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本 マキアヴェッリ語録

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本-マキアヴェッリ語録
著者: マキアヴェッリ (著)
塩野七生 (著)
定価 ¥561(税込)
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商品情報

出版社名
新潮社
シリーズ名
新潮文庫 し-12-6
発行年月
2009年 01月
ISBNコード
9784101181066
版型
--
ページ数
273P
平均評価
(5)
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ブクレポ
1件

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マキアヴェッリ OFF
塩野七生 OFF

内容紹介

「天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである」「いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される」「人間は必要に迫られなければ善を行わない」…。
浅薄な倫理や道徳を排し、ひたすら現実の社会のみを直視した、中世イタリアの思想家・マキアヴェッリ。
「マキアヴェッリズム」という言葉で知られる彼の思想の真髄を、塩野七生が一冊にまとめた箴言集。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

第1部 君主篇(わたしがここに書く目的が、このようなことに関心をもち理解したいと思う人にとって、実際に役立つものを書くことにある以上/歴史に残るほどの国家ならば必らず、どれほど立派な為政者に恵まれようとも、二つのことに基盤をおいたうえで種々の政策を実施したのであった。それは/きみは、言う。「そうはならないだろう。われわれは彼らに対し、一致団結するであろうから」しかし ほか)/第2部 国家篇(祖国の存亡がかかっているような場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される/これまでの歴史を見ても、その中で細心の注意を払って共和制を築きあげてきた人々はとくに、改革を迫られた制度のうちでは、自由を守るための制度を整えるのが、最も重要なことだと考えてきた。なぜなら/なぜ、人々の心に自由に生きることへの強い愛着が生れてくるのか、という問いへの答えは簡単である ほか)/第3部 人間篇(名声に輝く指導者たちの行為を詳細に検討すれば、彼らがみな、運命からは、機会しか受けなかったことに気づくであろう。そして/運命について力量について時代性について/古代えが中絶されるのを望まな・リヴィウスはこう言っている。「運命は、自分の考えが中絶されるのを忘ましい場合、その人を盲にしてしまう」と ほか)

著者情報

塩野 七生
1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。’83年、菊池寛賞。’93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。’99年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。’07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: あきらパパ 投稿日:2015/12/30

グサリと刺されるような言葉、あるいはニヤリとさせられる言葉

与えられたチャンスは必ずつかめ、
いつの日かチャンスは来なくなるからな。


これは、私・あきらパパが好きな言葉の一つですが、この言葉を初めて知ったのは、「ホテル ニューハンプシャー」という映画で。確か、フロイトという名の大道芸人のセリフだったかと。
そうそう、この映画を観て、長女のフラニーを演じていたジョディ・フォースターのファンになりましたね。フラニーという名前もよかったのかも。グラース家のフラニーと同じだから。でも、キャラ、タイプは全く違うと思いますが。
映画「ホテル ニューハンプシャー」の原作は、ジョン・アーヴィングの同名小説。機会があれば、ブクレポしてみたい。そのためには、もう一度読み返さないと(^^ゞ


「与えられたチャンスは……」の話でした。
この言葉は、まだ若かりし私・あきらパパにはとってズシリと響くインパクトがありました。同じチャンスはそうそう巡ってこない。後になって、あの時に……、と思ってみたところでもう遅い。これぞと思った時には遮二無二勝ち取らなければダメなんだ、と。
で、この言葉、てっきりジョン・アーヴィングが作品の中で書いた言葉だとずっーと思っていました。この『マキアヴェッリ語録』を読むまでは。


「なにかを為したいと思う者は、まずなによりも先に、準備に専念することが必要だ。機会の訪れを待っての準備開始では、もう遅い。幸運に微笑まれるより前に、準備は整えておかねばならない。このことさえ怠りなくやっておけば、好機が訪れるやただちに、それをひっ捕まえてしまうこともできる。好機というものは、すぐさま捕まえないと、逃げ去ってしまうものである。―「戦略論」―(本書206頁)」(下線はあきらパパによる)




本書は、マキアヴェッリの思想の「抜粋」です。著者の塩野七生氏が、本書冒頭の「読者に」の中でそう書いています。
なぜ、「要約」でもなく、「解説」でもなく、「抜粋」としたのか。理由は二つ。マキアヴェッリが「作品を遺した」から。そして、500年このかたくり返されてきた彼の思想への賛否両論の対立の歴史を調べて結果、到達した結論である、とのこと。
これは、マキアヴェッリにとっての「生の証(あかし)」=「作品」が与えてくれる快感を存分に感じてほしい、と塩野氏が願うからなのであり、塩野氏といえども、ことマキアヴェッリに関して書いたものを、読者から「証例冗漫」とだけは言われたくない、と。
加えて塩野氏がこの本の読者にお願いすることは、「あなたの関心が刺激された箇所について、あなたのご意見を聞かせていただきたい」とのこと。なぜなら、マキアヴェッリ自身、実際に役に立つものを書くのが自分の目的だ、と言っているから。
それゆえ、本書に抜粋されたマキアヴェッリの言葉は、次の言葉から始まります。
「わたしがここに書く目的が、このようなことに関心をもち理解したいと思う人にとって、実際に役に立つものを書くことにある以上、想像の世界のことよりも現実に存在する事柄を論ずるほうが、断じて有益であると信ずる。―「君主論」―(本書62頁)」


マキアヴェッリは、今から500年前、イタリア・ルネサンス期終焉の時代のフィレンツェ共和国の外交官ですから、彼の言葉は政治を論じていることが中心となっています。ですが、塩野氏は「政治とはもっと広いもので、いってみれば、もてる力を、いかにすれば公正に、かつまた効率良く活用できるかの「技」ではないかと考えています。(本書15頁)」と述べ、また、「「君主」の原語であるプリンチペとは、現代でも、第一人者、リーダー、指導者を指す場合にしばしば用いられる表現であり、「国家」も、場合によっては、共同体とか組織とかに意訳して読んでもさしつかえないというのが、西欧での読み方である(本書16頁)」と述べています。
その意味では、マキアヴェッリの言葉は、現代においても社会生活のあらゆる場面、会社でも、学校でも、PTAでも、趣味の集まりでも、箴言として活かせるのではないでしょうか。(どう活かすかは、読んだ人次第でしょうが。)




さて、本書には、「君主論」、「政略論」からを中心に183編が抜粋されています。
浅薄な倫理や道徳を排し、ひたすら現実の社会のみを直視したマキアヴェッリの思想の真髄。あなたの琴線に触れる言葉は、あるでしょうか。
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