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本 犯罪小説集

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本-犯罪小説集
著者: 吉田修一 (著)
定価 ¥1,620(税込)
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商品情報

出版社名
KADOKAWA
発行年月
2016年 10月
ISBNコード
9784041047385
版型
127×188mm
ページ数
331P
平均評価
(3)
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ブクレポ
1件

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吉田修一 OFF

内容紹介

失踪した少女を巡り、罪悪感を抱え続ける人々。
痴情のもつれで殺人まで行き着いたスナックママ。
名家に生まれながらギャンブルの沼にはまった男。
閉鎖的な過疎の村で壊れていく老人。
華やかな生活を忘れられない元プロ野球選手。
犯罪によって炙り出される人間の真実。
凄絶で哀しい5つの物語。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

ブクレポ  ( ブクレポについて

ニックネーム: まーち 投稿日:2016/12/22

実際にあった事件を連想させる短編集

この作品は、5つの短編を収録したものなのだが、どれも、実際にあった事件を連想させるものばかりだった。

『青田Y字路』 7歳の女の子が行方不明になるという事件が発生する。女の子のランドセルが発見されたが、何者かによって誘拐されたのか、それとも事故なのか、わからないまま時が過ぎていく。それから10年。再び、小学生の女の子が行方不明となり、人々は、ある人物を疑い、彼を追いかけたのだが、それが、恐ろしい事態を引き起こすことになってしまい・・・


『曼珠姫午睡』 小・中学校時代の同級生だった女性(48歳)が事件を起こす。スナックを営んでいた彼女は、三角関係のもつれで、交際していた男性を、別の、交際していた男性に殺させたというのだが・・・


『百家楽餓鬼(ばからがき)』 大手運送会社の御曹司が、ギャンブルにはまり、借金地獄に堕ちていく話。


『万屋善次郎』 限界集落に住む老人が、村おこしのために、良かれと思ってやったことが裏目に出て、「村十分」にされてしまう。その後、その老人は、次第に精神を蝕まれ、残虐な凶行におよび・・・


『白球白蛇伝』 プロ野球選手が、引退後も派手な生活を止められず、借金を重ねた挙げ句、犯罪を犯すことに・・・


どの話も、事件そのものを描くというわけではなく、犯罪者となってしまった者たちの生い立ちなどを描くことによって、事件の背景を明らかにするという感じだった。


個人的には、「白球白蛇伝」が一番よかった。
犯罪者となってしまった父親のせいで、母親の実家に引っ越すことになった小学生の息子の、所属していたリトルリーグの試合での、最後の登板が描かれているのだが、父親の話のあとに語られる場面が、あまりにも切なかった。


この作品を読むと、犯罪を犯してしまう人と、そうでない人の差なんて、紙一重なのではないかと思ってしまった。
一線を越えてしまうか、とどまれるかは、本当に些細なことに左右されるような気がする。
どんな人でも、一つ間違えば犯罪者になってしまう可能性があるという怖さを感じさせられる作品だった。
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