pagetop

本 ツナグ

ほしい!に追加 twitter
本-ツナグ
著者: 辻村深月 (著)
定価 ¥1,620(税込)
BOOKFANポイント: 15 pt
or
Tポイント: 15 pt (Yahoo!ウォレット決済利用時)

商品情報

出版社名
新潮社
発行年月
2010年 10月
ISBNコード
9784103283218
版型
--
ページ数
316P
平均評価
(4.5)
: 5件
: 5件
: 1件
: 0件
: 0件
ブクレポ
7件

新刊お知らせ登録一覧へ »

辻村深月 OFF

内容紹介

突然死したアイドルに。
癌で逝った母に。
喧嘩したまま亡くなった親友に。
失踪した婚約者に。
死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。
間違いかもしれない。
でも―喪ったものを取り戻し、生きるために会いにいく。
―4つの再会が繋いだ、ある真実。
新たな一歩を踏み出す連作長編小説。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: こたろう 投稿日:2015/02/28

映画化もされていてよく出来た作品だなと感じました。

映画見ました。不思議な感覚の映画でそれなりに面白かったのですが、作品のほうを読んで映像では描かれていなかった心理というか亡くなった人に会いたいという想いが伝わってきます。


物語はツナグ(使者)という特殊な能力を発揮する人が亡くなった人に会いたいという人の願いを実現していくというもの。
ただし条件があって生涯に一度だけしか叶えられないし、死者のほうも一度だけしか生者と会えない、だから断わられることもある。そう前置きしてから、希望がかなうかどうか探ってくれて後日連絡があり、主に満月の夜にホテルの一室で希望した人と会うことができる。
ツナグの行いはボラティアで料金は受け取らない。
そのツナグを受け継いできた秋山家の老婆が後継者として指名したのが孫の歩美(男の子)だったところから物語ははじまります。


じっさいにつないでくれたケースが四件連作短編の形式で並び、その後ツナグの側から見た事情が語られていきます。


人は亡くなった大切な人と願いがなかうならもう一度会いたい、話したい、手をにぎりたいと思うものですよね。それが特別大切な人なら余計に、別れが突然ならそれだけ思いは深くなります。
そんな気持ちを抽出して物語にした辻村さん、うまいなと思いました。
映画より小説のほうが切々とした会いたいと願う人たちの気持ちが伝わってきて、深みを感じました


ただ四人の人が出てくるのですが、切なさの度合いがちょっと異なるのかなと感じます。
1.アイドルの心得 突然死したアイドルに会いたい
2.長男の心得 癌で逝った母と
3.親友の心得 喧嘩したまま事故で亡くなった親友に会いたい
4.待ち人の心得 失踪して7年が経過した恋人に会いたい


このなかでいいちばん切なかったのが「待ち人の心得」でしょうか。不思議な出会いをした恋人と結婚を決意して間もなく失踪し七年が過ぎた男性の気持ちが心に染みました。
設定はいいのであれこれ盛らなくてもお話として深みが出たように思います。
お盆にご先祖があの世から戻って来るなんて考え方もツナグと通じるところがあるように思います。
会いたい人はいますよね、誰しも。
hi2515さんは幼くして亡くなった妹さんと会いたいと書かれています。
私は人ではなくて犬かな。
十代のころに飼っていたクロシバ。夜散歩代わりに放してやったらそれきり帰ってきませんでした。車にはねられたのかなと。
探したんですが見つけられなくて、あの時一緒に散歩に行ってやればよかったと、今でも悔いています。
会いたいな、タローに。

ニックネーム: hi2515 投稿日:2012/05/23

妹に会いたい!!!

この作品は数人のレビューがありとても参考になりました。

生きている者が死んでしまった人達にたった一度だけ会えると言うその取次ぎをしてくれる仲介人を“ツナグ”と言う。

1.アイドルの心得ー突然死したアイドルと会いたい
2.長男の心得 -癌で逝った母に会いたい
3.親友の心得 -喧嘩したまま事故で亡くなった親友に会いたい
4.待ち人の心得 ー失踪して7年が経過した恋人に会いたい
5.死者の心得 -祖母から“ツナギ”を受け継ぐ前に会いたいのが誰なのか?

の5つの構成で成り立った物語です。

恐山の様な話ではない。そして、死者と会える事が果たしてそれぞれに得るものがあるのか?

死者に会いたいと発信できるのは生きている者だけの特権で死者はそれをずーっと待っているとしたらそれは生者の傲慢なのではないかと祖母から“ツナグ”の役割を受け継ぐことを決心した少年は4つの再会を果たしながら色々と考えその役割の重さと意義を考える。

小説なんだからと思っても途中から無性にたった二週間でこの世を去った妹に会いたくて泣けて来た。

たいした事でもないのに病院の処置の不手際から朝病院に行った妹が昼過ぎには叔母の手におくるみに包まれ冷たくなって帰って来た。

子供だからこそ、その衝撃は大きくてそれがトラウマとなり赤ちゃんに接する事が長きに渡り苦手になってしまった。

その次に生まれた弟にも上手に接する事が出来ず母にいつもそっけないと愚痴られたものである。

今生きていたらイイ話相手になったはずなのに・・・ たった2週間しか生きられなかったから会っても言葉も話せないかもしれないけれど会いたいなあ~

本気じゃないけれど、ネットで調べてみたら死者との再会で結構ヒットするんだって驚き、やっぱりそっとしておこうって思った。

表れる死者は足もあって体温もあり生きている人達とまるで変わりがないのだけれど光が集合して形をなすと言う事になぞられた表紙のデザインが何とも心憎い。

ニックネーム: 十六夜 投稿日:2011/11/07

会いたい人=大切な人?

亡くなった人に会わせてくれる「使者」がいるという。
チャンスは生者にも死者にも一度だけ。

誰もが、「会いたい人」は「一番大切な人」なのだろうか?

あたしはきっと誰と会うこともできない
決断できない
たったひとりを選べない
その人のたった一人のチャンスを奪えない

度胸がないのだろうか?
自信がないのだろうか?
執着がないのかもしれない。

ニックネーム: アーミー 投稿日:2011/07/01

死んだ人との再会を望む人がいれ…

死んだ人との再会を望む人がいれば、その希望をかなえる人がいる。死者と人間との橋渡しをする使者(ツナグ)は高校生の男の子。彼に導かれ、生きている人が死んだ人と会って、その胸のうちを語るストーリー。親や親友、フィアンセなど、自分の大切な人との後悔の残る永遠の別れを解消してくれる。一回だけの再開のチャンスである。この特典、使うべきか使わないべきか。究極の選択だと思うが、親しい人には、やはり会いたい気持ちが強いかな。

ニックネーム: p-mama 投稿日:2011/02/23

生きている人は死者と一度だけ会…

生きている人は死者と一度だけ会える。もちろん死者も一度しか生きている人に会えない。誰に会いたいか。会って貰えるか。
辛く切ない選択。そして会ったことで必ず幸せな気持ちになれるとは限らない。生者と死者をつなぐ使者であるツナグ。ツナグもまた間をつなぐことで人生を垣間見る。そしてそれは決して楽しいことではない。
死者の気持ちから生きていることの意味を問う素晴らしい作品だと思う。
著者の作品「ぼくのメジャースプーン」に出てくる秋山先生の血筋と思われる秋山家がツナグの家柄であり、そして不思議な力を持っていると思われる。少しずつ話がリンクしてくるのは伊坂幸太郎氏も使っているが、愛読者としてはなんとなく話がつながっているのがまた楽しい。
うれしい全品送料無料♪全商品1%ポイント還元!
ご注意!ラッピング、お届け日の指定は承れません!
BOOKFANのツイッターをフォローする♪
BOOKFANキャラクター大集合!LINEクリエイターズスタンプ配信中☆
電子書籍に自分だけのサインがもらえる!eBookサイン会情報はこちら!
特集一覧へ
ジャンルランキング

小説・エッセイのランキング

フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE

伊坂幸太郎(著)


沈黙のパレード

東野圭吾(著)


下町ロケット 〔3〕

池井戸潤(著)


ランキング一覧へ
ブクポン
アンケートに答えてポイントゲット!
アンケート一覧へ