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本 プレイバック

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本-プレイバック
著者: レイモンド・チャンドラー (著)
村上春樹 (訳)
定価 ¥1,836(税込)
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商品情報

出版社名
早川書房
発行年月
2016年 12月
ISBNコード
9784152096562
版型
127×188mm
ページ数
319P
平均評価
(3)
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ブクレポ
1件

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レイモンド・チャンドラー OFF
村上春樹 OFF

内容紹介

午前六時半。
一本の電話が私立探偵フィリップ・マーロウを眠りから覚まさせる。
それは、列車で到着するはずの若い女を尾行せよとの依頼だった。
依頼主の高圧的な態度に苛立ちながらも、マーロウは駅まで出向く。
女はすぐに姿を現すが、彼女には不審な男がぴったりとまとわりつき―。
“私立探偵フィリップ・マーロウ”シリーズ、長篇第七作。
新訳版。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: こたろう 投稿日:2017/01/14

「タフでなければ生きてはいけない」

決め台詞というか、それだけが独り歩きしている感が強い本書「プレイバック」はフィリップ・マーローの完結している作品としては最後の長編になります。


当時愛妻を亡くして失意のチャンドラーのよって書かれた「プレイバック」に出てくるマーローは少し印象が異なって感じます。
物語は見知らない高圧的な弁護士からの依頼で、列車でやってくる女性の尾行をするのですが、マーロー以外にも彼女を見張っている人影が目につきます。
そしてマーローは一時女性を見失い、再び現れた時には何とも怪しげな男がまとわりつき、その後、その男は早朝にトランクを七個も抱えて姿を消してしまいます。


じょじょにわかってくる、女性の身元と探られている理由が後半になって、なるほどととりあえずチャンドラーの物語にしては、ストーリーは一応破城なくつながっています。


本書は村上さんが書かれていますが、ストーリー展開よりも、随所で見せるマーローのせりふや行動がしめす生き様というか少し斜にかまえた大げさに言えば世界観のようなものが、ふんだんにちりばめられていて、チャンドラーのかなり癖のある、僻んだような個性が面白いと感じるかどうかが評価を決めるところだと思います。


もとはハリウッド映画の脚本として依頼され、何とか書き上げるものの没になり映画化はされなかったストーリーに手を入れて同じ題名で出版されたといういきさつを持つそうです。
ちょっとだけマーローがやわというか、作中で二人の女性とベッドインしてしまうところも、やや軟弱というかストーリーの展開とかかわりが薄いところで、いきなりという感が否めません。
それまではもう少し自制心の強い孤独な男に描かれていた気がするもので、ややあれーっと裏切られた気がしました。


問題のせりふ、一番知られているのは「タフでなければ生きてはいけない。優しくなければ生きていく資格がない」も実際の物語のなかで読んでみると、浮き上がっているというか唐突な感は否めません。


ストーリーよりも、マーローという個性を活かす、自由に動かすことに腐心して書かれた、そして何より自身の人間観、世界観を吐露した作品なのだろうなと、感じた一冊でした。
それなりに面白いのですがね。
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