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本 くじ

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本-くじ
著者: シャーリイ・ジャクスン (著)
深町眞理子 (訳)
定価 ¥1,080(税込)
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商品情報

出版社名
早川書房
シリーズ名
ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 442-1
発行年月
2016年 10月
ISBNコード
9784151823015
版型
文庫
ページ数
423P
平均評価
(4)
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ブクレポ
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シャーリイ・ジャクスン OFF
深町眞理子 OFF

内容紹介

毎年恒例のくじ引きのために、村の皆々が広場へと集まった。
子供たちは笑い、大人たちは静かにほほえむ。
この行事の目的を知りながら…。
発表当時から絶大な反響を呼び、今なお読者に衝撃を与える表題作含む二十二篇を収録。
鬼才ジャクスンが本書で描くのは一見ありふれた日々の営み。
そしてふと顔を覗かせる人間の悪意、嫉妬、嘲笑、絶望―容赦ない筆によって引き出された黒い感情の数々が、あなたの心に爪を立てる。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: darkly 投稿日:2017/04/13

試されているような

シャーリィ・ジャクスンは「たたり」とか「ずっとお城で暮らしてる」を読んで以来しばらく読んでませんでした。相変わらず独特の味があります。すっと読むと、すっと終わって、あれ?どんな話?読み返すと、あ、そういうことかと。

巷ではイヤミスという言葉が飛び交っております。この小説家をイヤミスの一種のように評論する人もいますが根本的に違うかなと思います。私はイヤミスと呼ばれる小説は数冊ほどしか読んだことがありませんが、ああいう小説は売れる作家になるための一つの戦術だろうと思っています。例えば湊かなえさんのインタビューを見てもごく普通の方のように見えます。


私が思うに、シャーリィ・ジャクスンはもともとかなり病んだ人なんじゃないかと思います。つまり病んだ人が病んだ人なりに書いた普通の小説なんじゃないかと。本人としては至って真面目に思っていることを書いているだけなのに他の人から見ればこの人おかしいんじゃないかと思われるような。


この短編集は20を超える短編が収められていますが、ピンとくるのもあり、何回読んでもイマイチ分からないのもあります。変な話ピンとくるというのは、自分にも病んでいる部分(悪意だとか妄想だとか)があるからではなかろうかと。ものすごく健全な人が読むとほとんどなんの話か分からないのではないかと。


通常短編集を読んでピンとくるものが沢山あれば嬉しいものですが、この本についてはちょっと複雑かもしれません。


短編の中では、本のタイトルでもある「くじ」はやっぱり名作だと思います。仕事においても手段と目的がいつのまにか入れ替わっているなどありがちな人間の集団心理を突いてると思います。あと、「魔性の恋人」「魔女」「ドロシーと祖母と水兵たち」「ジミーからの手紙」などが個人的な好みでした。


余談ですがシャーリィ・ジャクスン賞なるものがあり、これの長編賞に数年前鈴木光司さんの「エッジ」が選ばれました。この本もなかなかの力作で好みの小説でした。
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