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本 村上海賊の娘 上巻

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本-村上海賊の娘 上巻
著者: 和田竜 (著)
定価 ¥1,728(税込)
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商品情報

出版社名
新潮社
発行年月
2013年 10月
ISBNコード
9784103068822
版型
--
ページ数
474P
平均評価
(3.5)
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ブクレポ
5件

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村上海賊の娘 OFF
和田竜 OFF

この商品について

攻める信長、干上がる本願寺、自家存続を謀って将の睨み合う難波海。ならオレが行ってやる、びた銭一枚の報酬で。構想四年、ケタ違いの著者最高傑作。

内容紹介

和睦が崩れ、信長に攻め立てられる大坂本願寺。
海路からの支援を乞われた毛利は村上海賊に頼ろうとした。
その娘、景は海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女だった…。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

書籍一覧 > 村上海賊の娘

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: darkly 投稿日:2016/11/26

映画化が期待される。

あまり歴史小説は読まない。なぜなら話の結果が分かってるから。多勢に無勢が真理。でも和田竜の小説の着目点の斬新さは、歴史で行った事件の一部だけを切り取ることで小が大に勝つ局面を話にしていることだ。その中でも最もスケールが大きくキャラも魅力的でとにかく面白い。

ニックネーム: りえこ 投稿日:2015/11/23

醜女な姫って

中世の瀬戸内海を席巻していた村上海賊三家のうちの最大勢力、能島村上の当主・武吉の娘、景(きょう)。彼女がタイトルの村上海賊の娘です。
織田信長と大坂本願寺の熾烈な戦い、その中で海賊の娘は、戦いの趨勢の重要な鍵を握っていた・・・


もっとも史実としては、村上武吉には娘がいたらしい?という程度なので、彼女については100パーセント創作です。
でもそのほかの村上や毛利や織田方の武将・海賊たち、一向宗の坊主たちは実在の人物。戦いも大筋では史実みたい。あんなぐだぐだやってたかどうかは知りませんが。


さて、この景姫、女らしいところは欠片もなく、自ら乗っ取り斬り合う海賊働き。たいていのフィクションでは、男勝りな姫というのは美人と決まっているのですが、この姫は醜女なのですね。毛利方から助勢を求められた父親が、ウチの娘もらってくれたら味方するよー、と条件を出したら、速攻断られるというひどい扱い。父親も何気にひどい。


しかし醜女な姫って新しいなと思っっていたら、背が高く掘りが深くスタイルがいいって、要するにこの時代の美的感覚にあってないだけで、現代的な見方をすればモデル体型の美女ってところでしょう。
実際、彼女が村上の縄張を離れて泉州の海賊と会ったときには、美女や美女やとちやほやされております。このときの景の調子の乗りかたが、ものすごく「らしい」っていうか、もてない女が急にもてたときの反応って感じで面白い。


景は、複数の男をあっさりのしてしまうほど強いのですが、なぜか戦の参加は禁じられ、それを不満に思っています。
そんな彼女が経験する最初の戦が、天王寺合戦なのですね。


戦いの中で、景は思い切りへし折られてしまい、失意のうちに家に帰ります。
自分は何もわかっていない甘ちゃんだった、これからは戦いなど望まずにおとなしく嫁に行こう。。。


しかしそこで終わる景ではなかった!!

ニックネーム: hi2515 投稿日:2015/07/15

どうなるのかなあ?

私は見ておりませんが、“のぼうの城”の映画化でマスコミでは一時賑わっていましたよね。


当地の図書館でも凄い人気で結構待ちましたが、読み始めて?マーク点灯(苦笑)


文章で注釈が多く、読みにくい。行きつ戻りつの説明が長すぎて、4年という歳月をかけて書かれた作品ですから思い入れが深いでしょうし、お調べになった史実を一つでも多く取り入れたいのかもしれませんが、○○公記、△△軍記等々の史実によりますと、地名や地形についても現在と当時の違いや変化がダラダラと。。。まとめてくれると物語に入り込み易いのに(グチグチ)


史実も大切だと思うのですが、行った事のない地や馴染みが薄い地では何度も冒頭の地図を繰り返し見てもどうも今一つ鮮明になってこないのも困ったことですが・・・


これほど時代が遡れば、史実よりも書き手の洞察力を生かして魅力的な人物像を期待していたのですが・・・半分辺りから少しその色が出てきました。


破竹の勢いで勢力圏を押し広げる信長が、目を付けた大阪本願寺をめぐる攻防に巻き込まれる瀬戸内の小島を拠点とする村上水軍の末裔である村上海賊に毛利家から大阪本願寺へ兵糧を運びこむと言う依頼が来ます。


村上海賊と言っても三家(能島・来島・因島)あり、依頼を受けたのは村上海賊を最盛期へ導いた当主・武吉の元だったのです。


その娘が景と言う20歳で当時は醜女で悍婦として評判で嫁の貰い手もなかった読者からしても風変わりな女性を受諾の条件の使者に来た一人の毛利家の警護衆の長であった色白で美丈夫な児玉就英の嫁として景を嫁がせる事だったのです。


自分の風貌にコンプレックスを持っている景ながら男の好みはなんともうるさい!


一人娘で甘やかされて育っているので、その性格に癖があるけれど海賊としての資質は高く、ひょんなことから安芸の門徒20名を小舟で大阪本願寺の木津砦までとどける事になる。


そこから物語は大きく展開し出し、織田方の甲州海賊の巨漢にして怪物である眞鍋海賊の当主である七五三兵衛(めのひょうえ)と出会い、色んな戦いを乗り越えながら、織田信長本人が大阪本願寺征伐に出てくるまでが描かれています。


史実に忠実でありながらも戦闘シーンになると生き生きしてきて、まるで漫画の世界には苦笑ですが、村上海賊の娘なるタイトルなのですから下巻では彼女が生き生きと描かれてほしいものです。


上巻では周りを取り巻く人物の方が精彩があって魅力的でした。この人々以上にどんな風に魅力的に仕上がって行くのかが楽しみです。

ニックネーム: p-mama 投稿日:2015/04/14

村上海賊の娘の何を書きたい?

本屋大賞を取り話題になった本だったし、和田竜の他の作品もおもしろかったのでものすごく楽しみにしていた。

が、上巻を読み始めて「あれ?これがあの『のぼうの城』の和田竜の作品?」と違和感。
もう少し読めば面白くなっている?と期待をふくらませ読み進めていったが上巻ではそこまで行き着かなかった。

物語の舞台は天正4年の天王寺合戦、木津川口海戦。
織田信長と一向宗の10年に渡る長い戦いの中で毛利水軍と村上水軍に戦いを挑んだものである。歴史的には利権関係が複雑で興味深い合戦だが物語ではその辺りはほとんど言及せず、あくまでも村上海賊がどう動くか、がキーポイントとして語られている。

しかしなぜだか主人公の景(きょう)の人物描写が浅い気がするのだ。フィクションとは言え、この時代に女海賊として生きる娘を主人公とするのなら、こういう娘が好き・嫌いに関わらずもっと感情移入出来ないと面白く無いと思うのだが、上巻に出てくる景は「昔の美人モデルとは違うバタ臭い顔立ち」「いかにも海賊という行動」くらいしか読み取れない(私が…なのだろうか?)。
あまりにも単純に「戦うのがおもしろい」「イケメンの海賊の嫁になる」しか考えていない主人公をどう捉えていいのか…。

それに比べて、一向宗の門徒で景に助けられ大坂本願寺まで送ってもらうことになった留吉や源爺、能島村上海賊を率いる景の父村上武吉、様々な思惑はあるが本願寺と共に戦う雑賀党首鈴木孫一らは、この時代の背景・価値観をとても細かく説明されていて人物が生き生きと動いている。

もしかしたら下巻でこの娘が心を持って大変身するのかもしれないが、上巻で惹きつけられないのは痛い。時代小説でもテンポは小気味良くサクサク読めるのでなんとか下巻へと行けそうだが。

ニックネーム: アーミー 投稿日:2014/04/05

ブス?美女?パイレーツ「姫」の活躍に興味津々

「のぼうの城」の和田竜さん作話題の歴史小説です。
海賊といえば、パイレーツ。
日本のパイレーツはどんなのだったのか、興味津々で読みました。


織田信長が天下統一を狙い西に勢力を伸ばそうとしている頃のことです。
日本をとりまく海にも、そこをとりしまる海賊がいました。地方にいくつか勢力のある海賊が出現する中でも、瀬戸内海の海賊は絶大。伊予の村上海賊はもっとも勢いがありました。
信長軍との和睦が崩れ、攻めたてられる大坂本願寺が戦う上で必要な兵糧の海上輸送を、「海賊王」といわれる村上海賊に頼ろうとします。


海賊王村上武吉には二十歳になる娘「景」がいました。彼女は、嫁の貰い手がないほど、醜女で力自慢のお転婆娘。海賊大好きな景は、嫁に行くなら海賊にと決めているのですが、なかなか思うようにいかず、毎日海賊業に励んでいました。そして、その気性ゆえに、父よりも一足先に輸送のために、大坂へ行くことになりました。
大坂付近の海を取り締まる泉州海賊の王、眞鍋七五三兵衛との海賊ならではの友好を交え、時代の流れは、木津川合戦へと突入します・・・。




歴史上、美人という見方は変わるもののようですね。
醜女、つまりブスと書かれている景も、地元では誰からも相手にされないのに、泉州海賊からは、美人と騒がれます。色白の平べったい顔立ちが美人と言われれるのに比べ、景は、彫りの深い西洋風の顔立ちでした。現代なら、美人と言われたかもしれません。


現代的美人で力自慢、気性の荒い男勝りの海賊のお姫さまが、荒くれ男に交じって、恋の駆け引きをしたり、戦場を駆け抜けたりと活躍をします。
彼女を動かすものは、「海賊」としての誇りだったのでしょうか。
「女」ゆえの世間知らずで自由奔放な発言ゆえに、
まわりの侍たちが度肝を抜かれたりするのがとても面白い。
この時代、女性は政治にも性にもとてもあけっぴろげでおおらかだったとか。ある意味自由に生きる景がうらやましく思えてきます。


日本にも、海賊がいて、
海路から天下分け目の争いに加わっていたことも新鮮な驚きでした。
映画の「パイレーツオブカリビアン」を思い出すような
海賊同志の掟やしがらみも、物語を面白くしています。
侍の常識よりも大事な海賊ルールに笑いすらも・・・。


上巻は、信長のおっさんが登場したところで終わり。
この粗野で世間知らずな現代的美人の姫がこれからどんな活躍をするのか、とても楽しみです。
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