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本 涙倉の夢

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本-涙倉の夢
著者: 柏葉幸子 (作)
青山浩行 (絵)
定価 ¥1,728(税込)
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商品情報

出版社名
講談社
発行年月
2017年 08月
ISBNコード
9784062201605
版型
A5変形
ページ数
239P
平均評価
(4)
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ブクレポ
1件

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内容紹介

母が、どうしても買いたがっていた、実家の倉。
倉の中で、亜美は不思議な体験をする…!?人間と動物が、いまよりも仲良く暮らしていた、そんな世界の物語…。
感動のファンタジー。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: こたろう 投稿日:2017/09/17

涙倉とはお仕置き代わりに入れられた物置代わりの蔵の事でした。

さがえと呼ばれるさなえの母親の実家が昔温泉旅館を営んでいたころの、今では唯一残っている三ノ倉。
タイトルにもしましたが、いけないことをした子供たちがお仕置きに入れられたから「涙倉」と別名のある倉に思い出があって母はその古い蔵を買い取ってしまいました。
里帰りしてその倉に入るとさなえは過去へ旅して動物の顔をした不思議な人たちと出会います。
倉でつまずいたさなえは、見まわすと見慣れたい人たちがいるのに気付きます。
山から来たのか、と問われそのまま仕事を命じられ、猿の姿に見える女性を手伝っているうちに、そこが山と里との交流展だということが徐々にわかってきます。
ねずみのばば様の指示でうごく獣の姿をしたひとびとは、本当の姿をなぜかさなえには見せているのですが、人に交じって暮らしているのでした。


山で暮らせない獣や志願して降りてきた、いわばスパイのような役割を持った獣たちを迎え入れるかわりに、里の間引かれる運命にある赤子を山に連れて行って育てる、そんな奇妙な交換が行われているさなえにとっては昔の時代に出くわしたのでした。
そして現在に戻ってきて、猛禽類(のちにハヤブサだったとわかるのですが)の姿をした青年と出会います。
彼、隼人は昔、里の下りてきた獣たちの子孫の家に入り込んで何やら探している様子です。気になったさなえは隼人の後をついていき、見つかって逃げ出してきた隼人を救います。


その隼人から彼が里に下りてきた理由、人が山を開発し荒らした結果、大事な滝の水が枯れそうになっていることを知ります。
その水源を探り、移すために必要な「水じしゃく」のありかを探しに来ていたのでした。


八巻市というおそらく花巻市をモデルにした舞台で繰り広げられる、古風な雰囲気と人の欲望と身勝手さのために追い詰められていく、山の獣たちの哀しい行く末が浮かんでくる柏葉さんらしい和風のファンタジーに仕上がっていました。
ハヤブサの顔の青年や着物を着て一心に荒いものをする猿の女の子などのイラストも印象的で、さなえを受け入れてくれた猿の少女が人の世界に溶け込んで今では夢だった先生になって登場する場面も印象的でした。


和風のファンタジー小説というのは、どこか物悲しいお話になってしまうのは何故なのかなと、そうではない勇壮でユーモラスでもあるファンタジーが西洋には多くあるのになと、柏葉さんの描く湿度の高い物語を読んで思いました。
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