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本 怒り 上

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本-怒り 上
著者: 吉田修一 (著)
定価 ¥1,296(税込)
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商品情報

出版社名
中央公論新社
発行年月
2014年 01月
ISBNコード
9784120045868
版型
--
ページ数
280P
平均評価
(3.5)
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ブクレポ
2件

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怒り OFF
吉田修一 OFF

この商品について

殺人現場には、血文字「怒」が残されていた。事件から1年後の夏、物語は始まる。逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?2015年本屋大賞 ノミネート作。

内容紹介

殺人事件から1年後の夏。
房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。
それぞれに前歴不詳の3人の男…。
惨殺現場に残された「怒」の血文字。
整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

書籍一覧 > 怒り

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: みつい 投稿日:2016/04/01

全員、犯人かもしれない。

東京・八王子市でとある夫婦が殺害された。


その翌日には犯人は山神一也と特定され、
指名手配の写真が全国にいきわたる。
山神は1年も逃走し、警察は彼の行方を追っている。



また、千葉の漁師町の父娘、
沖縄の波留間島に引っ越してきた母娘、東京に住むゲイ、
それぞれのところに、素性の知れない男がふらっと現れる。
過去を語らない彼は何者なのか。指名手配された男に似ているが殺人犯なのか。



最初は場面がころころと切り替わって、
それぞれがどう絡んでくるのかが分らなくて、
読み進めるのに時間がかかったのですが、上巻の後半にかかると、
続きが気になって仕方ありませんでした。



どの男が犯人なのか、どの男も犯人なのか、それとも誰も違うのか。
どきどきしました。

物語の中で、山神の外見や素行、性格などの人物像が、
少しずつ浮かび上がってきて、そのたびに「この人か?」
「いやこの人も怪しい」「もうみんな怪しい!」と思いながら読んでました。

ニックネーム: まーち 投稿日:2014/02/22

3人の中に、犯人はいるのか?

作品の冒頭で、1年前に発生した殺人事件について語られる。それは、東京都八王子郊外に住む、共働きの夫婦が、山神一也という男に殺害されたというものなのだが、その事件が特異だったのは、犯人が、エアコンもつけず、40度近くもある部屋の中で、6時間以上も全裸で過ごしていたということと、現場に、『怒』という文字が、被害者の血を使って書かれていたということだ。


このあとは、警察の捜査状況と並行して、3組の人物について語られていく。


一組目は、千葉県の漁港で暮らす、洋平と愛子という親子。愛子は、毎日父親にお弁当を作って届けるような、素敵な女の子(美人というわけではない)なのだが、男絡みでいろいろあって、家出をし、歌舞伎町の風俗店で働いていたという過去があるのだ。
その二人の前に、田代という青年が現れる。彼は、信州のペンションで、住み込みで働いていたというのだが、どうも、わけありという感じだ。田代は、洋平が働く漁協で働き始めるのだが、次第に愛子と親しくなっていき、アパートで一緒に暮らしたいと言い出す。


二組目は、大手企業に勤める優馬。マッチョなイケメンのようだが、実は彼、ゲイである。その優馬は、新宿のサウナで、直人という青年と出会う。特に好みのタイプというわけでもなかったのだが、なぜか彼を連れ出し、住むところがないという彼と、同居生活を始める。


三組目は、母親の不倫が発覚し、福岡から沖縄に夜逃げしてきた、真由と泉という親子。泉は、同級生の辰哉とともに、ボートで無人島に渡った。そこで泉は、廃屋に隠れ住む、田中という男性と出会う。そして泉は、辰哉に誘われて那覇に遊びに行った際、米兵に強姦されかけてしまう。


その3組に加えて、事件を捜査している刑事・北見は、公園に捨てられていた猫つながりで、美佳という女性と知り合う。二人は交際するようになるのだが、この美佳という女性、自分の素性を話そうとしないのだ。


警察の捜査によると、山神は整形しているという事実が明らかになる。田代・直人・田中の3人は、それぞれ怪しい印象なのだが、この中の誰かが犯人なのか?


3組プラス刑事という、全く接点も共通点もない登場人物たちが、下巻でつながってくるのか、そして、犯人は誰なのか、事件の動機は何なのか、上巻では何もわからない。


整形をして逃亡というと、どうしてもあの事件の犯人を彷彿とさせる。下巻で、どんな結末になるのか、続きが楽しみである。
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