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本 少女外道

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本-少女外道
著者: 皆川博子 (著)
定価 ¥2,005(税込)
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商品情報

出版社名
文藝春秋
発行年月
2010年 05月
ISBNコード
9784163292403
版型
--
ページ数
229P
平均評価
(4.5)
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ブクレポ
1件

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皆川博子 OFF

内容紹介

この感覚は、決して悟られてはならない。
人には言えない歪みを抱きながら戦前~戦後の日本をひとり生きた女性を描く表題作のほか、ラスト一頁で彼岸と此岸の境を鮮やかに越える「巻鶴トサカの一週間」など、名手・皆川博子の傑作短篇七篇を収録。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: チコット 投稿日:2010/11/29

皆川博子の本は初めて読んだ。ま…

皆川博子の本は初めて読んだ。まず文体が美しく、幻想的でいいカンジ!
何となくどのお話も根底に流れているものが同じように感じた。美しさの中にドロッとした死臭、みたいな暗い湿った空気が底の方にたまっているような。。何とも表現しがたいが好きな人は好きな世界観なのではないか?・・・・ちなみに自分は好きだ。短編集で、どの話もよかったが、特にいいなと思ったのは「少女外道」「隠り沼の」「有翼日輪」「標本箱」「アンティゴネ」かな。ってほぼ全部か?他の二篇も嫌いじゃないし。。
「少女外道」は少女のゾクゾクする歪んだ喜びが外道というにはちょっと神聖な気がしたが、確かに少しヤバイ感情かも。綺麗な物や澄んだ物を汚したいという感覚は何となく分からんでもない、あ、ちょっと違うか?でもこの少女は無意識にそんな欲求を感じていたんだと思う。そしてちょっと実行してみたり。。そういう欲求って本当に嗜好だと思うし、全然全くそういう気持すら抱かない嗜好の人も多いんだろうなぁ、と。何かSとかMとか分かりやすい言葉では言い表せない繊細さを感じた。
「隠り沼の」は最初の方の家庭や集会所の描写がねっとりしていて自分的には不気味だった。何かこの世界観嫌いかも。。神経を逆撫でするカンジ。でも見合いしてからの部分は、他の作品にあるような何とも捉えどころのないそれでいてクセになりそうな雰囲気。それにしても池とか沼とか・・・・結構入水自殺的なモノがまとわり付いていて怖いなぁ。本の世界に引きづり込まれそう。
「有翼日輪」は、少年が友人の兄である左官の若者に執着して通いつめるまではまだいいのだけれど、その左官の若者の末路が怖すぎ。。何となくラストにアハ体験。
「標本箱」は途中までロマンスの香り?でも、急激に話の展開が怖ろしい方へ行ってしまって少しだけ怖かった。。なぜこんな負の展開になっていくんだろう。ここまで読んできてなんとなくこの作家さんの書きクチというか何かそういうものが分かってきたような気がしたが、ここまで"負"なのは本当にすごいと思う。
「アンティゴネ」はわりとスッキリ読めた。少女達が意外と軽やかで可愛い。でもやはりどこかしらねっとりしているんだけれど。。この作家さんってきっとどのお話を書いてもこういう独特の雰囲気なんだろうなぁ。持ち味?ここまで一貫していると清々しささえ感じる。
おもしろく読めました!!
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