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本 Gボーイズ冬戦争

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本-Gボーイズ冬戦争
著者: 石田衣良 (著)
定価 ¥1,645(税込)
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商品情報

出版社名
文藝春秋
シリーズ名
池袋ウエストゲートパーク 7
発行年月
2007年 04月
ISBNコード
9784163259109
版型
--
ページ数
245P
平均評価
(4)
: 1件
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ブクレポ
2件

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石田衣良 OFF

内容紹介

振り込め詐欺グループVSマコト連合軍。
絵画商法の“ヴィーナス”に恋をしたオタク青年、少年放火犯VS連続放火魔、マコトの俳優デビューとタカシの危機…。
刻々と変化するストリートで、生き残りをかけた若者たちの「いま」を描く新世代青春ミステリー。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: hi2515 投稿日:2012/09/22

男の握手

IWGPシリーズも7冊目となるとちょっぴりマンネリ化の感も否めませんが、安心感もあるのも事実。

走り抜けるGボーイズ達のごとく、読み終えた後に残るものは余り無いのかもしれない。

でも、やっぱり手に取り読みたくなるのも事実で・・・

今回は
1.要町テレフォンマン
2.詐欺師のヴィーナス
3.バーン・ダウン・ザ・ハウス
4.Gボーイズ冬戦争

この本が出版されてから5年の月日が経過しその時々の時流ネタが多いだけにあーそんな事があったって思うけれど今と言う時代は時の流れも速い!

1.要町テレフォンマン は今尚後を絶たない俺々詐欺のお話だけれど、その中で経済の活性化という話があった。お年寄は厳しい時代を経てきたから自分に対しては厳しくって使われていないお金を計算すると相当な額に上ると言うのはよく耳にする話だけれど、いざ身内に何かが起こると嘘の様に何とかしようとするのも事実で、そこに付込み何とも簡単に巻き上げてしまう手練手管はなんと言う想像力なんだろう(溜息)滞ったお金の流れと言うものはどこかで根詰まりを起こし、決められた枠の中でぐるぐると回っているのも事実と言う恐ろしい現実にもふと考え込んでしまう。

2.詐欺師のヴィーナス は営業マンに扮する美女軍団がうだつの上がらない男性諸氏に二束三文の絵を高額で売るという話で、依頼人の何とも真面目な男の子は裏切られても尚彼女を庇おうとする姿勢には切なさがつのる。

3.バーン・ダウン・ザ・ハウス は放火魔のお話で親の教え通りに順調に成長していたはずの男の子が日々の鬱積が積もりに積もって自分の家に火を放ってしまう。でも、学校でも家でもイイ子の男の子は嘆願書も集まりわずかの期間で日常生活に舞い戻ってしまう。でも、自分の居所はあるはず無くってそのうちに、放火が頻発するようになって当然周囲に白い目で見られマコトがその問題解決に乗り出し、家族が何とも素敵な着地点に到達するお話。

4.Gボーイズ冬戦争 はこれぞIWGPの真骨頂でGボーイズのキングのタカシが窮地に陥り、マコトが思いっきり一肌脱ぐ話で憧れの男の友情談。。。「ほんとうに危ない橋をいっしょにわたり、どでかい損をいっしょにかぶる。それがダチだろうが。腹の底から頼れる人間がおまえには何人いるんだよ。おれをなめるな、タカシ」なーって主人に言ってみたい(笑)

いつの時代からか世の中は勝ち組と負け組みに綺麗に線引きされて大切な事を忘れているんじゃないかって事を説教臭くなくほんわかと語りかけている気がする。

人生に大切なものはやっぱり自分の居心地の良い場所と自分の心に嘘をつかず、素敵な仲間に囲まれている事ではないだろうか?

お金も大切だけれど有り余るお金は決して個人を守ってくれないし、ポジションもとっても微妙な気がする。

東京の濁った空気は今では懐かしいばかりで田舎は暮らし難さもあるけれど、その中でマコトみたいにゆったりと自然と語りかけ好きな音楽を聴き、大切なものを守って生きてゆきたいなあって思わせてられたひと時でした。

ニックネーム: りえこ 投稿日:2010/05/22

池袋の街に住むマコトが、いろん…

池袋の街に住むマコトが、いろんな事件に関わり、解決してゆくというこのシリーズ、読むの久しぶりです。
どことなく超然とした雰囲気のマコト、さりげなく過ぎてゆく季節。ああこんな感じだったなあ、と思いながら。
時事問題を扱っているので、何年かたったら時代遅れな感じがすると思いますが(というか今でも少しそのきらいはあります)、どんな事件でもマコトはあの雰囲気で、「正義」や「正解」ではなく、当事者間での落としどころ、いわば「最適解」を見つけだしてゆくんだろうなと思います。

「要町テレフォンマン」は、振り込め詐欺の話。自分が騙したお婆さんが自殺してしまったと知った青年は、「会社」を抜けるため、マコトに手助けを頼みます。
「詐欺師のヴィーナス」はデート商法の話ですね。この青年を「バカ」と片付けてしまうのは簡単ですが、その心の有り様というか、余裕というか、そういうものに、ほんの少しだけ、うらやましいような気もするのです。

「バーン・ダウン・ザ・ハウス」は、誰が見ても「良い子」だった少年が、自宅に放火してしまったという事件の後日談。どんなことにもそれぞれの事情や想いがあるということは、テレビや報道を見ているだけではなかなか気づかないものです。

「Gボーイズ冬戦争」は、一番長い話。
まず、マコトは映画出演を頼まれます。カードローンで借金をして映画を作る、という行為には、素直にすごいなあと思うと同時に、誰かがテレビで言っていたことを思い出しました。

貧乏人は金持ちをうらやむけれども、オマエラは金持ちになるために努力をしたのか、というようなことです。たとえば仕事をするために借金をしたことがあるか。莫大な借金をして、成功するかどうかわからない仕事につぎ込んで、成功した人だけが脚光を浴びている。当然失敗のほうがずっと多く、自殺したりなんてこともある。
成功した人は、過去にそれに見合うだけの賭けをして、それに勝利をした人なのだ。その賭けをしなかった人に、成功者をうらやむ資格はない。

借金を作って映画を作った青年は、賭けに勝つのでしょうか負けてしまうのでしょうか。でもこの青年なら、負けてしまっても負けとは思わないだろうな。

いっぽう、Gボーイズのメンバーが襲撃されるという事件が起こり、マコト自身も何者かに狙われます。過去にマコトが関わった事件が関係しているらしい。。。
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