pagetop

本 武田勝頼 3 新装版

ほしい!に追加 twitter
本-武田勝頼 3 新装版
著者: 新田次郎 (著)
定価 ¥822(税込)
BOOKFANポイント: 38 pt
or
Tポイント: 22 pt (Yahoo!ウォレット決済利用時)

商品情報

出版社名
講談社
シリーズ名
講談社文庫 に4-12
発行年月
2009年 09月
ISBNコード
9784062763882
版型
--
ページ数
487P
平均評価
(5)
: 1件
: 0件
: 0件
: 0件
: 0件
ブクレポ
1件

新刊お知らせ登録一覧へ »

武田勝頼 新装版 OFF
新田次郎 OFF

内容紹介

織田・徳川の連合軍を迎え撃つため勝頼は築城を決意する。
しかし新府城が完成してまもなく、まったく予期せぬ木曾衆の謀叛が発覚、同時に織田軍が甲斐進攻を開始した。
さらに御親類衆筆頭・穴山信君のまさかの裏切り。
最強といわれた武田軍は、なぜろくな戦いもせずに内部から崩壊したのか。
武田滅亡の完結編。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

著者情報

新田 次郎
1912年長野県生まれ。無線電信講習所(現・電気通信大学)卒業後、中央気象台(現・気象庁)に勤務。’56年『強力伝』で直木賞、’74年『武田信玄』ならびに一連の山岳小説により吉川英治文学賞受賞。’80年67歳で他界した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: クロニスタ 投稿日:2013/10/23

武田氏滅亡

長篠の戦いで敗れた武田軍は名将、勇将を失いながらも世代交代で新たな人材を登用し名誉挽回の機を伺っていた。そして織田軍牽制で利害の一致した上杉氏や北条氏と手を組み、自領の安全は確保した。高天神城はまだ抑えており、家康もうかつには侵入してはこなかった。

しかし、家康は勝頼に対してゆさぶりをかける。地方の小さな城にちょっかいを出しては勝頼の動向を見定めた。援軍を出さなければ、武田は苦しい台所事情が見透かされる。人を割くのも厳しかったが、援軍を出せば出すだけ戦費は嵩み、何度も動員をかけられる領民には不満が募った。


人心は武田を見限り始めていた。


もともと信玄という強力な統率者がいたため武田はまとまっていたが、信玄が出てくる前は内乱状態だった。勝っているうちは団結しているが、負けてくると綻びがそこかしこから出てくる。


そこにもって決定的に人心の離反を促したのが、躑躅ヶ崎館を捨てて新府城への移転を決めたことだ。信長家康連合軍に進行された場合、籠城に適する城がなかったことを憂えた穴山信君(穴山梅雪)の案を取り上げ、財政面や人的負担の懸念材料を秤にかけたが、武田家存続のために勝頼は移転を決断した。


人心の離反を理由に最も反対した真田昌幸が築城の責任者となったのは皮肉としか言いようがない。この移転案を献策した梅雪は、すでに家康に内通しており、昌幸が反対した理由そのものを利用して、武田を滅亡に追い込もうとしていた。


以上の流れは小説の筋としてそうなっているということなので、実際そうなのかはよくわからない。


しかし、まず木曽衆の寝返りによって信長軍の侵攻を抑える要を失い、また御親類衆筆頭の梅雪の裏切りによって、家康軍の侵攻の許したことで、両腕をもがれた勝頼は戦う術をほぼ失った。武田の敗色は濃厚だった。それをみた他の家臣も、次々に勝頼を裏切り、勝頼は完成した新府城に籠ることもできなかった。この時になって、人心が離れてしまっていたことにようやく気づいたことだろう。上杉家に身を寄せるという逃げ道もあったが、すでに再興の夢はかなわないと悟ったに違いない。最後は身を寄せようとした小山田信茂の館付近で、小山田に裏切られ討ち死にした。
こうして甲斐の名門武田家は滝壺にまっさかさまに落ちるように瞬時に滅亡した。


武田家臣団の裏切りには、信長からの所領安堵の密約があったようだが、その約束を信じて信長の面前に出た者のほとんどが殺されている。小山田信茂は最後の最後で主君を裏切った卑怯者として罵倒されてうえに処刑された。許されたのは木曽衆と穴山梅雪くらいだ。


憎むべきは武田家を敵に売った張本人・穴山梅雪だが、勝頼の死後わずか3カ月後に本能寺で信長が討たれたときに堺にいたため、急ぎ甲斐に戻ろうとした途上で落ち武者狩りにあいあえなく死んでいる。


失意のうちに討ち死にした勝頼と、得意絶頂の信長の死がわずか3カ月しか違わないことに、戦国時代の激動が伝わってきて感慨深い。
うれしい全品送料無料♪全商品5%ポイント還元!<a href="index.php?module=ecrlist&action=plist&it=BK"target="_parent">▼新刊・予約はコチラ!</a>
ご注意!ラッピング、お届け日の指定は承れません!
大量一括注文窓口はこちら!
出版社共同企画!もれなく100ptプレゼント!
BOOKFANのツイッターをフォローする♪
BOOKFANキャラクター大集合!LINEクリエイターズスタンプ配信中☆
最高3,000円分ギフト券プレゼント中!お買い物時にご利用ください!
特集一覧へ
ジャンルランキング

新書・文庫のランキング

アキラとあきら

池井戸潤(著)


教団X

中村文則(著)


鹿の王 1

上橋菜穂子(著)


ランキング一覧へ