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本 夜の谷を行く

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本-夜の谷を行く
著者: 桐野夏生 (著)
定価 ¥1,620(税込)
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商品情報

出版社名
文藝春秋
発行年月
2017年 03月
ISBNコード
9784163906119
版型
127×188mm
ページ数
299P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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桐野夏生 OFF

内容紹介

39年前、西田啓子はリンチ殺人の舞台となった連合赤軍の山岳ベースから脱走した。
5年余の服役を経て、いまは一人で静かに過ごしている。
だが、2011年、元連合赤軍最高幹部・永田洋子の死の知らせと共に、忘れてしまいたい過去が啓子に迫ってくる。
元の仲間、昔の夫から連絡があり、姪に過去を告げねばならず、さらには連合赤軍を取材しているというジャーナリストが現れ―女たちの、連合赤軍の、真実が明かされる。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: アーミー 投稿日:2017/08/12

連合赤軍の謎に迫る

貯蓄と年金だけでひっそりと生活している初老の女性・西田啓子。
実は彼女は、
40年ほど前は連合赤軍の革命兵士だった。
連合赤軍の山岳ベースから脱走したがつかまり、
リンチ殺人事件の一員として、5年余りの服役を経ていた。
刑を終えてからは自分の過去を封印したつもりで
1人で静かな毎日を送っていたが、
ある時、同士の熊谷から電話があった。それは、
古市というフリーライターに連絡先を教えてもいいかという内容だった。
あの頃の話を聞いて本にするのか、と不安になる啓子。
時を同じくして、
元連合赤軍最高幹部・永田洋子の死の知らせも入り、
忘れてしまいたい過去が否応なしに啓子の脳裏に浮かんでくる。

革命兵士として活動し、革命結婚までしていた啓子は
リンチを受けている妊娠している女性兵士の見張り役だった。
妊娠三か月の啓子にはつらい役目だったが、
彼女が死ぬと後悔の念が湧いてきて、脱走したのだ。

40年前の連合赤軍リンチ事件のことは、私はうろ覚えだ。
歳月が流れ、私のように事件をよく覚えていない人が多くなっても
事件の当事者たちは今だに苦しんでいるのだと知った。
啓子は自分の親たちとしばらく絶縁状態で両親は早死にしている。
出所してからも啓子は自分への罰として、
当時仲の良かった同志たちとも縁を切ってひっそりと生きていた。
だが本当の意味の罪滅ぼしはまだすんでいなかったのだ。

タイトルは
啓子の連合赤軍時代の一番嫌な記憶から付けたようだ。
山岳ベースにいたとき、リンチ死した死体を埋めるため、
夜の谷をさ迷い歩いた記憶である。

連合赤軍とは、いったい何だったのか。
当事者しかわからない苦しみに焦点を当てた力作だった。
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