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本 虐殺器官

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本-虐殺器官
著者: 伊藤計劃 (著)
定価 ¥777(税込)
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商品情報

出版社名
早川書房
シリーズ名
ハヤカワ文庫 JA 984
発行年月
2010年 02月
ISBNコード
9784150309848
版型
--
ページ数
414P
平均評価
(4.5)
: 8件
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: 1件
ブクレポ
9件

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伊藤計劃 OFF

内容紹介

9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。
先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。
米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?ゼロ年代最高のフィクション、ついに文庫化。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: ノースリバー 投稿日:2012/12/30

思索に満ちた傑作SF アクション ノワール ノベル!!!

エンタメ小説としての完成度の高さと共に、その思索の深さに思わず引き込まれる傑作だ。
高野和明『ジェノサイド』はそのスケールの大きさで、いわば米国作家の独壇場であった傑作国際謀略小説の世界に仲間入りをした貴重な作品だと思うが、この作品はその思索の深さでワールドワイドに通ずる傑作に仕上がっていると言えよう。

『ジェノサイド』を遡ること4年前にこの作品が出版されていたことを知らず、また、伊藤 計劃が既に鬼籍に入っていることをひどく残念に思う。

ニックネーム: みつい 投稿日:2012/05/17

アメリカ映画を観てるみたい。

9・11以降の近未来では、内戦が絶えません。
そこにキーマンとして浮かび上がってくるのが、ジョン・ポールという男。

米軍のクラヴィス・シェパードは、彼をスパイするため、捕獲するため、暗殺するため何度も内戦の地へ赴きます。

ジョン・ポールはどんな男なのか?捕まえられるのか?
内戦は収束していくのか?

といったお話です。

SFをあまり読んだことがないので、その近未来の設定を把握するのに時間がかかったりしました。
でも読んでいると、アメリカ映画を観ているような気分になりました。

しっかり書き込まれているというのでしょうか、
設定がしっかりしている分、違和感なく読めました。

SFを書ける人ってすごいですね。想像力がすごいんだろうな。

いつか『ハーモニー』も読んでみよう。

ニックネーム: ニート 投稿日:2011/05/10

設定は悪くなかった。近未来の…

設定は悪くなかった。近未来の監視社会と戦争という産業のあれこれという部分は。
その他の大部分が肌に合わなかった。どうでもいいパロディ、平易な文章、まるで盛り上がらない展開、設定ゆえとはいえ心理描写が薄い。結末そのものはよかったが、プロセスがイマイチ。なによりも話しの核となる部分がしょぼすぎる。説得力がまるでない。虐殺器官というタイトルと、それがなんであるかは良かっただけに残念。神狩りを読んだときと同じ気分。

スリルショックサスペンスを期待すると肩透かしをくらう。ライトなエンターテイメントはもとより、硬質な文体の重く苦しい話を求める人には向かない。

ニックネーム: チコット 投稿日:2011/04/04

伊藤計劃の作品を初めて読んだ。…

伊藤計劃の作品を初めて読んだ。内容やテーマはかなりグロイというか重いというか、うっかり読めないカンジだと思うが、SFとしては本当に完成度が高いと感じた。俄然興味がわいたので彼の他の作品も読みたい!と激しく思ったのだが著作が少ない。よくよく観てみると本の見返しに載っている作者情報には2009年没と書かれている。。作者は病没されているようだ。残念でならない。
『虐殺器官』はジャンルとしては超近未来の軍事SFモノだろうか。主人公はアメリカ情報軍の中で要人暗殺を行っている特殊部隊員クラヴィス大尉。要人暗殺といってもアメリカにとって不都合な先進国のお偉いさんを殺してしまうとかではなく、虐殺や内戦などで情勢が極めて不安定な国でその虐殺を指揮しているリーダーやら混乱の中心人物となっている小数の人々を闇に葬る、みたいな。だから少数精鋭のクラヴィス率いる特殊検索群i分遣隊がハイテク装備にて、なるべく秘密裏に作戦を実行していく。
何といっても見所はこの特殊部隊のハイテク技術だと思う!オルタナ、痛覚マスキング、フライングシーウィード(ステルス機能を搭載した敵地侵入用航空機)、人工筋肉など何となく近い将来開発されそう、というか実はもうこういう技術は軍用に研究が進んでいるのでは?と思わせるリアリティがある。虐殺や暗殺に絡む戦闘シーンなどかなりグログロなのであまり想像しすぎると気分が塞ぐかもしれないが、ただ残虐シーンが続くのではなく主人公やジョン・ポール、ルツィアなど主要人物の考え方について自分も一緒に深く考え込んでしまう。この世界では、テロリストによるサラエボでの核爆弾テロ事件が起こっていて、それ以降先進国では日常生活を含む全てをID管理している。ID管理というプライバシーゼロのシステムの上に築かれる平和。でも実は本当に平和をもたらしているモノが別の仕組みだったら?虐殺の文法って・・・・怖い、あと民間軍事請負企業ってのもなぁ。。というか本当にそれでいいのか?この結末は何だかオイオイと思ってしまった。ウィリアムズにしてもクラヴィスにしても急に短絡的というか。最終的に私刑のようになってしまったところが少しガッカリ。何だかんだいって大量に亡くなった人々、亡くなっていく人々への畏敬が主人公から感じられない。そこが本当に恐ろしいのかも。やっぱこの著者にはもっと多くの作品を世に送りだして欲しかった!

ニックネーム: tsubasa 投稿日:2011/04/01

ゼロ年代に大きな揺さぶりをかけ…

ゼロ年代に大きな揺さぶりをかけた伊藤計劃デビューの書。2作目の長編「ハーモニー」にくらべると幾分荒削りな感もあるが、逆に計劃氏のパトスは本書の方が感じられる。リアリティの所在とは戦場にあるのか机上にあるのか、肉体に宿るのか言語に宿るのか。そして朧なるリアリティの象徴、ジョン・ポールとは何者なのか。近未来戦場(ただしあまり戦わない)SF。黒の書「虐殺器官」、白の書「ハーモニー」、ハヤカワ書房の装丁もなかなかわかっていらっしゃる。
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