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本 死国

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本-死国
著者: 坂東眞砂子 (著)
定価 ¥637(税込)
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商品情報

出版社名
角川書店
シリーズ名
角川文庫
発行年月
1996年 08月
ISBNコード
9784041932025
版型
--
ページ数
344P
平均評価
(4)
: 1件
: 2件
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: 0件
ブクレポ
2件

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坂東眞砂子 OFF

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: クロニスタ 投稿日:2011/06/25

四国は『死国』へと通じる

四国、それは『死国』へと通じる。

四十八カ所の霊場を死者の年の数だけ逆まわりすれば、すなわち「逆打ち」をすれば死者は甦るという。

東京で生活に疲れた主人公の比奈子は郷里である高知県の村に帰る。幼友達とも再会、初恋の相手、文也とも再会し淡い恋の記憶がよみがえる。しかしいつも一緒で一番仲の良かった莎代里は事故死していた。しかも比奈子が東京へ転校していったすぐあと。まだ中学生だった。


莎代里は口寄せ巫女の家系に生まれた。村人は何か困ったことがあると先祖の霊を呼び出し、そのお告げを解決への指標とした。その際に依り代となる役割を莎代里の家の女が代々担ってきた。しかし、莎代里が死んでしまったことによってその役割を担う後継者が絶えてしまった。莎代里の母は、その後、狂ったように遍路を繰り返すようになる。逆打ちだ。そしてついに莎代里が亡くなった年と同じ回数を逆打ちし終えた。


そのあと、比奈子のまわりで次々と不可思議な現象が起こりはじめる。
莎代里は本当に甦ったのだろうか・・・


莎代里の母の奇怪な言動、村人が見たという死んだはずの人の姿、老女の頭に次々と甦る忌まわしい記憶。ざわざわした空気が村全体を包みだす…


土着的な伝承と土佐弁で編む類い稀な表現力で、払っても払っても、まとわりつくように寒気が体から離れない。稀にみる傑作だ。毛が逆立つ感覚を何度も味わう。女性ならでは耽美的な表現も妖しく、男性作家ではこうは書けない。


気に入った本はたまに再読するが、『死国』は、最近面白い本がないな~、と読書意欲をなくしたときに真っ先に頭に浮かぶ本で何年かに一度は読む。今回が5回目の再読だった。


ご存じの方も多いと思うが、『死国』は夏川結衣主演で映画化されている。本の表紙の幽霊は栗山千秋。
映画はひどい出来だった。霊魂が甦る幽霊と、死体が甦るゾンビを勘違いしていた。ゾンビ映画は視覚と痛覚を刺激するが、幽霊は聴覚や触覚や想像力で補って感じるものだ。見えなくてもいる(感じる)もの。全然違う。ゾンビは肉的で質量があるが、幽霊は気配で、溶け込んでいるから質量がない。


映画化なんてしなけりゃ良かったのに。原作を冒涜している。


この本は絶対にまた再評価される日が来ると思う。

ニックネーム: さばとら 投稿日:2011/03/13

随分昔に読んだ作品にもかかわら…

随分昔に読んだ作品にもかかわらず、
今も心に絵として残る美しいジャパニーズホラー。
四国のお遍路を元にしながら、リアルな世界から
幻想的な世界にどんどん引き込まれていった。
死をすごく身近に感じられた。

又是非読みたい一冊。
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