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本 奮闘するたすく

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本-奮闘するたすく
著者: まはら三桃 (著)
定価 ¥1,512(税込)
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商品情報

出版社名
講談社
発行年月
2017年 06月
ISBNコード
9784062832458
版型
127×188mm
ページ数
239P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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まはら三桃 OFF

内容紹介

最近、佑のおじいちゃんの様子がおかしい。
近所で道に迷ったかのように歩いていたり、やかんをコンロにかけっぱなしにしてボヤ騒ぎを起こしたり…。
「行きたくない」としぶるおじいちゃんをなだめすかして、佑はデイサービス(通所介護)に連れていくことになった。
しかも、佑が逆らうことのできない早田先生は、そこで見たこと、聞いたことをレポートして夏休みの自由研究として提出しなさいって…。
友だちの一平と“ケアハウスこもれび”に通うことになった佑は、お年寄りと接しながら、介護される人と介護する人、それぞれの気持ちに気づいていく。
坪田譲治文学賞受賞作家が描く、子どもにとっての「介護」とは?

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次

1 夏休みの宿題
2 こもれび
3 祖父、キレる
4 早田先生登場
5 リニさんの話
6 いろいろな個性
7 立ち入り禁止の部屋
8 祖父、不通所宣言
9 祖父の苦しみ
10 よし子さん、いなくなる
11 花の部屋のこと
12 セミの脱皮
13 こもれびの生活
14 替え歌カラオケ大会
15 時間旅行
16 無表情なおばさん
17 レポート作成
18 お笑いライブ

ブクレポ (レビュー)

ニックネーム: こたろう 投稿日:2017/07/18

夏休み、小学生が介護体験を自由研究にすることになります。

祐(たすく)のおじいちゃんはこのごろ少し変です。
どうやらおばあちゃんを癌で亡くしてから少し気落ちして呆けてしまったらしいのです。
そこで入浴のためにデイサービスを利用することになるのですが、元警察官のおじいちゃんは
「まだ呆けていない」と嫌がります。
そんな時、佑はクラスの担任、小学生に間違われるほど小柄なくせに柔道の有段者で視線に力のある女の先生、早田先生に介護現場、デイサービスのレポートを頼まれてしまいます。
写真も添えて夏休みの自由研究にと。
カメラマンに友達の一平も頼まれふたりしてデイサービスをおじいちゃんの大内義雄との同行して訪れることになります。


ドキドキして乗り込んだ車にはお年寄りがいっぱい。一平はみしらぬおばあちゃんに「まさちゃん」に間違われてその後、まさちゃんと呼ばれつづけます。
そして訪れたデイサービスの『ケアハウスこもれび」にはいろんな職員と通ってきたり、住んでいるおじいちゃんおばあちゃんがいるのでした。
まずはベテラン職員の林さん。
元刑事でプライドの高いおじいちゃんを優しく導いてお風呂に入れるのに祐はおどろきます。そのお手伝いをしてくれたのが男性職員の佐藤さんとシンガポールから介護の資格を取りにきているリニでした。
さすがのおじいちゃんもリニのいきなりのハグとチューにはあらがう術もなく言うことを聞くことになります。
吉川とろみさんは調理担当。本名は知美なのですがお年寄りが食べやすいように料理にとろみをつける名人なのでそう呼ばれているのでした。


二階も見せてもらったのですが、気になった締め切りの「花の部屋」だけは入室禁止でその理由も教えてくれません。気になる祐ですが……


早田先生も張り切ってこもれびを訪れ生徒の祐たちと同じように介護のお手伝いを体験します。
祐は脳梗塞で半身不随のかたことしか話せない北村さんと相性が良かったみたいで気に入られてしまいます。


おじいちゃんはこもれびでの子供じみた遊戯、それも回復のための訓練なのですが、バカにされた様子で気に入らない風で「くだらん」と一喝、また通わなくなってしまいます。
それを説得する易しい林さん。
そして再び訪れたこもれびで、こんどは塗り絵をすることに。ハラハラする祐でしたが、刑事時代犯人の似顔絵かきは得意だったおじいちゃんは意外にも得々とぬり続けるのでした。


行方不明になったよし子さんというおばあさんをおろおろさがす職員と祐たちを落ち着かせて「現場百回」ともう一度探し忘れている場所はないかと指摘したのもおじいちゃんでした。


そんなとき、おじいちゃんは祐から二階の「花の部屋」の秘密をきいてスキを見て覗き見てしまいます。
けれどそのことは祐に話してくれないおじいちゃん。
思い切って一平と二人部屋を訪れた祐はそこで一人の寝たきりのおばあさんに会うのでした。


コミカルで元気な主人公と呆けてきてもプライドを持って生きようとする祖父、そしてそんな気持ちを理解して接するこもれびの職員。
そんな厳しいけれど優しさの詰まった介護の現場を紹介する児童小説です。
高年齢化や少子化、介護の問題も子供だから知らなくてもいい、とは言えない時代になってきたなと、感じさせる時代に沿った内容の一冊でした。
とくに「花の部屋」にまつわる部分があることで物語が締まった気がします。
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