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本 精霊の守り人

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本-精霊の守り人
著者: 上橋菜穂子 (著)
定価 ¥637(税込)
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商品情報

出版社名
新潮社
シリーズ名
新潮文庫 う-18-2
発行年月
2007年 04月
ISBNコード
9784101302720
版型
--
ページ数
360P
平均評価
(4.5)
: 11件
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: 0件
ブクレポ
11件

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上橋菜穂子 OFF

内容紹介

老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。
精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。
建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。
痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

著者情報

上橋 菜穂子
1962(昭和37)年東京生れ。川村学園女子大学助教授。オーストラリアの先住民族アボリジニを研究中。著書は、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『月の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、『神の守り人来訪編・帰還編』(小学館児童出版文化賞)などがある。2002(平成14)年巖谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: クロニスタ 投稿日:2016/04/15

物語のはじまり

新ヨゴ皇国の第2皇子チャグムが水妖の卵を宿した。神話では水妖を倒した始祖が建国したのが新ヨゴ皇国となっている。その血を受け継いだ子が、穢れていてよいわけがない。帝は実の子の暗殺を命じる。すべては国のため、聖なる血筋を守るため。

事故を装い激流に落とされたチャグムを、偶然居合わせた女用心棒バルサは助ける。しかし暗殺の危険が取り除かれたわけではない。第二、第三の刺客がチャグムに放たれた。危険を察した二の妃からチャグムの護衛を頼まれたバルサは、幼い皇子の命を守ることを請け負う。


壮大な物語が始まる。




・・・イントロとしてはこんな感じ。


NHKのドラマを見てから原作を読んだので、頭の中ではずっと綾瀬はるかが活躍する物語としてシリーズを読破してしまった。


設定はちょっとややこしい。


人間が暮らすサグという世界と、精霊だとか怪物だとかが住むナユグという二つの世界があって、チャグムは水妖の卵をはらんだことによって、その二つの世界を行き来することができる稀有な存在。あの世とこの世ということでもないので、同じ時間と空間にありながらも、それぞれが異界として存在する。ときたまそれぞれが干渉し合い、不具合が生じる。


チャグムのはらんだ卵を食べようとする怪物がいるのだが、怪物は怪物でたぶん本能のまま、その卵が食いたいからチャグムを追っている。ナユグの摂理からすれば、たぶん自然なのだと思う。でもサグの視点から見ると、その卵がかえって成長してくれないと、旱魃がおこり(なんたって水の精霊だから)大飢饉になることは必然だから、食べられるわけにはいかない。


帝は帝としての体面だけを気にするので(後にわかるが、この体面を守ることだけが帝の仕事であり国政の根幹)卵もろともチャグムを殺そうとするので、チャグムは帝からの刺客と怪物とに追われ、バルサは双方からチャグムを守らなければならないはめになる。


しかも卵がどうしたら孵化するのか誰も知らない。その謎を探るために多くの人間が関わり、部族に残る言い伝えや、古い石板の記録を読み解いていくのだが、その謎解きの過程が面白くてグイグイ物語に引き込まれる。


登場人物も多種多彩で、敵味方、追うもの追われる者に分かれはするのだけれども、誰も憎めない。心情が理解できる。


ドラマはこの本一冊分で終わってしまったが、この後もっと面白くなる。
この本を読んだ人が、次巻を買わないということは考えにくいので、買って読もうかなと思った人は七、八千円の出費は覚悟したほうがいい。

ニックネーム: 7720432 投稿日:2014/06/20

大人が楽しいファンタジー

たまたま助けた新ヨゴ皇国の皇子チャグムを託された、女用心棒のバルサ。
チャグムは精霊の卵(国の建国神話を揺るがす精霊)を宿したため父である皇帝から命を狙われている。
バルサは幼馴染の手を借りながら、チャグムを守るため戦う。


主人公バルサの年齢が中々のものだ。三十路で独身。性格は冷静で淡々としている。戦い方は全く怯まない。
想うい合う者はいるが、辛い過去からか「待った」をかけている。


バルサ・チャグム・バルサの幼馴染のタンダの視点や刺客側である「狩人」、星読みのシュガの視点と色々な方向からそれぞれの思惑が動いていく。


中でもハッとさせられたのが新ヨゴ皇国側の建国神話と先住民の伝承とに違いがある時、バルサが先住民の伝承の方を信じた際、チャグムが何故と問いかけたのに対する返事だ。
「強いものが伝えた伝説と弱い者の伝えた伝説では、弱い伝説の方が曲げられるだろう」という言葉だ。
伝説といえども(だからこそかもしれないが)強い者の手によって都合の良いように作られていくのだろう。


シリーズはまだまだ続いているのでこれから読み進めたい。

ニックネーム: ko42871 投稿日:2012/10/15

何度も読んでます

NHKBSでアニメ化され放送されていました。なんとも不思議なエンディングで「なんだ?この変な歌・・・」と見たのがきっかけ。
おばさん(!)が主人公のファンタジーって新鮮・・・!!!主人公はアラサーですが、この世界では30代はおばさんです。おねえさんではない。
超強くて、クールで、強情なおばさんのこころによぎる母性、女心、子供の頃の思い出など心情の描写が泣けます。加えてとってもよくできた異世界の舞台!地図もあるし!

文庫版の方が絵がないので好きです。アニメ見たせいで、アニメの人物しか想像できず、こちらの最新刊が出るのを待って読み進めました。

とにかく面白いです。

ニックネーム: furuburi 投稿日:2011/06/06

短槍使いのバルサこと、女用心棒…

短槍使いのバルサこと、女用心棒が主人公の壮大なファンタジー小説の第1作目です。
児童文学の部類に入るのかもしれませんが、大人も充分楽しめる、王道ファンタジー読み応えのある作品です。シリーズ化されていますが、一話完結になっています。

いわゆるファンタジーの名作とよばれるものの多くが、少年〜青年の男子を主人公にしていますが、この作品は、30代女性を主人公にしていて、とても特徴的なストーリーだと思いました。

第1作目であるこの本は、今後のシリーズで重要な人物である、チャグムという、皇太子との出会いの物語です。
スピード感のある内容で読みやすく、ファンタジー小説ならでわの、ドキドキ、ハラハラはもちろん、穏やかなシーンや、おもわず涙してしまう場面もあり、盛りだくさんな内容と、女性でありながら、プロの用心棒として自分を盾に戦う事を選んだバルサの苦悩や葛藤も書かれています。

私はこの精霊の守り人を読んで、かなりハマってしまい、一気に全シリーズを買って、寝る間もおしんで読みふけりました…というか、寝る間も惜しいほど続きが読みたくてたまらなくなる作品でした!
長いお休みが取れた時など、まとめて読んでも、楽しめる作品だと思います!

ニックネーム: さばとら 投稿日:2011/02/20

「大人が楽しめる児童」を書く作…

「大人が楽しめる児童」を書く作家さんとして有名だが
人間の心の深い部分まで表現されている素晴らしい物語。
世界観の確立が素晴らしく、神話と政治の成り立ち方など
本当にどこかの国をのぞいて作ってるのでは?と
疑ってしまうほどのリアリティー。
フワフワしたアイテムや呪文に頼らず
しっかりと着実に物語が進んでいく。

シリーズの続きが楽しみ。
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