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本 緋色の研究

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本-緋色の研究
著者: コナン・ドイル (著)
延原謙 (訳)
定価 ¥496(税込)
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商品情報

出版社名
新潮社
シリーズ名
新潮文庫 ト-3-5 シャーロック・ホームズシリーズ
発行年月
2010年 01月
ISBNコード
9784102134054
版型
--
ページ数
242P
平均評価
(4)
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ブクレポ
3件

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コナン・ドイル OFF
延原謙 OFF

内容紹介

文学の知識―皆無、哲学の知識―皆無。
毒物に通暁し、古今の犯罪を知悉し、ヴァイオリンを巧みに奏する特異な人物シャーロック・ホームズが初めて世に出た、探偵小説の記念碑的作品。
ワトスンとホームズの出会いから、空家で発見された外傷のないアメリカ人の死体、そして第二の死体の発見…と、息つく間もなく事件が展開し、ホームズの超人的な推理力が発揮される。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: あきらパパ 投稿日:2016/01/30

コナン・ドイルの習作か、それともシャーロック・ホームズが手掛ける事件の習作か

一、文学の知識―ゼロ なのに、あのような名言が生まれるのか。
二、哲学の知識―ゼロ でも、実践はしている。人間の知識欲に根ざす“根源的な”活動を。
三、天文学の知識―ゼロ 地球が月の周囲を回転しているとしてもお構いなし。犯罪捜査で天文学が活かされることってないんだろうな。
四、政治上の知識―微量 知っているのは、女王陛下の名前くらい?
五、植物学の知識―不定。ベラドンナ、阿片、その他一般毒物にはくわしいが、園芸に関してはまったく無知。 ホームズは、ミス・マープルじゃないってことだね。で、ベラドンナってどんな?
六、地質学の知識―限られてはいるがきわめて実用的。一見して各種の土壌を識別。散歩後ズボンの跳泥を小生に示して、その色と粘土によりロンドン市内のどの方面で付いたものかを指摘したことあり。 あー、1886年じゃ、ロンドンもまだ未舗装か。にしても、市内でそんなに地質って違うものなの!?
七、化学の知識―深遠 ノーベル化学賞、取れたんじゃない? 血色素にあえば沈殿するが血色素以外のものでは絶対に沈殿しない試薬を発見するくらいなんだから。
八、解剖学の知識―精確ではあるが組織的ではない。 ってことは、ワトスンには劣るってことかな。
九、通俗文学の知識―該博。今世紀に起きた恐るべき犯罪はすべて詳細に知っている。 今だったら「警察24時」は欠かさないだろうな。
一〇、ヴァイオリンを巧みに奏す。 葉加瀬太郎さんと共演して!
一一、棒術、拳闘および剣術の達人 乗馬はどうなんだろう?
一二、イギリス法律の実用的知識深い。 ゆえに、スコットランド・ヤードの顧問探偵


言わずと知れた世界でただ一人の顧問探偵(consulting detective)シャーロック・ホームズのプロフィール。ベーカー街221番Bで共同生活することになった元陸軍軍医ジョン・H・ワトスン医学博士が紙切れに書きとめたものだ(本書28頁。但し、斜体字はあきらパパ)。
パスティーシュ作品『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』を読んで、読みたくなった。シャーリー・ホームズ シリーズを読むのは、初めてである。


本作品は、英語圏で聖書の次に多く読まれていると言われるシャーロック・ホームズ シリーズの記念すべき第一作だ。
「第一部 元陸軍軍医 医学博士ジョン・H・ワトスンの回想録再刻」、「第二部 聖徒たちの国」の二部構成。
第一部では、アフガニスタンで戦役に就いていたワトスンが負傷して帰国し、聖バーソロミュー病院(ん!?)時代の助手スタンフォード(ん!?)と再会し、彼の紹介でシャーロック・ホームズと出会い、ベーカー街221番Bで共同生活を始め、ホームズが言うところの“事件らしい事件”空き家における殺人事件の捜査依頼を警察のグレグスン刑事(ん!?)から受け、犯人を捕まえるまでを描いている。
第二部では、1847年のアメリカ中西部ソルトレークシティーでの出来事と、第一部での事件のあらましが綴られている。


初読であったとしてもホームズとワトスンの関係を知らないわけではないし、ホームズがどのような人物でどのような生業なのかを知らないわけではない。それゆえか、事件捜査を描いた第一部を読んでも、推理小説を読んだときの驚きが伴ってこなかった。驚きが伴わなかったのは、今から130年も前に書かれた“ビクトリア女王時代”の推理小説とは言え、事件発生から犯人逮捕までが淡白であり手に汗握るようなことがないからだろう。老婆が指輪を取り返しに来て、ホームズを出し抜いたところ以外には。
そして第二部に入っていくのだが、舞台は、事件が起こったロンドンとは全く関係のない(と思われる)アメリカ中西部での一人の男と旅の途中で母親を亡くした少女にまつわる話に移ってしまう。この時点で読者は、えっ何で? と混乱をきたしてしまうのではないだろうか。少なくとも私・あきらパパはそうであった。第二部の2章目、全体では第9章に至らなければ、第一部とのつながりが見えてこないからだ。それでも、まだこの段階では、ん、もしや、と思う程度なのだが。


この『緋色の研究』の読みどころは、ホームズの捜査(推理?)ぶりが描かれている第一部よりも、ホームズもワトスンも、ましてやグレグスン刑事やレストレード刑事(ん!?)すら登場しない第二部であろう。第二部の4章目、全体では第11章は、この作品の最大の山場、手に汗握るスリル満点の逃走劇だ。
そして、終章の第14章、ホームズが見事な推理を披瀝し、ここにようやく世界に名だたる探偵が生まれるのである。




パスティーシュ作品を読んでから、この元作品を読んだのだが、実に面白かった。パスティーシュされていること(「ん!?」と付記したところなど)が次々に書かれていて、これ同じようなこと『緋色の憂鬱』にも書かれていたな、と。被害者と加害者の名前と設定だけでなく、誤認逮捕されてしまう青年の名前と設定もそっくりだったし、事件の捜査ぶりや本作品第13章のタイトルと『緋色の憂鬱』の犯人が属しているサイト集団の名前までもそっくり! ま、パスティーシュの“元”なのだから当然と言えば当然なのだが、変なところで感動してしまった。
不必要な知識は絶対に頭に入れないという頑固な知識選別をするというシャーロックのキャラは、「君の言うどれもこれも(化粧品や好きな俳優やミュージシャン)僕の仕事に必要ないものだ。よって脳内の仮想メモリから消去する。」とのたまわっていたシャーリーそっくり。いや、シャーリーのキャラがシャーロックにそっくりなのだ。シャーリーがパスティーシュなのだから。


訳者の解説によれば、シャーロック・ホームズのモデルは、作者コナン・ドイルが学んだエジンバラ大学医学部の恩師であるジョセフ・ベル教授とのことだ。ネット検索したベル教授の写真をみると、ドイルが描くシャーロック・ホームズの風情にどことなく似ている。……ジョセフ・ベル、ん!?、どこかで聞いたことがあるような…… あー、『緋色の憂鬱』の冒頭、イントロダクションの部分で、ジョー・ワトソンが採用面接を受ける聖バーソロミュー病院(通称バーツ)の外科部長で心臓移外科医の権威。しかも、シャーリーの…… こんなところで敬意が表されていたとは!


『緋色の憂鬱』の中で私・あきらパパが気に入ったベイカー街221bの1階のカフェ「赤毛組合(Redsh Guild)」(店主が淹れるコーヒーは美味しいとのこと)は、本作品では登場しなかった。どの作品からパスティーシュされているのだろうか。しからば、しばらくは、シャーロック・ホームズにハマるしかない、か。

ニックネーム: クロニスタ 投稿日:2011/06/23

モルモン教って怖い! …

モルモン教って怖い!

事実とはかなりかけ離れているようですが…

ニックネーム: たき 投稿日:2010/12/04

映画、シャーロック・ホームズに…

映画、シャーロック・ホームズに大ハマリした勢いで購入。
昔とはまったく違った目線で読めてしまいました。
ホームズとワトソンの出会いとはこうだったのかーと。懐かしく思い出したりしました。
わたしの本好きの始まりともいえる、ホームズ。
小学生のとき、ホームズ読みたさに毎日図書館に通ってた、まだ純粋だったあの頃・・・。
この小説、現代風というか、なんかもっと違う風に、読みやすく訳したら、ファンはもっと増えると思うんだ!

・・・腐的な意味です、スミマセン・・・。
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