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本 サイレンス

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本-サイレンス
著者: 秋吉理香子 (著)
定価 ¥1,512(税込)
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商品情報

出版社名
文藝春秋
発行年月
2017年 01月
ISBNコード
9784163905914
版型
127×188mm
ページ数
288P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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秋吉理香子 OFF

内容紹介

しまたまさん―雪之島の護り神。
新潟本土の港からフェリーで約二時間、人口は三百人以下で信号機もない雪之島で生まれ育った深雪。
アイドルを目指して故郷を離れたが、いまは夢をあきらめて東京の芸能プロダクションでマネージャーをしている。
両親に結婚の挨拶をするために実家へ帰省したが、婚約者の俊亜貴は突然失踪…。
「しまたまさん」に護られた島から、深雪たちは東京へ戻って結婚できるのか。
イヤミスの新旗手が放つ、サスペンス長編。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: まーち 投稿日:2017/04/01

島の女たちの幸せの裏に隠された、狂気の“サイレンス”

深雪(34歳)は、中学生の時に、オーディションの最終審査まで進出したにもかかわらず、両親の反対で、アイドルになる夢を断たれたことを根に持っていた。彼女の家は、新潟県の本土から、フェリーで2時間ほどかかる「雪之島」という、スーパーも病院も銀行も警察署も消防署もないような島にある。
両親との約束で、大学に進学する際、やっと東京に出ることを許された深雪だが、アイドルを目指すには、すでに手遅れだったことに気付く。
自分がアイドルになることをあきらめた彼女は、オーデションの際に、両親の説得にあたってくれた芸能プロダクションの須磨という人物が独立するというので、彼の事務所で、マネージャーとして、アイドルを育てる道を選ぶ。


そして、彼女が担当しているのが、宮原かおりという、人気アイドルなのだが、彼女の仕事を通して、広告代理店のプロデューサーである俊亜貴(としあき)と知り合い、その後、交際に発展したのである。
ところが、付き合い始めて6年経っても、彼からは、「結婚」の話は、一度も出ないのだった。
友人たちから、「都合のいい女」と思われていると言われた深雪は、彼女たちのアドバイスに従い、意を決して、俊亜貴に、決断を迫ったのである。
そして、結婚することになった二人は、深雪の実家の両親に挨拶をするため、雪乃島に向かったのだ。


ところが、俊亜貴は、挨拶に行くというのに、スーツも持参しないありさま。
というのも、彼には、とんでもない秘密があり、深雪との交際も結婚も、ある目的のためだったのである。


それに気付いても、俊亜貴と別れようとしない深雪。
姿を消した俊亜貴を追って、東京に戻ろうとする彼女を、まるで、島と海の神様である「しまたまさん」が阻むかのように、彼女は、島から出られなくなり・・・


閉塞的で刺激のない島の暮らしにうんざりし、都会に憧れて島を出て行った女性たちが、島に戻って幸せな生活を送ることになる。
しかし、そこは、秋吉さんの作品である。
その幸せの裏には、島の人々の、狂気の“サイレンス”が隠されているのだ。
島を護っているのは、実は、「しまたまさん」ではなく、島の人々なのだろう。


私の夫も、この作品の舞台となる島ほどではないが、かなり田舎で生まれ育った。
そのため、この作品で描かれる、田舎と都会で育った二人の感覚の違いというものがよくわかる。(私が生まれ育った場所は、「都会」というほどではないが)
まぁ、今回の話では、育った場所の違いという以前に、俊亜貴という男がひどすぎたのが、ある場所で、あるものが発見される場面では、ゾ~~~っとした。


雪を利用して、島おこしをしようとする、島の若者たち。
しかし、その成功の裏側で、「雪」によって隠されている、島の人々の狂気。
「島」という、閉ざされた場所が生み出した「狂気」を描いた、ゾクッとする作品だった。
島の人々の「沈黙・サイレンス」が怖すぎる。
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