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本 向日葵の咲かない夏

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本-向日葵の咲かない夏
著者: 道尾秀介 (著)
定価 ¥766(税込)
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商品情報

出版社名
新潮社
シリーズ名
新潮文庫 み-40-1
発行年月
2008年 08月
ISBNコード
9784101355511
版型
--
ページ数
470P
平均評価
(3.5)
: 6件
: 11件
: 12件
: 3件
: 5件
ブクレポ
13件

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道尾秀介 OFF

内容紹介

夏休みを迎える終業式の日。
先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。
きい、きい。
妙な音が聞こえる。
S君は首を吊って死んでいた。
だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。
一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。
「僕は殺されたんだ」と訴えながら。
僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。
あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

著者情報

道尾 秀介
1975(昭和50)年、東京都生れ。2004(平成16)年、『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビューする。独特の世界観を持つ作家として、大きな注目を集めている。’07年、『シャドウ』で本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: jhm 投稿日:2017/04/23

夏休みと言えばワクワクするものだが、この作品の夏休みはそんなものじゃない

本書については、面白いといった好意的な感想から、暗くて不快といった否定的な感想まで、まさに賛否両論だったため興味があった。
この作家さんは「カラスの親指」を読んだことがあるのみだが、そちらとは異なる印象だった。


夏休みの始まる日、主人公ミチオは欠席した同級生S君の首吊り遺体を発見する。
しかし、担任が警察と共に現場に向かうと、S君の遺体は消えていた。
ある日、S君の生まれ変わりだという蜘蛛がミチオの前に現れる。S君は、自分は担任に殺されたのだと言う。
ミチオと妹のミカと蜘蛛になったS君とで、事件を調べることになった。


のっけから小学生の自殺があり、実は殺人であって、しかも犯人は担任教師だなんて、好みが分かれて当たり前だなと感じる。
たとえ物語の上でも、子供が死ぬことに抵抗を持つひとは多い。


少年向けの探偵物語のような爽やかさは無いため、以後の展開も嫌うひとは嫌うものなため、ここが賛否分かれる所以かとも思うが、違和感が拭えない。
何だか、ある人物の存在がおかしいような。
その人物は事件と直接関係が無いのだが、重要な人物ではある。その人物がおかしい気がする。
そして読んでいくと…。


小学生の少年の抱える問題と絡めてはあるが、少年の心情を描く作品ではないため、読了後も何の解決も腹落としも出来ないため、気分は良くない作品と言えるかもしれない。
子供だからこその歪みや残酷さ、そういったものの恐ろしさを書いてはいるが上手くは伝わっていないかもしれない。
少年を描く場合には、必ず救いを用意しておいて欲しい。


事件の犯人がわかった状態で進むため、「刑事コロンボ」のようであるが、そのまま謎解きで終了とはいかない。
きちんと二転三転があるところは楽しめる。


ラストも好みの分かれるところだろう。
ああ、そう終わらせちゃったかと何とも言えない気分になった。


それにしてもミチオは口が達者だな。

ニックネーム: kanpain 投稿日:2015/07/25

後味の悪い

主役がなんとも異次元な扱いで、最後も後味の悪い。

ニックネーム: sun 投稿日:2014/11/11

怖くてせつない話でした

主人公の少年、S君、主人公の母等、それぞれの謎めいた闇が
描かれていて、怖さとせつなさを感じました。


特に主人公の少年の世界は読んでいくにつれ、その怖さと悲しさが増し、
結末が気になって読み急ぎました。


読み終えたあと、少年の世界ではなく本来の姿の世界に戻して思い返してゾッとしました。


小説の世界だけであってほしい、そう願わずにはいられない
物語でした。

ニックネーム: はしりっこ 投稿日:2013/12/02

どうも釈然としない

ニックネーム: 文庫屋 投稿日:2013/07/30

忘れられない夏

プロローグとしてミチオ君の独白がありまして、
そこから確かに悲劇の予感はありました。
しかし。
ミチオ君の小学4年生の夏休みは始まったばかり。
同級生S君の死に遭遇しますが、
それでもミチオ君の日常は続きます。
何だか様子のおかしいミチオ君のお母さんや、
3歳児なのに妙にしっかりした妹ミカ。
何となくシックリしないながらも平凡な日常が続くかと思われましたが、
S君が蜘蛛となって甦って来た辺りから、
徐々におかしな様相を呈してきます。
何故S君は最後までフルネーム無しでイニシャルのみなのか。
まぶしく明るい筈の夏の日も、
一歩屋内に踏み込めば却って暗がりの陰影を際立たせるばかりで、
何だか不気味な印象があります。
S君を相棒にミチオ君はS君の死の真相を追い始めますが、
真実に近づいたと思うとまた別の様相が見えてくる、の繰り返し。
だんだんミチオ君の平凡な日常が崩れていく様が、
真に迫って、本当に怖かったです。
最後のシーンは肝が冷えました。
そして癒されない悲しみや、
底知れない無力感のようなものを感じました。
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