいる。そりゃそうだろうと納得。
一途な恋に生きているような描き方のドラマと違い実際の蓮さまは結構打算的。読んでいる限りでは恋多き女性で、自分の美貌を十分理解して、いろんな男にモーションをかけている。才色兼備だから振り向く男がほとんどだが、はじめて龍一が蓮子にあったとき、龍一が何の反応を示さなかったので、蓮子は興味をもったらしい。


絶縁状で恥をかかされた伝助は、反論を別の新聞で発表したが、これは記者が代筆したもの(というよりは創作に近い) 様々な理由で、数回で反論はやめてしまうが、ドラマでは触れられていない原因のひとつに蓮子は大正天皇のいとこだったということが大きく関連している(蓮子の父の妹が大正天皇の生母)


伝助が姦通罪で訴えれば間違いなく蓮子も龍一も有罪判決を受けるはずだったが、皇室関係者を獄に繋ぐわけにはいかない、という判断が働いたようだ。

すげえなぁ、と思ったのは蓮子の仲介で伝助に妾を囲わせたこと。しかも実家で。すでに夫婦の交わりが絶えていたので、ある意味蓮子の身代わりとして妾を”提供”した。蓮子の寝ているすぐ横で伝助と妾が男女の交わりをしていたというから、びっくりだ。
そういうところを見ると、蓮子の夫婦観が当時の皇室の考え方と同じだったことがわかる(天皇が側室をおかなくなったのは昭和天皇のときから)


そんなことをするかと思えば後年、吉原を自由廃業した元遊女を支援したりする。よくわからないけど、蓮子のなかでは筋が通っていたのだろう。

蓮子の兄が伝助から借金をしていたという事実もない。伝助も一文たりとも渡したことはない、と言っている。金目当てで兄が嫁がせたというのは完全なフィクション。もともと奥さんの実家が金持ちなので、伝助に頼むわけがないそうである。


ドラマのように単純な話ではないようだ。


蓮子の生い立ちや晩年のことなど、ドラマでは描かれていないことも多く書かれているので、面白かった。
ちなみに蓮子の姑も結構すごい人で、日本滞在中の孫文の世話を夫とともにしていた時期があるらしい。


全部ドラマの役名でレポを書いたが、もちろん本書では全部本名で書かれいている。


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