pagetop

本 村上海賊の娘 下巻

ほしい!に追加 twitter
本-村上海賊の娘 下巻
著者: 和田竜 (著)
定価 ¥1,728(税込)
BOOKFANポイント: 16 pt
or
Tポイント: 16 pt (Yahoo!ウォレット決済利用時)

商品情報

出版社名
新潮社
発行年月
2013年 10月
ISBNコード
9784103068839
版型
--
ページ数
499P
平均評価
(4)
: 1件
: 3件
: 2件
: 0件
: 0件
ブクレポ
4件

新刊お知らせ登録一覧へ »

村上海賊の娘 OFF
和田竜 OFF

この商品について

攻める信長、干上がる本願寺、自家存続を謀って将の睨み合う難波海。ならオレが行ってやる、びた銭一枚の報酬で。構想四年、ケタ違いの著者最高傑作。

内容紹介

織田方の猛攻を雑賀衆の火縄が止め、門徒の勢いを京より急襲した信長が粉砕する。
毛利・村上の水軍もついに難波海へ。
村上海賊は毛利も知らぬ禁じ手と秘術を携えていた…。
信長vs.本願寺、瀬戸内と難波の海賊ども…。
ケタちがいの陸海の戦い!木津川合戦に基づく一大巨篇。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

書籍一覧 > 村上海賊の娘

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: りえこ 投稿日:2015/11/23

すごく読みやすい

史実をもとにした歴史小説って、登場人物多いし背景が込み入ってるしで、わかりづらかったり、もたついたりすることも多いのですが、この小説はそんなことなかったです。
すごく読みやすい。
景という人物にストーリーを引っ張らせているからでしょうね。泉州の海賊の方言(岸和田弁?)のテンポもいいし。
あと、戦いのシーンが、ものすごく臨場感があってカッコイイ! わくわくと読み進めました。




瀬戸内海の地図が載っているのですが、大阪湾の海岸線の変わりように驚きました。
そうだよなー、難波ってどう考えても海沿いの地名だよな。
っていうか、この大坂本願寺って、いまの大阪城の場所? なるほど、のちに城を築くような場所なんだから、たしかに信長も欲しがる重要な場所だったんだろうなあ。

ニックネーム: hi2515 投稿日:2015/07/26

やっぱりこんな具合か。。。

初めて読む和田さんの本は、本屋大賞受賞作で尚且つ歴史物大好きの私には期待の品でしたが・・・


主人公の景のインパクトがどうにもほりが浅く、女だてらに戦闘シーン大好きの私にも勢いはあるものの、少し冗長すぎるきらいがある気がします。


海賊モノをあまり読んでいない私には、新鮮味のある事柄も多いのですが、なんだか吉村昭さんの作品を読みたくなってしまいました。(まあ、年齢的な事もあるのでしょうが深みが違うって思います。)


さて、あの時代と言うよりも、今の時代もそうですが大勢に巻き込まれ、真実を見失うきらいがあるって思うんです。大阪本願寺と織田家の攻防は益々、その門徒たちの行く手に深い影を落としますが、景姫はひょんな事で送り届けた郷里の門徒達の純粋な心に打たれ、救わんが為に奔走します。


女性でありながらの由々しき姿は素敵です。大阪に送り届けた20人の門徒達は最終的にどの位生き残れたのかわかりませんが、姉ちゃんと慕っていた留吉の動向が気にかかるところです。


景の意気込みに毛利側は勇み立ち、一人打ち込みをかけた姫を助けんが為に海賊としての本領に目覚めます。


織田方の主力である眞鍋海賊の当主の七五三兵衛(しめのひょうえ)の関西弁の大らかな語り口調と人柄に魅かれつつ、海賊たる本領の非情さには言葉もありません。


どちらにしても、戦いは非情なもので生きるか死ぬかの瀬戸際の人間性に興味を覚えます。


最後まで、景の戦う気力には舌を巻きつつ、どうにも彼女の人間性のほりの浅さが気にかかるところです(>_<) 七五三兵衛(しめのひょうえ)のような大男を相手にここまで戦える事にふに落ちないものが残ります。歴戦の勇士と初陣の姫には大きな格差があるはずです。


まあ、今時はこの手の本が売れるのかもしれませんが、作者はこの作品を通して訴えたい事は何だったんだろうと言う消化不良の塊が残ります。


日本の海軍、海戦の本をもう少し読んでみたくなりました。

ニックネーム: p-mama 投稿日:2015/04/19

作者の書きたかったことは…?

上巻で「(女だけど)合戦好き」「イケメン海賊と結婚するのが夢」としてしか書いてもらえなかった景(きょう)。
上巻の最後で信長軍につく泉州海賊:眞鍋七五三兵衛(まなべしめのひょうえ)に『一向宗門徒のために戦ってくれ』と頼んだことで「おもろい女かと思うたが、しょせんただの嬢ちゃん。」と見限られ、その後どうなるかと読み進めていった。

が、『男たちがなんのために戦うのか』を知った景は傷心のまま船から降り、兄・弟達が毛利軍につき信長軍と戦うために木津川合戦に出陣しても嫁入り支度をする毎日だった。

おや?これではなんのための”海賊の娘”というタイトルなのか?と疑問に思っていたら、思わず漏らした父親の一言でまた動き出した。
毛利軍の小早川隆景の考えていることを読み村上一族の生き残りのために策を巡らせる父親。それに翻弄されながらもやはり一族を守るために出陣する兄弟。
そして景は再び自分が運んでいった一向宗門徒のために兵糧を届けたいという思いだけで船を出す。
それは村上一族にとって犯してはならない危険を孕む動きであった。

ここからの景の動きはまるで劇画。
これはフィクションとは言え、ここまで死ななくて強いヒロインはまるでキル・ビルの主人公のようだ。
そして下巻でも景という娘はあまり魅力的ではない。
なぜか自由に生きる女海賊というより頭の空っぽなお嬢ちゃんとしか思えないのだ。

戦う相手の眞鍋や沼間・松浦、そして自軍である村上一族のものたち、毛利軍の乃美・児玉・小早川たちはとてもていねいな心理描写・心意気が描かれているのに。

もしかしたら著者は娘を通してこの時代の男たちが書きたかったのかもしれない。

途中の海戦のシーンなどは読むのがまどろっこしくて、これが劇画だったら一発で状況が分かるのに…なんて思ってしまうのは私の読書力が落ちているからか。
それとも著者が脚本家であるがゆえに、いつか映像化することを考えながら書かれているのか。

『のぼうの城』『小太郎の左腕』と新しい時代小説と面白く読んだのだが、この作品に関してはあまり楽しめなかった。

ニックネーム: アーミー 投稿日:2014/04/10

「ありのまま」に生きるパイレーツ姫に喝采!

ちょうど下巻を読んでいる時に、この作品が、2014年本屋大賞を受賞したのを知りました。やったね! と思わず、Vサイン?


上巻もそうでしたが、下巻も個性的な登場人物のキャラがますます冴えわたり、面白くズルズルと引き込まれて読んでいました。現代風な歴史小説というならとても新鮮で、本屋さんが目指す「売りたい本」というのにはピッタリだと思います。
・・・・と、受賞の感想を先に述べてしまいました。




さてさて下巻でのパイレーツ姫「景」の活躍、どうなったのでしょう。
大坂へ一向宗の門徒を送り届け、泉州海賊眞鍋七五三兵衛たちと顔見知りになった景ですが、戦いを真のあたりにし、頭で描いていたかっこいいだけの戦いではないことを知り、傷心のまま故郷の伊予へ帰りました。
それからの景は、キッパリと舟から降りました。武勇と海賊業の雄姿も影を潜め、相手も決まっていない嫁入り準備に勤しむ毎日。親バカな村上海賊の統領は、そんな娘に満足していました。景は、村上海賊が毛利軍と手を結び、織田と眞鍋海賊の連合軍と戦うことになっても、戦いに行こうとは思っていなかったのですが・・・。自分を慕う門徒たちのことを思い出し、一気に奮いたちます。村上海賊の姫、再び海上へ。荒々しい海賊たちに混じって、眞鍋海賊と戦いに臨みました。


読み応えは、大男泉州海賊の眞鍋七五三兵衛と景の一騎打ち。
普通の男性でも到底叶わない七五三兵衛に、長身とはいえ女性の身で何回も斬られながらも勇敢に挑む景。波にゆれる足場の悪い舟の上ならではの戦いが、映画のワンシーンのように詳細に描かれていました。(やっぱり、海賊ですから、見せ場はこの海上戦ですよね~。)


村上海賊は、当時実在した海賊です。村上景という姫も系図には載っていませんが、『萩藩譜録』にその記録があるそうです。
世間知らずでわがままなお姫さまですが、
守らなければならない信条をしっかりと持って行動していました。
「ありのまま」の自分で生き抜く姿勢を持った女性だったのです。


当時の海賊たちの様子も描かれていて楽しく読めました。舞台が関西だったのも面白味を感じるポイントなのかもしれません。
特に泉州海賊眞鍋のキャラと関西弁は、作品の中でもひときわユニークです。敵ながらあっぱれ!あっぱれ!


パイレーツ姫の活躍を堪能し、「2014年本屋大賞受賞」に賛辞して、ブクレポ完了といたします。
うれしい全品送料無料♪全商品1%ポイント還元!
ご注意!ラッピング、お届け日の指定は承れません!
出版社共同企画!もれなく100ptプレゼント!
BOOKFANのツイッターをフォローする♪
BOOKFANキャラクター大集合!LINEクリエイターズスタンプ配信中☆
電子書籍に自分だけのサインがもらえる!eBookサイン会情報はこちら!
特集一覧へ
ジャンルランキング

小説・エッセイのランキング

転生したらスライムだった件 13

伏瀬(著)


下町ロケット 〔3〕

池井戸潤(著)


コーヒーが冷めないうちに

川口俊和(著)


ランキング一覧へ
ブクポン
アンケートに答えてポイントゲット!
アンケート一覧へ